見出し画像

仙台本屋案内 6

曲線

大崎八幡宮から15分くらい仙台駅に歩く。正直なところ、るーぷる仙台で大崎八幡宮で降りるよりも、路線バスで八幡一丁目で降りるのがいいです。
「大崎八幡宮から15分くらい仙台駅に歩く。」と書いたのですが、今回は春日町からバスに乗って八幡一丁目で降りました。ものすごく楽です。

通りから1本入ったところに今回訪れた曲線はあります。なかなか古そうな、ではなく本当に古い建物でした。築120年くらいの古民家です。

曲線 外観

棚を見ると古本(現代思想など)と新刊。新刊多めという印象でした。直とツバメ出版辺りと子どもの文化普及協会を使っているのではないか、と棚から感じました。実際の棚については一度訪れて、皆さんの目で見るのが一番いいと思います。
本を選んで会計、とともにちょっと蒸し暑かったのでここでコーヒー休憩。店内では飲み物の販売も行っております。
コーヒーの味とBGMが相まって、初台のfuzkueに自分がいるのではないか、と感じました。
ちょっとだけ、話を伺ってみる。店主は曲線を開く前にはせんだいメディアテークのカネイリミュージアムショップ6にいたようです。調べてると確かにカネイリミュージアムショップ6にいることが確認できました。その前にはNADiff bisにいたようです。NADiff bisは2011年に閉店、カネイリミュージアムショップに以降したようです。このカネイリミュージアムショップ6、2018年の5月に出した『本屋の本の本(壱)』を入れて頂いた本屋です。この本を入れて頂いた本屋の方にお会いできたのは、非常に嬉しいものでした(なぜこの本を選んだのか、はちょっと聞いてみたかったです……)
ちなみに店内は撮影NGですのでお気をつけてください。

今回買った本

今回買った本は『〈3.11〉はどう語られたか』(平凡社ライブラリー)と『物語は人生を救うのか』(ちくまプリマー新書)の2冊。東北という土地柄なのか、ここでは語りについての感度が高かったようです。仙台方面は10年ぶりくらいに訪れた(この時は仙台に宿泊して翌日に石巻を見に行く、という行程でした。本屋は行ってない)ので、この11年でどう変わったのかやどのような語りが展開されていたのか、興味を持っていたのかもしれません。

https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refISBN=9784480683519

今回訪れた曲線のURLは↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?