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【836/1096】始末の精神

始末をつけるというのは、面白い言葉だなと思う。
辞書によると、

始末(しまつ)を付(つ)・ける
きちんと処理をする。締めくくりをつける。

大辞林

とあった。

始めと終わり。
開始と終末。
はじまりがあればおわりがある。

終わりを、きちんとここで終了、終わり、おしまい、と区切らないでおくということもよくある。
あいまいなまま、なんとなく。

でも、そうすると、それがうっすら残っていて、次のものが入ってこない。

「始末」という言葉は、一見、「始末する」「始末におえない」など、あまりよい印象を与えない感じがするが、これもまた、大辞林によると
物事の始めと終わり。始めから終わりまでの細かい事情、または成り行き。
物事の締めくくりをつけること。後片付けをすること。
浪費をしないように気をつけること。
とあって、うまく終わるように物事を進めるというのを始末の精神というらしい。

うまく終わるように、というのは案外大事で、そこをなんとなくうやむやにしないで、うまいこと運ぶようにする工夫をしろってことなのかなと思った。

自分は、始末をつけるのが苦手であったが、ここを大事にしてから、次がちゃんとやってくるようになった。
次のためにも、始末はつけておいたほうがよいということだ。

ひとつひとつ、始末をつける。
大事。

では、また。


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