黛勺銑/Mayuzumi Shakusen
世の中に溢れている外来カタカナ語。 カッコいいけど意味が分かりにくい… 私はそんな人たちに向けて、和漢語に翻訳した「翻訳語」を提案、紹介し外来カタカナ語の本質的理解を支援したいと思います。
そのうち書きます
ああああああ」
パブリシティ権【right of publicity】 →・努力名誉独占権(どりょくめいよどくせんけん)[原] ・努力名誉権(どりょくめいよけん)[原] ・公開発表権(こうかいはっぴょうけん)[台] 説明 「パブリシティ権」は「有名人の氏名や肖像などに生じる顧客吸引力を中核とする経済的な価値(パブリシティ価値)を本人が独占できる権利」を指す言葉である。 なお、ここでは「パブリシティ権」自体に関する説明は省略する。(詳しくは出典元よりご参照願います。) 「有名人が努力
トイピアノ【toy piano】 →・玩洋琴(がんようきん)[原] 説明 「toy piano」は鍵盤楽器のピアノを模して作られた子供向けの玩具だが、現代音楽で楽器として用いられることもある玩具である。 「toy」の日本語訳が「玩具」、「piano」の日本語訳が「洋琴」であることに基づき、「toy piano」を「玩具の洋琴」の意で「玩洋琴」と名付けた。 中国標準語や台湾華語での「トイピアノ」の決まった翻訳語は定まっておらず、使用例も散見されていない。 例文 ・18
カカオ【cacao】 →・柯柯阿(かかお)[既] ・加加阿(かかお)[既] ・柯樹(かじゅ)[原] ・柯樹之木(かじゅのき)[原] ・柯柯樹(かかじゅ)[原] ・枸柯之木(くかのき)[原] ・可可(かか)[中] ・可可樹(かかじゅ)[中・台] 説明 「cacao」は中央アメリカ及び南アメリカ原産の植物の一種で、現在ではガーナ、ブラジル、スリランカ等の広く熱帯地方で栽培されている常緑樹の名である。 「cacao」は、もともと日本で「柯柯阿」と当て字されていた
フッ素(flourine) →・砩[⿰石弗]素(ふっそ)[原] ・氟[⿹气弗]素(ふっそ)[原] ・氟[⿹气弗](ふつ)[中・台] 説明 「flourine(フリュオリネ)」は「フッ素」または「弗素」を意味する言葉である。 「フッ素」又は「弗素」という言葉は共に日本語表記ではあるが、この表記は、宇田川榕菴が「fluorine」を音訳した「弗律阿里涅(フリュオリネ)」の表記の頭文字「弗」に、元素を示す「素」を組み合わせた語である。 そのような意味では、この「弗素」と
スーツケース【suitcase】 →・背広鞄(せびろかばん)[原] ・遠征鞄(えんせいかばん)[原] ・提箱(さげばこ・ていそう)[中] ・手提箱(てさげばこ・しゅていそう)[中・台] 説明 「suitcase」は「背広(suit)などを入れて持ち運ぶ旅行かばん(case)」という意味の言葉である。 「suit」の日本語訳が「背広」、「case」の日本語訳が「鞄(かばん)」であることに基づき、「suitcase」を「背広鞄」と名付けた。 また、「スーツケース」は
スマートフォン【smartphone】 →・手中電脳(しゅちゅうでんのう)[原] ・手脳(しゅのう)[原] ・懐中電脳(かいちゅうでんのう)[原] ・手機(しゅき)[中・台] ・智慧型手機(ちえがたしゅき)[台] 説明 「smartphone」は本来「高度技術な(smart)電話(phone)」という意味の言葉で、「コンピューター」とは全くの無関係な語である。 しかし、昨今の「スマートフォン」は、「コンピューター」に劣らない機能や性能を持つものが流通しており、「
~例~フリーダム/リバティー【freedom/liberty】① →自由(じゆう)[既]② 説明③ 「自由」は元々「自分の心のままに行動できる状態」等の意味をさした言葉であった。しかし、幕末から明治時代にかけての欧米文化流入時に「自由」は新たに「freedom・liberty」の訳語として、「freedom・liberty」の意味をさして用いられるようになった。 尚、「freedom」は主に精神的自由をさし、「liberty」は主に政治的自由をさすが、「freedom」
読者の皆様、お初目に掛かります。黛勺銑と申します。 漢字・言語好きな16歳、高校二年生です。 これから宜しくお願いします。 主に漢字・言語についてのブログを投稿していく予定です。 お読みいただけたら嬉しいです。