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『Re活』 *Reconsider 編* ロジックよりスピリチュアル?いや、 やっぱりロジックだろう笑

タイトルがややこしくてすみません笑

今回はだいぶ個人的な思いをnoteに吐き出しちゃおう〜!という企画。笑

実は「こんまり流で片づけのコンサルをやっている」」と人に話すと、よく「それってちょっとスピってるやつ?」(要するにスピリチュアルな、宗教的な要素が強いのでは?と言うこと)などと言われることが結構な頻度であるのです。

確かに「ときめき」とか「魔法」などというキーワードは、気をつけないとそれを使いすぎる事によって女子好みのファンタジー感を通り越し、言葉に一人歩きされてしまいそうなポテンシャルがあるような気はしますよね。

ただ私が思うに、いくら片づけが好きだと言ってもそれを人に教えることを仕事にするということはほぼファンタジーな世界からは程遠い、決して甘い話ではありません。もちろんやりがいはありますが自分の家を自分のペース片づけるのとは大きく訳が違います。

そういった分野でたくさんの経験を積まれた後に、誰もが確実に片づけを終わらせる事ができるメソッドを確立したこんまりさんは、見た目こそまるで妖精のようにふわふわして可愛らしい方ですが、知られざるところで想像を絶する苦労や努力をされたはずです。彼女はスピリチュアリストでもなんでもありません。片づけのプロの中のプロです。私などはまだまだ足元にも及びません。

何より「モノを捨てる」ことが必然的に伴う「片づけ」において、「なんであれを捨てちゃったんだろう...もう二度と戻ってこない...」などという後悔をさせない安全性は絶対に必要ですし、また「片づけようと思って卒アルを見ていたら1日が終わってしまった...」など、やりかけてもなかなか終わらないという非効率性などの問題も解決しなければなりません。

彼女が提唱するモノ別片づけは(それに関しては何度もこのnoteに書いているので詳細は割愛させていただきますが)「一気に短期に完璧に!」という合言葉のもと「片づけ祭り」とあえてイベント化することで気持ちに勢いをつけ、簡単なカテゴリのモノから始めて徐々に難易度を上げていき、最終的には片づけが比較的難しいとされる思い出品まで含めて短期間で終えてしまうことができる画期的なもの。

そして片づけ終えるとガラッと変わった家の様子に脳が反応し、革命なようなことが起こるのではないかと思っています。私は脳科学者でもなんでもないのでこれは単なる個人的な見解でしかありませんが、リバウンドが起こらないとされる要因はここにある気がします。

なんとなく科学的根拠もあるような気がするのは私だけでしょうか。

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もしそういった物理的なことよりもむしろスピリチュアルなイメージが強い、ということであれば「片づけはマインドが9割」などと謡い、苦手な人のほとんどが持っている「捨てる罪悪感」の呪縛を解放するための考え方がある意味独特であるためかな、と考えます。

一般に片づけといえば「捨てるものを選ぶ」行為であるところ、そうではなく自分に問いを投げかけながら「ときめく」と感じたものを選んで残すために(残さないものを)捨てる、そしてその際は自分に学びを与えてくれたものだからと感謝して手放す、などといった精神的な「教え」が含まれているのもその理由かもしれません。

余程自分に厳しくなければあえて自分の「苦手」をやり通す、というのはなかなか難しいことです。どんな方法であれ、弱い自分にあえて「暗示」をかけ、それに助けられて家が住みやすくきれいになっていくならそれを使わない手はないかなと。そういった部分では確かにスピリチュアル感はあるのかもしれません。ひとつの思想に傾倒するのが嫌いな私でも自分の片づけの時にはその「自己暗示」に助けられました。

ただ片づけによってしっかりとした「自分軸」が磨かれてくるので、終わると同時にかけた「片づけのための自己暗示」を自分でちゃんと解いてあげればいいのです。

私はこんまりさんの片づけの圧倒的な効率の良さを誇るロジックが好きです。そしてプラスアルファで女子の心をくすぐるちょっとした遊び心が加わっているのもいいと感じています。例えば見えないクローゼットの中にこっそり推しアイドルを拝み倒す?マイ神棚を設置したり笑、吊るす洋服は右肩上がりとか笑、手放せなかったキーホルダーをしまい込まずにハンガーに飾ったり、見た目にこだわりつつ残したモノをちゃんと使い暮らしにエスプリを効かせる、というもの。結構これが楽しい。そして自分の「ときめき」が自分でわかるのも楽しい。

ただし最近はお客様との片づけレッスンにおいては「ときめき」というワードの連発を控えるようにしました。あまりに使ってしまうとお客様の「自分軸」を奪い取ってしまうような気がし始めたからです。

現場でレッスンをすると、こちらからあえて言わなくてもお客様がその表情でそれを感じていらっしゃる瞬間に出会えます。「ときめき」という感情は私たちコンサルタントが「与える」ものではなく、お客様ご自身が「片づけ」を通して自然に身につけられ、あえて言葉にしなくても内面から湧き出てくるものだと感じています。

つい最近のレッスンで「こないだお葬式があって、いつもなら黒いストッキングを探すのに今回は探さなかった(=すぐ見つかった)!!」とおっしゃったお客様の表情が忘れられません。そのお客様は「ときめきがよくわからない」といまだにおっしゃっています。でも私にはわかる。彼女は確実に前進しています。

それを感じられることはコンサルタントの役得ですね。

”Reconsider”

「見直し」とか「再考」という意味がある”Reconsider”

まだ片づけコンサルとしては駆け出しではありますが、ここまで私が関わらせていただいたお客様は「片づけられない」という目の前の事実に心底お困りで、『どの方法であれとにかく助けてもらって早くおうちをきれいにしたい、そしてリバウンドしたくない』という方が多かったのも事実です。

私が思うにこんまりメソッドは練り上げられた物理的にかなり有効な片づけの手段であることは間違いない、ということ。そしてどちらかというと女の人にとっては気持ち的にも有効だと私は感じているため、私はこの方法でお客様のおうちの片づけのサポートをさせていただいています。でもそれをどう感じるかはお客様次第であり、「お客様の自分軸」は守って差し上げたいと思うようになりました。

お客様が私を育ててくださっていることを実感しています。

ありがたい限りです。

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そして「お客様の自分軸」を守って差し上げるためにも自分の「軸」もしっかり保たねば。

そう肝に銘じます。

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