Mayumicron33

旅と猫と映画と美味しいものがあれば生きていけます。 国内/海外含め印象的だった旅の思い…

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旅と猫と映画と美味しいものがあれば生きていけます。 国内/海外含め印象的だった旅の思い出を書き連ねています。自分の記憶力もなかなか捨てたもんじゃないな、ということを再発見しました。 旅ネタが尽きてきたので、映画も増殖中。

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    名作もB級もZ級も大好物。海外ドラマも。

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台北のお気に入り:いつまでも残ってほしい活版印刷店「日星鑄字行」

デジタル印刷が主流になったなか、めっきり姿を見なくなった活版印刷。 昔ながらの印刷技術で、印字したい文字部分が凸状に盛り上がった先端にインクをのせ、圧をかけて紙に押し付ける方法。一文字ずつのハンコを何百個も組み合わせて文章を作り、大量に同じ文章を刷ることができる、という技術ですね。 活版印刷だと、凸部分を押し付けたことにより、インクの文字と一緒に紙にへこみができる。 こういうのって、「人の手が加わっている」というのを実感できるから大好きだし、無くなってほしくないアナログ感。

    • 映画のはなし:『オッペンハイマー』は会話劇なのにIMAX!贅沢!でも……

      2024年のアカデミー賞でひとり勝ちしたと言っても過言ではない、クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』。作品賞をはじめ、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、撮影賞、編集賞、作曲賞と主要部門含め7部門でオスカーを手にしました。 第二次世界大戦中に、アメリカの(ほかにもカナダとか周辺国も参加してたらしいが)核開発を目的に各科学者たちを総動員した「マンハッタン計画」の化学部門リーダー、ロバート・オッペンハイマーの半生描いた映画。日本人としては、なんとも言えない気分になるだ

      • ドラマのはなし:『ナイト・マネジャー』の続きが来るぞーーーー!

        Amazonプライム・ビデオで配信されている『ナイト・マネジャー』。2016年制作と、だいぶ前の作品ですが、めちゃんこ面白かったのにシーズンが更新されていない作品です。 まぁ、主演のトム・ヒドルストンがマーベル映画に出始めちゃった、とか、原作の分は終わっちゃった、とかいろいろ理由はあると思うのですが。 いやもうね、ホントに面白かったのよ!この作品。 まず、私の中に「ジョン・ル・カレに外れナシ」と思っている節もあるのですが、骨太スパイ作品。 ちなみにジョン・ル・カレは、スパ

        • 映画のはなし:シャラメが!シャラメが立った!『デューン 砂の惑星 PART2』

          ようやく観ました。 IMAXが『オッペンハイマー』に取られちゃって、時間が合うIMAX上映を探すのに一苦労でしたよ。しかも最近あんまり行ってない映画館に行ったもんだから、「え?IMAXのスクリーン、こんなに小さかったっけ?」と驚いてしまった。 やっぱり行き慣れた映画館に行くのがいいな、と感じた今日この頃。 そんなこんなで、『デューン 砂の惑星 PART2』。 ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品は大好きなので、もちろん『PART1』もIMAXで観たのですが、更にド迫力映像になってい

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          映画のはなし:『処刑人』が!Ⅲが!制作されるらしいじゃないですか!

          いやもう、マジですか。 大好きなんですよ、『処刑人』。 X(Twitter)のアカウントを2019年に取得してるのにいま発表とか、ホントに制作されんのか?という疑いを捨てきれませんが……。 今回もショーン・パトリック・フラナリー(兄)とノーマン・リーダス(弟)のマクマナス兄弟は健在らしい。 いや! 『処刑人』は大好きなんだけど!! ショーン・パトリック・フラナリーもノーマン・リーダスも大好きなんだけど!! やっぱりデフォーは出てくれないのか……という悲しみですよ。 カメ

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          ライブの話:倍額でも見る価値ありと思う!ジャネット+TLCライブ

          4月再開予定の週末お遍路さんなので、女3人、お休み期間中は特にお出かけせずにの予定ではありましたが、実は名古屋1泊旅に出てきました。 今回の目的は、ジャネット・ジャクソン「TOGETHER AGAIN TOUR」!! 東京公演(というか、横浜だけど)はチケット取れなくて、名古屋まで馳せ参じたのですわ。 正直、ジャネット・ジャクソンもTLCも超詳しい!今でも聞いてます!大好き!!って訳じゃないのですが、やっぱりこの目で見られるタイミングがあるなら、絶対に見たほうがいいアーテ

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          週末お遍路さん(21):徳島23札所完了!日和佐町、めっちゃいい街でした!

          昨夜は23番さんのお向かいにある薬王寺温泉に入って、たらふく食べた私達。本日は徳島最後となる23番を打ち終わったら、14:30発の徳島駅行きの電車まで日和佐を観光。 なので、いつもよりゆっくり起きて、「素泊まりとは?」のご用意いただいている食パン+コーヒー、そして前日のお宿でもらった大きなバームクーヘンで朝ご飯。 荷物は本館の土間に置いてOKのご連絡をいただいていたので、本館にザックだけ置かせていただき、お参りセットのみを持って23番さんに出発。 薬王寺さんに行く前、高

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          映画のはなし:おめでとう!『ゴジラ-1.0』 &プレゼンター最高すぎ!第96回アカデミー賞

          日本人としては3.11は忘れてはならない1日ですが、今年は第96回アカデミー賞の授賞式でもありましたね。 日本からも『君たちはどう生きるか』(長編アニメーション映画賞)、『PERFECT DAYS』(国際長編映画賞)、『ゴジラ-1.0』(視覚効果賞)と3作品が最終候補作に残っていて、個人的にもどうなるか楽しみだった。 ま、終わってみたら、順当に『オッペンハイマー』1強(大好きなランティモス監督の『哀れなるものたち』も予想以上の結果でうれしい)で、大枠は無難に納まった印象。

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          映画のはなし:音楽は美しくも残酷『TAR/ター』

          週末お遍路さんをはじめたので、帰ってくるたびに「忘れる前に書かなくては!」とお遍路さんレポートばっかり書いており、すっかり映画感想がおざなりになってしまっている最近。 という訳でお遍路さんが冬休みの間に、「やっぱブランシェット姉さんハンパないっすね!」と驚愕した、『TAR/ター』について書いておこうかと。 監督は、3作目となる本作『TAR/ター』を含め、全作がアカデミー賞にノミネートされているという、トッド・フィールド。すごいよね。個人的に、ブラッドリー・クーパーもトッド

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          週末お遍路さん(20):女3人、日和佐の古民家お宿に大興奮

          徳島県最後の札所、23番・薬王寺さんを目指し歩き続けた1日も終盤。最後は片側に海を眺めながら、下りの国道をひたすら歩くのみ。誰ともすれ違わず、たまーに車に追い抜かれる程度の道程は、山道とは違う「3人でよかった~」と感じたり。 ちょっと疲れてきたタイミングで、「下りは小走りの方が疲れないかも!」と走ってみたり、よく分からないテンションになったりもしましたが(冷静に考えると大人がやることじゃない)、着々と日和佐の街に向けて歩き続ける。 途中、自転車で私達を颯爽と追い抜いて行っ

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          週末お遍路さん(19):海だ!海だ!!うーみーだーーー!!!

          トイレを(半ば勝手に)お借りした福井ダムを後にして、強風のそこそこ長いトンネルを抜けたら、そこに見えたのは……またしても山!!!! ちょっと!!海いつよ!!! いつ海見させてくれるのよ!!!!! しかしまだ海まではけっこうな距離がある。 ところどころにあるお遍路休憩所に立ち寄りつつ(ホントに何もないところの休憩所を管理して下さっている方には頭が下がる)、変わらず国道を歩く私達。 途中の休憩所にあった地図を見て、ようやく海が近づいたことを知りつつも(なんか疲れてて写真撮るこ

          週末お遍路さん(19):海だ!海だ!!うーみーだーーー!!!

          週末お遍路さん(18):人生初のダムカード入手!

          怒涛のお接待をいただいた後は、徳島県最後となる23番・薬王寺さんを目指して黙々と海を目指して歩くのみ。お世話になったお遍路宿・山茶花のおかあさん曰く「はじめて歩くなら海沿いを歩くのがおすすめ」とのことなので、まずは海へ! とはいえ23番さんまではひたすら国道を歩くので、3人でおしゃべりをはさみつつ、ひたすらアスファルトの道を歩き続けました。 そしてとうとう看板にも「室戸」の文字が登場! この文字を見て、「高知だ!!徳島から高知に入るんだ!」と実感しました。 いや、まだまだ

          週末お遍路さん(18):人生初のダムカード入手!

          週末お遍路さん(17):ステージ付のお宿と怒涛のお接待

          遍路宿にタクシーで乗りつけること、2回目。 歩き遍路さんから絶大に支持されているお宿「山茶花」さんに到着し、宿のおかあさんに「まずはお部屋まで案内しましょうね」と連れて行っていただくと、なんとステージ付きのめっちゃ広いお部屋! 「お風呂は空いたら声かけるから」とのことなので、とりあえず全員でちょっと懐かしい昭和の旅館を彷彿とさせるステージ付のお部屋を堪能(緞帳が降りててステージには上れなかったけど)。めっちゃ広いお部屋で、思い思いに荷物を広げ、タイパ重視のお風呂ローテーショ

          週末お遍路さん(17):ステージ付のお宿と怒涛のお接待

          週末お遍路さん(16):神様(お大師さま)、やっぱりちゃんと見てるわ……

          21番・太龍寺さんのロープウェイで無事に地上に帰還し、予定していたバスにさっそうと乗り込む私達。どうやら下校の時間だったらしく、先客はランドセルを背負った多くのキッズたち。そっか、確かにこの辺だと学校も歩きで行くのは難しいよね。1時間に1本くらいしかないバスで登下校するのも大変だよなぁ、なんて考えながら、予定プランの半分くらいの時間で「中山中バス停」に到着。 「なんかずいぶんとまだ山の中の感じじゃない?」 「まぁでもここからお宿まで歩いて40分かかるからねぇ」 「とりあえず

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          週末お遍路さん(15):西の高野はロープウェイもすごかった!

          「3大遍路ころがし」の3番目を無事にクリアし、21番札所・太龍寺さんに到着して早々、舎心ヶ嶽で若かりしお大師さまが修行する姿を拝見し、今度は急坂を下って太龍寺さん本堂へ向かう。 ちなみに舎心ヶ嶽については、前回存分に語らせていただいております。 ロープウェイができてからはここの乗り場正面がメインなのかな?山門は昔ながらの歩き遍路道の先にありましたが、ロープウェイ側の方が賑わってました。まぁそらそうか。 「西の高野山」こと太龍寺さんではやらなきゃいけないことがたくさん!何に

          週末お遍路さん(15):西の高野はロープウェイもすごかった!

          週末お遍路さん(14):「徒歩10分」を鵜呑みにしてはいけない

          美しき那賀川を過ぎて、太龍寺さんへの山道に差し掛かった私達。 でもしばらくはせらせら流れる、透明度が高い小川に沿ってじわじわ上る気持ちのいい道。 「なんかもっと急激に上ると思ってたけど、こんな気持ちのいい道でいいのかな」 「1本道だから間違えるはずないしねぇ」 「ずっとこんな道だといいな~」 「いや、そんなはずはない!下り合わせて6kmでこの角度だったら同じくらいの標高まで行けるはずがない!!」 疑心暗鬼のまま進む太龍寺さんまでの山道は、3人で会話しながら歩くこともできる

          週末お遍路さん(14):「徒歩10分」を鵜呑みにしてはいけない