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【797/1096】気づいた後が楽しいのだ

息が通ってないことに気づく。
息が止まりそうに気づく。
呼吸のことをやり始めると、日常で息を詰めていることに気づくことが増える。
最初は、発見した喜び(?)があって、「こんなに止めてたのか!」と驚く。
けっこうもう誰かに言いたい!くらいな感じで。
しかし、そこで、気づいて終わり。
としてしまうと、だんだん嫌になる。
いつまで経っても、「あ、また息止めてた」と気づくだけになる。
そうすると、息が止まらないように気をつけようとなって、注意することが増える。
注意すると息が詰まるので、止まりやすくなる。
負のループにはまる。

息が止まらないように気をつけるのではなくて、
息が止まらないように動けばいいのである。
どうしたら息がとまらないかな?といろいろやってみる。

たとえば、コップを取るのに、あ、このままだと息が止まるなと気づいたら、止まらないように取る動きに変えればいい。

「あれ?なんか楽しそうですね」
とは今日のセッションの方のご感想。
そうです。楽しいんです。

自分なりの動き(答え)を見つければいいし、やってみてなんか違うんだったら変えればいい。
日常の所作ぜんぶでそれができるのだから、チャンスは日々たくさんある。
そういうことをひとつずつ積み重ねていくと、いつのまにやら、自分なりの最適な状態ができあがっている。
最適な状態と言うのは常に変わり続けていくものでもあるから、結局、「これで終わり」とはならないけれども、だからこそ楽しいし面白いところではないか?と思う。

留まっているとかたまる。
詰まる。
今、なんだかつまらないなら、とどまっているからかもしれない。

では、また。


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