見出し画像

1点の難しさ

 試合レポートはアプリで他のライターさんが公式アプリに書かれておりますので、そちらを読んでいただけたらと思います。

J2へステージを移し、J1へ復帰するだけでなく、その先も見据えるエスパルスにとって、2試合連続のスコアレスドローは、選手にとっても、応援する方々にとっても、もどかしいに違いありません。特にシーズンインしてからの最初の5試合がその後の指針にもなるため、引き分けたという結果よりも、得点が生まれていないことがもどかしいと感じている人が多いのではないでしょうか?

初めてJ2で戦った2016年シーズンを振り返ると、最初の5試合が2勝2分1敗。最初の10試合で5勝3分2敗でした。ただ2節で3ゴールをあげて完封勝利を挙げていることは、心理的にプラスとなっていたなと改めて感じます。

まだ2試合ですので、良し悪しを言及するタイミングではありませんし、決定的チャンスは作ることができています。見ていて少し感じるのは、今季ゲームの主導権を握ろうとしていることと、昨シーズン点を獲っていた時のシチュエーションが違うこと。そしてJ2の球際勝負に慣れていないことかなとシンプルに感じています。

だいたいで出せていればものにしてくれると数多くの選手が証言していたチアゴサンタナ選手へどうボールを供給するのか?ディサロ選手をどう生かすのか?今節は再度でプレーした北川選手の役割は?前が固まってくれば相乗効果が出て来るのではないかと期待しています。

木山監督が試合後のダゾーンインタビューでお話していたこと、特に最後にお話していたことがこの結果につながったのかなと思いました。

追伸
森重陽介選手プロデビューおめでとうございます。とても、とても、短い出場ですが、満員のスタジアムのピッチに立てるチャンスはあまりありません。中にはもらった試合出場チャンスに、シュートではなくパスを選んで二度とピッチへ立つチャンスが来なかったというプロサッカー選手もいます。そこに立つこと、そしてプレーすることが、無限ではないことや、結果を残してもそれを継続できるかはわからないことなど、今後たくさんの悔しさを味わうと思います。華やかに見えますが、コツコツ努力し続けられた人だけが生き残っている世界です。恵まれた身長を活かし大きく羽ばたいて欲しいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?