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【665/1096】「べき」の苦しさから自分を解放する

数日前、あさいちで、女性のひきこもりという特集をやっていたのを見たのだが、私は引きこもりではなかったが、過去に当てはまることが多すぎて、いやーほんとそのとおり!と思ってしまった。

真面目なのである。
小学生の頃から真面目と言われてきたのだから、たぶんもう真面目なのである。
ちなみに「真面目だねー」と言われて嬉しかったことは1回もない。言った方も喜ばせようと思って言ってることなかったと思うけど。

真面目なので、「〇〇すべき」「□□でないとダメ」「こうしたほうがいい」と外から言われたことを、自分の中に全部取り込んでそれができないとだめだとした。
「べき」を自分の内在化したのである。

内在化すると人に「~すべき」言われると、「そのとおり」と思うので、できない自分に原因があると思う。
それがたぶん、もっとも追い詰めることじゃないかと思う。
自分で自分を追い詰めると、際限なく自分を否定するから。

あさイチの中で、「ああ、それあったなー」と思ったことに

ファミレスでメニューを決められない

というものがあった。
自分が何を食べたいか、飲みたいかよりも、「何を食べるのが今は正解か?」となってしまう。好きなものを選べばいいと思っても、「何が好きかわからないので選べない」となってしまう。
自分を失う、自分がわからなくなる。
そうなると、誰か別の人に頼る、言いなりになってしまうなどのことが起きるという話。
これですよ。。まさに。

好きなものが何か?を自分で探して、それをOKにするということから始めた。
道端に咲いている花で、黄色い花が好きか、オレンジの花が好きか。
そういうところから、自分の中に内在化した「べき」を解放していった。

「~すべき」と聞いても、「いやーそれは無理でしょ」と思えるようになるまで、5年はかかった。
今でもたぶん完全にぬけきっているとはいいがたいけれども、自分の内側の「べき」に気づいたら解放してあげることにしている。

自分に「べき」を押し付けていると、人にも押し付けたくなる。
人にべきを押し付けるより、自分を自由に解放するほうが人生ははるかに豊かになる。

では、また。


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