見出し画像

アメリカ横断の旅 アムトラック編①ニューヨーク〜ワシントンD.C.

転職による有給休暇の消化期間に入り、3週間ほどアメリカを放浪する旅に出ています。途中、ニューヨークからアトランタまでを公共鉄道Amtrak(アムトラック)で旅しましたので、その旅行記を書かせていただきます。

まずはニューヨーク〜ワシントンD.C.間のCoachクラスでの移動について書いていきます。

なお、私は鉄道について詳しくないので、専門知識の不足はご了承ください。


計画

計画するにあたって、こちらのサイトを参考にさせていただきました。(実際には公式サイトからチケット買ってますが・・・)

今回の旅はまず初めに以下のことが決まっていました。

  • 出発地:ニューヨーク

  • 経由地:ニューオーリンズ

  • 終着地:ロサンゼルス

人生で二度とないかもしれない長い期間の休暇。どこかの経路でアムトラックを使ってみたいと思い、次のようなルートを検討。

  1. ニューオーリンズからロサンゼルスをSUNSET LIMITED(サンセット リミテッド)で移動

  2. ニューヨークからニューオーリンズをCRESENT(クレセント)で移動

  3. ニューヨーク〜アトランタだけ利用

最終的には3のニューヨーク〜アトランタ間をアムトラックで移動することになりました。ニューオーリンズ〜ロサンゼルス間は丸2日間かかるのでトータルコストが高く、日程も厳しいこと、ニューオリンズに行く前にアトランタからレンタカーで他の街に行きたかったことなど、いろいろな兼ね合いで決まりました。

さらに細かい旅程としては、一度ワシントンD.C.に1泊して観光するかたちを取りました。

  1. ニューヨーク〜ワシントンD.C.はCoachクラス

  2. ワシントンD.C.〜アトランタはRoometteクラス(いわゆる寝台車)

ニューヨーク〜ワシントンD.C. Coachクラス

まずは3月7日、ニューヨークのペンシルベニア駅、通称Penn Station。午前8時24分発のスケジュールなので、1時間ほど前に駅に行き、ホールの中の売店で軽く朝食を済ませます。

Penn Sta.
Moynihan Train Hall

何個かプラットホームがあるのですが、何番線に入ってくるかは直前までわからないため、掲示板とアナウンスをよく聞いておく必要があります。

掲示板に何番線なのか表示されます。

予定より10分ほど遅れて私が乗る141 Northeast Regional行きが到着。エスカレーターで降って、ホームへ移動。

ホームに続くエスカレーター

ひたすらCoachクラスの車両が続いて、自由席になっています。とりあえず流れに任せて奥の方へ。

ひたすら続くCoachクラス

中に入ってみると、Coachクラスのシートは広々としていて快適です。ちょっと混んでいますが、隣に人が座っていても気になりません。

Coachクラスの座席

列車が発車すると車掌さんが巡回してきたので、事前に取得しておいたAmtrakアプリでチケットのQRコードを読み込んでもらって無事OK。どこまで乗るかを印字した紙を車掌さんが座席の上の棚の部分に挟んでいきます。(この辺はアナログのままなのね。) 

途中で座席を移動すると、この紙と合わなくなるので車掌さんに怪訝な顔をされます。車掌さんにそこからこっちに移動したよと伝えればOKでした。

午前11時44分到着予定のところ、約30分遅れの12時15分に到着。アムトラックって遅れがちって言われるので心配していましたが、まあまあ許容範囲での到着でした。

D.C.のユニオン・ステーション

ワシントンD.C.観光

アメリカの首都、D.C.はとにかく観光の費用が安い!ホワイトハウス、アメリカ合衆国議会議事堂、リンカーン記念堂などは天気の良い日なら歩いて散策できる範囲に点在しています。(2時間くらいはかかります。)

有名なリンカーンの石像
リンカーン記念館からワシントン記念塔を眺める

そして、圧倒されるのがスミソニアン博物館です。ジェームズ・スミソンという個人が寄附した基金を元に運営される博物館はほとんど無料。私は自然史博物館、アメリカ歴史博物館、航空宇宙博物館を見学しましたが、3〜4時間ほど簡単に潰すことができました。アメリカの美術館、博物館など30ドル、最近の為替でいうと4,500円くらい取られることも多い中、充実した展示が無料で見学できるのはさすがです。

スミソニアン 自然史博物館
スミソニアン アメリカ歴史博物館
スミソニアン 航空宇宙博物館

航空宇宙博物館にはスターウォーズのXウィングも!

Xウィング

次回はワシントンD.C.からアトランタまで利用した寝台列車について書いていきます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?