いや、長時間フライトの予定はないんですけど……。
ないけど、旅行行くぞの目標を忘れないためにも、長時間フライトにむけて、何をして時間をつぶしていたかを予習しておこうと思って。

幸いにも空港や旅客機が大好きなので（やっぱりワクワクするし）、基本的に長時間フライトがそこまで苦痛じゃない、というのはかなりのアドバンテージだと思います。スモーカーだけど、「タバコ吸いたい！ムリ！！」とかならないし。

とはいえ、十時間くらい乗っていると当然飽きることもあるわけで。
「いつも機内で何してるんだろ、私」というのを思い出してみました。

■機内必須品
ご大層な物は持って行かないのですが、長時間フライトでの必需品はこのくらい。
・マスク
・蒸気でホットアイマスク
・水
・お菓子（しょっぱい系と甘い系）
・イヤホン（有線）
・フード付きパーカー
・防寒用ストール
・極小エコバッグ（免税店の袋で代用可）
・無印のS字フック

ちなみに服装は、ゆるゆるのワイドパンツかロングスカート。あぐらかいてるのが分からない服、大事！

■寝る
長時間フライトで絶対的に必要な行為。それは睡眠。
なので、通路側が不動の人気と言われる座席ですが、個人的に窓側が好きです。寄りかかれる場所があるのとないのじゃ大違い！最近はエコノミーでもヘッドレストの角度を変えることができるので、窓側じゃない場合はこちらを活用。
そして頭を左右にゴロゴロしても大丈夫なように、ヘッドホンではなくカナルイヤホン派です。落としてもなくさないように有線なのも必須！

パーカーのフードをかぶったり折りたたんだりの試行錯誤で高さを調整し、寝る時のベスポジを探しています。そして寝る時は大好きな「蒸気でホットアイマスク」を装着！光を遮るより、気持ちいいのでここ数年は長時間フライトの必須グッズ。

昔、朝7:00発の便に完徹で乗って機内で寝ようと思ったら、着陸直前に「あと30分でベルト着用サインが点灯しますが、機内食召し上がられますか？」とCAさんに起こされたことがあります。
寝ぼけて「あぁ、はい」と答えてしまい、寝起きで機内食を食べた思い出もあり。あと30分、寝かせてほしかったよ……。機内食いりません、って言う前に寝ちゃった私も悪いけどさ。

■映画を観る
機内エンターテインメントは重要！搭乗してまず最初にチェックしますから（そしてビジネスとのラインアップの違いに悲しんだりする）。
今はサブスクのダウンロードもあるのでそちらも利用するけど、なんか機内の一期一会な作品を観るのも大好き。日本公開前の作品もあるし。

機内で観るなら、頭を使うサスペンスより、アクションとかコメディとかアニメが多いかも。もしくは、２回目以降の作品。
密かな楽しみは、日本語吹替＋中国語字幕で、漢字だとどう表現されるかをチェックすること。『マトリックス』で「ミスタ アンダーソン」が「安徳森先生」になるのか！と驚いたのを強烈に覚えています。

あと、ボリウッドも機内映画でオススメ。この際、長い映画観てやろう！って気になる。

■食べる
機内食や夜食のほか、「今回は寝る！」と決めた場合以外は、基本、出されたものは食べる派。毎回思うけど、飛行機って座ってるだけなのになんであんなに食べられるんだろう。気圧のせいなの？マジで謎なんだけど。

そしてお菓子が大好きな私は、絶対に途中で「お菓子食べたい病」が発病することを知っているので、甘い／しょっぱいお菓子の持ち込みも必須。

「やることない→食べる」ってデブまっしぐらなんだけど、飛行機だからいいや、と開き直っています。帰りのフライト前は、小銭処理と称して各国のお菓子を買い込むのがルーティン。
でもここで「なにこれ！超美味しい！！」というお菓子に巡り合った場合、おかわりを買えないという切なさもある。

北米路線に乗った時、エコノミーなのにギャレーにお菓子バスケットを作ってくれていたフライトがあって、「マジで神！！」と感動したことがあります。たぶん、アメリカ系の航空会社。

■ハングマンをやり続ける
英単語の文字数分のアンダーラインがあって、そこに当てはまるスペルを当てて、ハングマン（つるされた人）になる前に正解を出す、というゲーム。

どこかの路線の機内エンターテインメントでハングマンがあって、飽きもせず何時間もやり続けたことがあります。
旅友ちゃんとふたりで悩んでたら、お隣のおばちゃんが「ｊよ」と教えてくれたり、トイレ待ちのおじさんに「ここがｄ」と教わったりと、あんまり交流のない機内でご近所さん交流を楽しむことができました。

しかしハングマンを完成させるとか、改めて考えるとすごいゲームよね。

そして、ホントに機内の時間って大した事しないないんだな、私。と痛感しました。