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秋田本屋案内 1

乃帆書房

千秋公園から旭川を渡って少し歩く。ねぶり流し館の近くに、今回訪れた乃帆書房はあります。
今回日曜日に遠征を始めたのも、ここに行くためです。
店内に入る。入って左側の棚にはzine、本の本や本屋本が。ここの本屋本はかなり数が揃っています。(本稿執筆時点)比較的刊行されてからすぐの『台湾書店百年の物語』やH.A.Bから出ている『あの本屋のこんな本』もありました。
また、本屋や図書館をテーマとしたライトノベルや漫画も置いてあります。かなり意識して本屋本について情報を集め、棚作りをしているように思います。
右は秋田にまつわる棚。秋田をテーマにした本や秋田出身の作家の本が置いてありました。その隣には新聞連載に関する本。書評で紹介された本の棚はよくありますが、新聞連載に関する本というのはなかなか面白い切り口だと思いました。

本を選んで買う前にちょっと(かなり?)お話を。この頃ちょうど『東北の古本屋』の増補版が本屋に届くか届かないかのタイミングだったので聞いてみることに。まだなく、ニアミス……
本屋本や本の本について聞いてみると、「おすすめの本は?」と聞かれた時に案内する棚とのこと。もともとは本をあまり読まない人向けに作った棚とおっしゃっていました。
ここの本屋本、漫画やライトノベル以外はだいたい持っている(自室のどこにあるか忘れる)のですが、やはり並んでいると「結構本屋に関する本はあるのだな」と実感しました。
店舗奥の棚は言語学などの棚。これはもともと店主がやっていた分野の本で、『言語』などは元私物とのこと。昔自分も言語学にハマっていた時期があったので、また勉強してみたいなと思います。果たしてそれはいつになるやら……

今回買った本

今回買った本は『レファレンスと図書館』(皓星社)と『青森の八戸にある小さな本屋さんの猫がかわいいポップの本』(小学館)の2冊。
前者は多分持ってるかもしれないけれど、最近やっているレファレンス手法の勉強の参考資料として購入。協力に小林昌樹氏が出ているので、この本は大丈夫、だと思っています。
後者は新刊が出ているものの、この本を買った覚えがないので購入。八戸遠征、そのうちやりたいのですが、その前にこの本を事前資料として読んでおきたいところです。


おまけ

『本屋の周辺Ⅰ』を置いていただいてます。

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