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難しい人材育成

今月になって、ボスが転職サイトに求人広告を出したのですが…。

おもいっきり、「職種未経験者は応募しないでくれ!」的なニュアンスの広告に仕上げたにも関わらず、職種未経験者ばかり応募して来ている様子。

「皆、勘違いしてるよ~」と、ボス。

我々の業界は、職種未経験で、まともな職場に就職するのは非常に困難です。

職種未経験者は余っているのですが、経験者はどこでも引っ張りだこ。

転職市場で、経験者は争奪戦。

しかし、ボスはこの様な情勢に疎い模様。

何しろ、この職場には、同業者の職場を渡り歩いて来た人がほとんどいないのです。

とにかく、職種未経験者は必死。

求人を目にした途端、ダメもとですぐに応募。

なにも、勘違いなんかしていません(笑)。

一方、ベテランの人達は、既に良い職場に落ち着いてしまっているため、滅多なことで転職市場には出てきません。

もう、求人広告を出して、漫然と待っているだけではダメなのです…。

かなりの好条件を提示するか、自前で人を育てるか?

ボスは去年まで、新人教育に力を入れていたのですが、教育係の従業員が疲弊。

教育を受けていた新人も、業務に挫折。

従業員をきちんと指導できないことを悪いと思ったのか、ボスが皆のためにイーランニングの教材を購入してくれました。

でも、これはかなり稀。

大抵のボスは、従業員に教育のためのお金をかけてはくれません。

そういう意味では、今の私のボスは、まだ良い方なのでした。

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