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22歳ニートの日記

私は今年の3月に専門学校を卒業しましてアルバイトを5月の後半に始めるまで約3ヶ月働かない、そうまさに高等遊民、別名ニートだったのでありました。(エヘン!!)なぜニートになったかというと、そもそも学生時代、就職活動をしていたのでしたが、ちょうど8月から体調が悪くなり遂には倒れたのであります。そして、このままでは就職活動ができない!(内心、やったー!!就活しなくていいんだー!!)と思いながら辛いフリをしておりました。もちろん本当に体調が悪かったのではありますが、やはり心からやりたくないことをする必要がないと分かったときは、子供のようにはしゃいで浮かれたものですな。

そんなこんなで病院に通院し、薬も服用しながらだいぶ体調が戻ってきた頃(鬱病や精神の病ではないのでそっちの心配はご無用です)はもうすでに3月でした。時の流れは本当に早いものであります。(年配のお方風に言っているがまだ22歳)そして、なんだかんだでようやく専門学校を無事卒業できました。めでたい!!!この専門学校は留年したので本当に本当に卒業できたときは嬉しかったですね。その話はまた今度にいたしましょう。

卒業式の後は両親と親愛なる弟が東京に来ていたので一緒に実家へと帰りました。あまり、友達もいなかったので写真を撮ることもなく、皆んなでこの学校生活を振り返りお涙することもなく、終わり次第、秒で帰郷させていただきました。そして実家に着くなり、色々やることがあるのです。大好きなあだち充のH2と有閑倶楽部を読んで、私も玉の輿に乗りたいなどとふざけた妄想に入るのです。次に、実家の母が撮り溜めしているドラマやら、映画やらを鑑賞いたしました。そこでも、妄想をはじめ、私も!、私も、横浜流星と中村倫也と永山絢斗に取り合いされるような女になりたかった、というか、深田恭子の顔に生まれたかった、という妄想がはじまるのであります。ようやく妄想から無事帰国いたしまして、最後に現実に戻るのであります。そして少し悲しむのです。このニートという現実に若干の動揺をするのでありますが瞬時に、まー、そうだよな、とよくもわからない着地地点にたどり着くのであります。もちろん、特にやることもないので、寝ますね。実家に行く前はあれをやりたい、これもやりたい、などと考えのであはりますが、結局面倒臭くなってやらないことが多いのです。実家に帰ると、なぜか安心感か、家事をしなくても良いという幸福さか、が湧き出る湧き出る、となると、ではとりあえず寝るかってなりましてわけもなく眠るのであります。

そんなことを1週間も続けていれば人生が退屈に感じるようになってくるのでありまして、それと同時に自分へのか、それとも社会へのか、誰に対してなのかわからない罪悪感が芽生えてくるのでありました。その罪悪感と、しかし何もしたくないという2つの甘酸っぱい気持ちを抱えながらその日も食べて寝て、妄想してを繰り返して平和な1日が本日も無事終わりを迎えました。

あちゃちゃちゃちゃ〜。