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英語が苦手なワケがある![後編]

英語をしゃべるときのコツ3つ!

この3つのコツは〝日本語にない〟ものなんだね。

その〝日本語にない〟ということを知っとかないと、英語の勉強にならない――と言うか、それを僕は〝英ゴコロ〟と呼んでいるけれど、日本語との〝ちがい〟を知ることこそが、異文化を学ぶということなんだね!

「英語は苦手です」なんていうのは、だから、この〝そもそも〟の大切なことを教わっていないからさ!

他に言いたい大ネタあるから、ちゃっちゃと行こう! Here we gooooo!

その1 自分からしゃべる Speak up!

日本語は〝待ち〟の言語なんだね。自分から〝Strangers/知らない人〟に話しかけづらいの。

なぜなら〝敬語〟があるから。相手との上下関係が、使う言葉自体に出てくる――と言うか、出さなきゃならない。そしてそこには使うべき〝正しい表現〟がある。だから相手が何者かわかるまで、言葉が出てこない――と言うか、出すのが怖いコワイこわいKOWAI。

英語は基本、敬語はないと思っていい。YOUはYOUしかない。親も先生もYOUだし、上司も社長も、大統領も赤ん坊もYOUだ! だれに対しても「How are you?」って言って、失礼になったりしない! 「言葉づかいがなってない!」とかって、叱られることはない!

日本語のままに〝相手の言葉を待っている〟から、〝なんて答えていいかわからない〟というような事態が生じるんでしょう?〝敬語みたいにかしこまって(正しい完全形で)話さなきゃいけない〟と思っているから、〝英語は苦手〟なのではなくって?

相手はだれであれ、「Me, You, Go, Eat!」って食事に誘っても、その言語表現自体が失礼になったりすることはないのよ!

だから怖がらなくていい! 自分から「Hi!」って言う! それだけ! 気軽っ! Next! 次! 

その2 いいこと言う Be positive!

Positiveってなにか? 考えてみたことある? 言葉は知っているでしょう? 積極的とか前向きとか、和訳にはいろいろあるけれど、どういう意味?

〝いいこと〟なんだってまとめちゃえ!

英語をしゃべるときは、素直にいいこと言うといい!

日本語はね、〝素直じゃない〟んだ。斜に構えたり、謙遜したりする。揚げ足取ったりもするし、Negativeなんだ。だから、How are you?って聞かれて、「So so」なんて言っちゃうのが、なんとなくしっくりきたりしない?

面倒くさいなぁ~! 素直じゃないねぇ~! そこは「Good!」でいいじゃないさ!「いえいえ、そんな」じゃなくって、「Thank you!」って快活素直に口から出そう!

Okay!
Good!
Great!
Beautiful!
Wonderful!
Fabulous!
Lovely!
I like it!
Thank you, thank you, thank you!

気持ちのいい、耳ざわりのいい、〝相手を喜ばす言葉〟を口から出すように、自分を励ますといいよね~!

込み入ったことを言うのは、その後だ。もうちょっと話し込んでから、相手のことを知ってからだね。

最初は〝いいこと〟! これ大事! Next!

その3 笑顔 Smile!

ちゃんと笑顔作れる? 〝作り笑顔〟じゃないよ? Archaic Smileじゃないよ? 警戒や保身や隠れ蓑カクレミノの笑顔じゃないよ?

目を見ている‥‥‥見ている見ている‥‥‥覗き込むくらいに相手の目を見ている‥‥‥怖気なく見ている‥‥‥ふふふ。

笑顔は英語のコミュニケーションの基本。相手と〝コミュニケーションを取る姿勢〟を見せるもの。相手への敬意の表明であり、信頼を表すもの――っていうふうにも言えるかな。

笑っていると、「不真面目だ」とか言われる、この国のほうがおかしい! そう知るべし!

Nothing transcends the language barrier like a smile.

――なんていう言葉もあるね。「笑顔は言葉の壁を越える」。笑顔の力は絶大なんだ♡

その4 名前をく! 言う! By names!

Good morning, Jack!――で、なんの支障もない。なんなら「Hey, Jack!」でもいいや。

これが一番英語的――〝英ゴコロ〟なのだわね。

コツ3つと言っときながら、もう一個付け加える。ここまで読んでくれた人にはとっても貴重なギフトになるかもしれないからね。

たとえば〝上司へのあいさつ〟なのだね、「Hey, Jack!」って。

名前、大切です! 朝のあいさつも、名前を呼び合うだけで済ます。

「おはようございます」って、英語でGood morningだと習ったでしょう? 

いや、名前呼ぶだけでもいいから――むしろ名前をつけることのほうが重要だから――なんてことをわかれば、〝英語は苦手〟なんて、なんのことやらわからなくなったりしない?

ただ、名前訊くだけじゃん? 言うだけじゃん? 呼ぶだけじゃん? そこが入口じゃん?

First nameだね。下の名前。Man to man――〝人間対人間〟が基本なんだね~。

そして核心! 日本人じゃなくなる!

つまりね、他言語を学ぶということは、〝日本人じゃなくなる〟ってことなんだ!

それわかってる? ちゃんとわかってて勉強すれば、脳ミソの空白部分に、ほっといたら一生使わない部分に、新しく入っていくんだよ?

価値観、世界観――目がさ、〝物の見え方〟でさえさ、実際に変わってしまうんだ。(気になる人はサピア=ウォーフの仮説って調べてみて)

文豪Mark Twainがこんなことを言っている――、

If you have nothing to say, say nothing.

「言うことないなら黙ってろ」
って。大切なのは、Grammerとか発音とか、言葉の体裁じゃなくさ、中身なんだね~? 英語を学ぶにつれ、大文豪のこの言葉の意味も、だんだんにわかってくるよ~!

以上! 今日はここまで! That's almost all about it for today!

Thanks for joining my little English session!

英語の勉強をむずかしくしている『日本語の言語学的難点』を、また別に書こうかな? 詩人萩原朔太郎やなんかに登場してもらって、20個くらいあるから~。ふふふ。

MAZKIYOの書いた本がある!

『わかると楽しい英ゴコロ!』

英ゴコロがわかる! 読むと外国に住みたくなる面白おかしいエッセイ本! 気になる人はぜひ読んでみてねー!

Hope to see you again soon!

LOVE and PEACE,
MAZKIYO

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