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ブライトノート vol.2 小松未歩の話

日々思ったことを競馬に限らず徒然に話します。

今までで一番ハマったアーティストって誰だろうって考えた時に、やっぱり外せないのが小松未歩ですよね(他の日本全土1億2592万7901人くらいの人はすぐ外すであろうアーティスト)。

小松未歩(こまつ・みほ)
ビーインググループの関西を拠点としたレーベルGIZA studioに所属していた日本のシンガーソングライター。1997年「謎」でデビュー。

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今回は小松未歩のオリジナルベスト(助手席に彼女を乗せた時、自作のカセットテープでかけるタイプの)を作るとしたら何を入れる?って話をしたいと思います。

まず大前提として小松未歩ベストを自作するとしたら、絶対に11曲入りです。小松未歩ファン的にこの数字は割と常識で、1st~4thアルバムまで収録曲数が11曲だったこともあり、思い入れが強い数字だと思っています(5th以降は増えましたけど)。

皆さんは小松未歩=コナンのイメージ、もしくはそれすら無いって方がほとんどだと思いますが、一応4thアルバムまではオリコンでベスト10に入るくらいのアーティストではあったんですよ。世間的にはせいぜい「氷の上に立つように」までしか知られていないので、知ってる曲は2ndアルバム止まりだとは思いますが…。

さて、前置きが長くなりましたが、小松未歩ベストいってみましょう~。

1.未来
2.BEAUTIFUL LIFE
3.謎
4.この街で君と暮らしたい
5.傷あとをたどれば
6.style of my own
7.あなたを愛してくこと
8.銀河
9.One Side Love
10.願い事ひとつだけ
11.elephant


ダメだ!11曲に絞れない!次点なら足掻き、私さがし、砂の城あたりでしょうかね。特に1~4番までが強すぎる。絶対に外せません。11番のelephantはアニメモンスターファームのOP曲だった「風がそよぐ場所」のカップリング曲なんですが、アルバムに入っていないレア感含めて、評価が高いです。ラストを飾るに相応しい暗い曲(笑)。

あとやっぱり小松未歩は個人的に失恋をすると聴きたくなるアーティストでもあるんですよ。高2の時に中1の時同じクラスだった女の子に4年越しくらいに想いを告白したのですが、その子にこっぴどくフラれた時も私の横には小松未歩がいました(笑)。

One Side Loveですよ。なんすかこの造語。直訳したら片想い。あなたを愛してくこともタイトルがいいですよね。「愛していくこと」じゃないんですよ、「愛してくこと」なんですよ。東京03豊本における「なめたげる」みたいなもんです。口語っぽくてここも気に入ってます。

ただ、こんだけ話しましたけど、個人的には上の選曲はオールスターみたいなもので、全て4番バッターみたいな感覚なんですよね。やっぱりメリハリが大事で、清原、小久保、ローズとか言われても胸焼けしちゃうでしょって話。

アルバム単体で見た時に、最も魅力的なアルバムは2ndアルバムだと思っています。とにかくバランスが素晴らしい。2ndアルバムのラインナップは以下の通りです。

1.未来
2.anybody's game
3.チャンス
4.氷の上に立つように
5.手ごたえのない愛
6.あなたのリズム
7.1万メートルの景色
8.涙
9.静けさの後
10.願い事ひとつだけ
11.Deep Emotion

本来なら、1曲目に勢いのある曲を入れたいところですが、未来というチョイスが素晴らしい。2ndアルバムはアルバム名が『未来』なので、まあ表題曲ではあるのですが、割とバラード系の曲で一気に世界観を作ります。

でで、1曲めでバラード系しっとり系で行くのん?って思わせておいて、anybody's game、チャンス、氷の上に立つようにで勢いある3曲を持ってくるというギャップのチョイスね。ここも順番としたら完璧。そして4番打者にはなれないかもしれませんが、1万メートルの景色、涙、静けさの後あたりも良曲です。

そして2ndアルバムの肝は、やっぱりラストのDeep Emotin。小松未歩がリリースした全ての楽曲の中で最もスローな曲です。中学生だった当時、寝る前に必ずイヤホンをしながらこのCDを聴いていたのですが、ラストのDeep Emotionが終わってウィーンというラジカセの音を最後に静寂に包まれる感覚がなんとも言えず切なくて好きでした。ましてやタイトルもDeep Emotionですからね。『感慨』。完璧な構成だと思います。

最近はあまり聴かなくなってしまったのですが、今回この記事を書くにあたって聴き直したらあらためて良いなと! もっと魅力を伝えたいですが、長いと飽きられちゃうので、このあたりにしておきます。

あ、そうそう、あと小松未歩の魅力は独特な「詞」にもあります。いや「詩」かもしれません。遠い夏の夢とかコンコースとか大地の水は透き通る花を咲かせる糧とか、まあまずお目にかかれない単語のオンパレードです(笑)。

あ、すみません。ここで終わります。今回は自分が最もハマったアーティストである小松未歩のお話でした。ではでは!

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