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気になる新刊・近刊

さいきんワシが注目している新刊の情報をまとめておきまする。

ウェルベック『滅ぼす』上下

河出書房新社から、訳は野崎歓、齋藤可津子、木内尭の3氏。

計600ページ超の大作ですね。


アガンベン『王国と栄光 新装版 オイコノミアと統治の神学的系譜学のために』

青土社から、訳は高桑和巳氏。

書物復権の候補にも挙がっていたけど選ばれず、少し遅れて新装復刊。


ラトゥール『パストゥールあるいは微生物の戦争と平和、ならびに「非還元」』

以文社から、訳は荒金直人氏。
http://www.ibunsha.co.jp/books/978-4753103781/


イグナチオ・デ・ロヨラ『霊操』

教文館から、訳は川中仁氏。

岩波文庫版は品切状態だった。


ニーダークローテンターラーら編『メディアと自殺 研究・理論・政策の国際的視点』

人文書院から、太刀川弘和、髙橋あすみの両氏が監訳。

最近とくにすごく気にしているテーマだこれは……。

挙げればきりがないんだけどとりあえずそんな感じかしら。
あるロシア作家の小説で僅少になってる本があって、でも文庫化しそうな感じがすごくするので買うかどうかかなり迷っている……もう少し様子をみたいけど、そうするうちにまた店舗在庫が1冊減った。どうしよう。

ここ数日、仕事がいそがしいのもあってあまり本に意識が向かなかったんだけど、少し落ち着いたのでまた今週からはしっかり読もう。

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