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ひこうきになりたいしろくま

2021.2.13

お姉ちゃんのクラスの保育参加へ行ってきました。

今年度は保護者懇談会や役員会などの活動が出来ず、日頃もバス通園なのでなかなか他の保護者の方やお友達とゆっくりお話ししたりする機会がなかったのですが、今回は各子ども+保護者1名の参加で同じ時間・場所を共有することができました。

この日の活動は「お誕生日会」として、子どもたちが一人一人自己紹介(名前・4歳になりました/もうすぐ4歳になります・大きくなったら〇〇になりたいです)を発表し、親も一言挨拶をするというもの。

いつもお姉ちゃんから話に聞くクラスのお友達のみんなが1人ずつ、恥ずかしがったりお父さんお母さんの前で甘えたくなったり、何事にも動じず堂々としていたり、いろんな姿で自分のお名前やそれぞれの夢を語っていました。

お姉ちゃんも、自分の番が来ると最初は緊張したのかモジモジしていたけれど、意を決して下を向きつつも大きな声でお名前と「おおきくなったら、ひこうきになりたいです!」と夢を言葉にしました。

あっという間でしたが子どもたちの素直な心や姿に笑顔や温かさの舞う時間の後。お家に帰る車の中で、「どうしてひこうきになりたいでしょーうか??」とお姉ちゃんからクイズを出してきました。答えを尋ねて返ってきた一言は、

「もっともーっと高く飛べるから!」

✈︎ ✈︎ ✈︎

そして、「先生がね、大きくなってひこうきになったら先生も乗せてねって言ってた!」とも嬉しそうに話してくれました。

子どもたちの夢を大切にしてくださる先生の心に、私も嬉しくなりました。

✈︎ ✈︎ ✈︎

お誕生会の最後に担任の先生からも一言お話があり、その中で、

うつみのりこさん作「しろくまのそだてかた」という一冊の絵本を読み聞かせ紹介してくださりました。

しろくまを子どもたちに置き換えてみると、今しかないこの瞬間、子どもたちの気持ちや成長に対して改めて丁寧に向き合いたくなります。子育て中の日々は、忙しさや大変さの波にのまれながらも、2度と戻らないこの時間を噛み締めたい、子どもには優しく接したい、笑顔で抱きしめたい、という心の灯りがいつも奥底に眠っていることを再認識できるような気がします。常に轟々と燃やせてはいないかもしれないけれど、これからもずっと消えることのないこの灯りを、少しだけ大きくできる瞬間を増やしたい。

この一冊、大事に飾って必要な時にそっと開きたいな、と近々手元に置きたいと思っています。

これから何にでもなれる子どもたちが、羨ましく眩しく感じた日でした。

お姉ちゃんがひこうきになれる日まで、ママはどんなお手伝いや応援ができるかな。*



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