呼吸仲間の神さんが、谷中にあるご自分の生まれ育ったお寺で、深呼吸のワークを開催するというので、参加してきました。

お寺と言う空間、場に入るだけで浄化される。
物が片付いている、掃除されて清められているというのは、非常に大切なことなのだなと実感します。

江戸初期に建立されたお寺で、よく手入れがされている草木と井戸があり、石畳がきれいな寺院。
400年くらい続いているというその歴史を聞くと、なんだか身が引き締まる。

本堂に入る前に、僧侶からお清めの儀式もしていただき、さらに身が引き締まりました。

そこから、三黙堂のお話を聞き、本堂で厳粛な気持ちで、深呼吸の衝動のワークを受けました。

深呼吸の衝動は、身体から引き出される深呼吸したいという感覚に応じて、深呼吸をするという非常にシンプルなワークですが、それゆえに、非常にパワフルでもあります。
自分の身体の膨らむのと縮むのを感じながら、気持ちよく身体に応じて呼吸する。

畳を張り替えたばかりのようで、若々しい井草の香りがして、深呼吸するたびに自分の心も身体も洗われていくような気がしました。
心が凪いでいくのに合わせて、身体の感覚もかなり繊細に感じられ、いつもより深いところに入れた感じ。

そして、自分を観察する存在が非常に強く感じられて、これってやはり仏様が近い場所だからなのかも？と思ったり。
本尊の阿弥陀如来さまが、見守っていてくださったのかもしれません。
その場、空間の持つ力もあるのかなと思わざるを得ない体験になりました。というなんか、自宅やスタジオでやるときとは、一線を架したワークが体験できました。

この深呼吸の衝動というワーク自体もすごいので、どんな場でやっても自分の中の落ち着きや静けさにつながることができる。
だけど、場（空間）がもつ力っていうのもすごいのだなと改めて感じました。
ととのえられた場に入ると、勝手にととのう。
日常もそれが大事だな。

かなりの静謐さが自分の中にあり、自分の中心がはっきりとしていて、その源から湧き出るものに応じて呼吸を送り、呼吸が出される。
そして、終わった後は清々しく、けれどもかなり重厚なぶあつい自分を感じました。

神さんの導き（インストラクションというよりは、導きという感じがした）も的確で、かつ過不足なく、導いてくれるので、初めての人でも迷いなくワーク出来ます。
そして、仏教と呼吸のワークの通じるところを教えてくださったりして、すごく興味深い。

帰り道に、上野の森を散歩して帰ったりすると、季節の瑞々しさを感じられるかも。
私は今日は子どもが振替休日だったため、のんびりできず残念。。でも、帰り道もかなり繊細にいろいろなことを感じました。

お寺での呼吸ワークを受けられるのは、神さんのところだけなので、ぜひ体験してみてもらいたいです。
自分の中にこんなに静かな落ち着きがあったのか！という体験ができることは、間違いないでしょう。
私は、この上なく整いました。

（ご本尊にお参りしてから、ワークをしました。）

毎月呼吸のワークを開催されるそうなので、ぜひ足を運んでみてください。
詳しくは、神さんのFacebookまで！
今後のスケジュールなども更新されてます。

では、また。