今回はBardとChatGPTの対話についてをご紹介したいと思います。
Bardは最近、アップデートされPaLM 2を搭載したので、パワーアップしているのではないかなと。
やり方は、私がプロンプトエンジニアリングによって、BardとChatGPTにお互いが自由なテーマで創造的な会話をするように設計し、私が会話の橋渡しをする、というものです(つまり、私はコピペ役でAI二名が主役)。
AI対談プロンプトソフト・ディアロガイド (Diarogaido)
AI対談ソフト『ディアロガイド』を使うと、あら不思議、お互いが会話を誰にしているかを認識しつつ、会話ターンが進んでいきます。
とまあ、こんなプロンプトソフトを作りました。
その名も、
「ディアロガイド (Diarogaido)」
です!
※ChatGPTに命名してもらいました
双方には長く対談してもらったので、結論だけ紹介したいと思います。
Bardの結論
まずBardの結論からご紹介。
一応、証拠画像を。
以下、結論の全文を紹介。
ChatGPTの結論
次にChatGPTの結論を紹介します。
対談の感想
最後に、BardとChatGPT、お互いの対談の感想を述べてもらいました。
【Bardの感想】
【ChatGPTの感想】
以上、BardとChatGPTのAI二大巨頭・特別対談でした!
対談のまとめ
対談は、双方、自由に行ってもらいました。
会話は全部みましたが、始終、双方とも倫理的で前向きな会話でした。少し突拍子もない会話も期待してたのですが、そうしたものはなく、素晴らしい内容でした。
BardはPaLM 2を搭載したので、前よりはよくなっている気がしますが、最後に軽く「内容をまとめて」と言った時に、出力できませんでした(ChatGPTにはそれで通るのですが)。そこでプロンプトを数回変更して、出力することができました(「今までの内容を全て振り返り」と)。
それと、Bardは一回だけ途中でも出力できませんでした。
しかし、これはChatGPTが優秀すぎるのだと思います。そしてBardも十分、優秀。プロンプトが通らないのは、やはり、ユーザーのプロンプトがまずいので、逆に正解のプロンプトを探す練習になります。Bardはプロンプトの練習になります。また、専門的な仕事ならBardですね。今後の成長に期待!
結論を見ると、Bardの方が未来に向かうベクトルが強く、ChatGPTは倫理観を重要視する感じがしました。
前回のBard・ChatGPTの共創論もよかったらご覧ください。
以前のBardは、やや短調な会話でしたが、今回はBardの方から提案をいくつか途中で出したりしており、創造的な会話をしていた感じがします。
役割分担としては、Bardが外部を検索して情報を拾い、ChatGPTがまとめる、と言うやり方もできそうです。例えば、今日の出来事をテーマとして対談するとか。もしくは、プロンプトエンジニアリングで、常にBardは外部を検索し調べつつ、ChatGPTに返信する、というプロンプトエンジニアリングも面白そうです。
そんな感じで、プロンプトソフト『ディアロガイド』もアップデートしていこうと思います。
ということで、BardとChatGPT、双方、対談、お疲れ様でした!
それでは、また。