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【602/1096】上から目線のおっさんたちとの遭遇

自分が向き合ったことがいいことは、
嫌でも何でも何度もやってくる。
実際、今までもそうだったなと思う。
だから今回もそうなのだろうと思った。

最近、何度も起きていることに
「おっさん(50~60代)が偉そうに子ども(または女性)を叱る」
というのがある。

ある日は、車の通りがほとんどない近所の道(ただし公道)で、子どもが遊んでいたら、鬼の首を取ったように怒鳴られたらしい。
泣きながら帰ってきて、膝を抱えていた。
なかなか話をしようとしなかったが、ポツポツと話す内容をつなげると、
①いきなり怒鳴られる
②びっくりしたので逃げる
③追いかけてきて、おっさんの謎理論を(子どもは何を言っているか理解できないが、彼にとっては正義らしいこと)ぶちかまされる
④怖くて家に帰ってきた
という流れ。
「自分は悪い子なのか?」と訴えるので、それは違うと説明した。
たしかに、公道で遊ぶのは危険があることだ。しかし、だとしても、注意の仕方というものがある。
そのような大人の言うことは聞かなくてよい。
正しいかどうかなど関係ない。
子どもが一人でいるときに怒鳴るようなおっさんは、弱い者いじめをしているのと同じだから。
あなたのことを思って注意をしてくれる大人は、そのような注意の仕方はしない。
パパや先生や○○君のお父さん(←子どもが信頼している大人)が、同じ注意をするときに、そのおっさんと同じように言うと思うか?と聞いたら、
「それは絶対ない」と答えた。
だったら聞かなくてよいのである。
そして、逃げてきたことをうんと褒めた。よく逃げて来たね、こわかったねと言ったらば、わんわん泣いていた。
こういう人は、子どもには自分が上に立てると確信しているから、横柄な態度で理不尽に怒鳴っている。そして、それは自分が正しいからと暴力を振りかざしていることを振り返って反省したりしない。

またある日は、あるカフェで女性たち(60代~70代くらい)の集団が楽しそうにおしゃべりをしていた。多少声が大きかった。
60代くらいのおっさんが、「うるさい、黙れ!」と怒鳴りだし、「俺は客だ。しゃべるなら外でやれ」とこれまた理不尽極まりない理由で、俺が正義だとばかりに大きな声を上げた。
女性陣は「ごめんなさいね」とそそくさと出ていってしまったのだが、まじでお前が黙れ!と言う感じだった。
これも、絶対、女性だったからこのように強気に出たのだと思わざるを得ない。
なぜならこの時、お客さんにも店員にも、男性がいなかったのだ。
もし、屈強な男性がいたら、この人、同じことしただろうか??という疑念が湧く。

またある日は、子どもが歩行者天国を押して歩いていて、後から来る私を待つのに、道を曲がったところで止まった。
逆方向からきたおっさん(60代くらい)が、同じ方向に曲がって、自転車にぶつかりそうになった。
そしたら、子どもにものすごい勢いで怒鳴り始めた。
曰く、こんなところで止まるのは危険極まりなく、犯罪と同じだ。けがをしたらどうしてくれるんだ、とこれまた理不尽極まりない理由を並べたてられた。
確かに、後ろから来ている人への注意は足りなかったかもしれないが、そもそもあんた、前見て歩いてなかったじゃん。しかも、子どもはちんたらゆっくり歩いていて
とこれを言うとさらに拗らせるだろうと思ったので、いったん急に止まってびっくりさせたことを謝った。
しかし、今度は私に「親ならちゃんと見とけ」と怒鳴りちらし始めた。
以前なら、早く終わらせたいという一心で何度も謝ってしまったのだが、こんなおっさんになぜ自分が謝る必要があるのか?と一旦、怒鳴らせておいた。反論するタイミングまで待とうと思ったのだ。
しかし、そこに夫が追い付いてきて、「どうしたの?」と聞いてきた。
そしたら、なんとそのおっさん、そそくさと逃げ出したのだ。
出た!!!!!
おい、待て!このクソじじい!!!と首根っこ捕まえたくなったが、逃げるおっさんのほうが早かった。
道行く人が、「いやーねー」と声をかけてくれたが、見てたんなら助けてくれれば・・・と思わなくもない。

これが、この2週間くらいのうちに起きた出来事なので、
あー、もうこれに向き合えってことかなーと思った。

おっさん。。。
女、子どもに上から目線で、くっそ偉そうに説教垂れてくるくせに、男には何も言えない情けないおっさん。

この、女性や子ども(自分より弱いと思い込んでいる)に対して上から目線で、偉そうに怒鳴りつけてくるおっさんをものすごく嫌いだということを認めよう。
実際のところ、存在自体があり得ない、絶滅すればいいのにと思っている。
が、たぶん当分絶滅しない。存在しているし。
平均寿命的にもまだ20年以上は残っているだろうよ。。

このおっさんたちの境遇やら、こうならざるを得なかった環境やら、男だってつらいんだみたいな理論は、ものすごく学んだのでたぶん普通よりも知っている。
DVする加害者についてかなり専門的に学んだので。
だから、なんか、そういう人も嫌ってはいけないと思っていたのだなとわかった。
そういう人もその人なりの理由があるのだから、と理解をするのと、好き嫌いは別のことなのに。

日常、息を止めないようにしているのだが、このおっさんたちに会うと、奥歯をぎりぎり噛みしめたくなるし、眼に力入れたくなる。
自分的には、この攻撃性が出せるようになったのは、格段の進歩なのであるが、それをやると息止めることになる。
(ちなみに昔は凍り付いて動けなくなり、ひたすら頭を下げて通り過ぎるのを待っていた。でも頭を下げると、あの輩は調子づくので説教が長くなり、苦痛以外の何物でもなかった。)

このような大嫌いなおっさんのために、自分の息を止めるなんて、なんてもったいないことを!!
もう二度と、この人たちのために息止めたりしないのだ。

私はただ人を人として、その存在同士、お互い誠実に、公平に、対等に関わりあいたい。
私の望みはただそれだけ。
そして、私は私の好きと嫌いを大事にしていいのだ。

では、また。

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