明日はピース・バック(小沢健二 featuring スチャダラパー「今夜はブギー・バック」カバー)

 ♪(ラップ)1 2 3を待たずに/16連射砲撃のはじまり/ブーツでドアをドカーッとけって/「ヴォイナーッ」と叫んでドカドカ行って/テーブルの主権プラスモー覇権/ウォッカでいっきに流しこみ/イェップで幹部にセイ ダー/ON AND ON TO DA BREAK INTO/てな具合に ええ行きたいっスね いっスねーっ イエーッ!! 領有―っ/よくない コレ? コレ 翼賛? 弾圧 泣く泣く泣く獄死/近頃のぼくらと言ったら/旗をふりこんな調子だ/心にすさんだ 大地粉々 そんな動画あがった

 ダンスフロアーが/明らかな腐敗の手に/#(ハッシュタグ)噛みついてプッシー・ライオット/ワント・ピース・バック ネバー・ギブ・アップ/神様隠れた アーマード・バリスティック・シューター

 心がわりしてさあキエフ去りなよ/コマンドー・ピックアップー グレイト・エンペラー 進軍続けるなら

 最後にはきっと/みな滅び廃マシーン/EUにずっと捧げるよファンタジー/ワント・ピース・バック ネバー・ギブ・アップ/争いの終わりには/疲れたきりウェイスト・ランド♪


 ※アレクサンダー・ナナウ監督のドキュメンタリー映画『コレクティブ 国家の嘘』(19)は、火災が起こったルーマニアのクラブ〈コレクティブ〉の負傷者が拡大したことをきっかけに、製薬会社と医療界とルーマニア政府の癒着と腐敗を浮き彫りにする作品です。ダンスフロアーが腐敗した権力の手に握り潰されようとしたとき、立ち上がった市民とジャーナリストたちの姿を描いています。しかし、現実は皮肉な結末を迎えました。

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