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Eyes of the Storm (4) BBCインタビュー後半

前回に続き、アイズオブザストーム発売日当日に放送された、BBCラジオ4 ベストオブトゥデイのポールのインタビューをダイジェストでお届けします。

放送の全編はこちら

インタビューの前半はこちら

番組の後半は、写真集の後半「初渡米」の写真とともにトークが進められています。

アメリカでの写真は、メンバー間だけでなく、ビートルズにカメラを向けるジャーナリストや空港・ホテルのファンたち、車や電車から眺めた風景など様々な写真が収められています。初渡米で様々な写真を撮っていた理由を聞かれると、その状況や思い出をつぎのように語りました。

旅行に行く気分で、帰った時にみんなに見せてあげようと思って写真を撮ったんだと思う。。でも結局60年間、日の目を見ることはなかった。

半分は覚えていないから、こういう写真が残っていてよかった。今見返すと、例えばファンの中にチンパンジーを抱えた人がいるんだけど、何をやっているんだろうとか。笑

アメリカの記者たちはみんな僕らの名前なんて認識してなかったから「ヘイビートル、ヘイビートル」って呼んできた。

ブルースもロックンロールもアメリカから生まれた。だからアメリカで人気が出て、上陸できるのが楽しみだった。逆にツイストアンドシャウトを書いたのが誰かも知らない白人たちに教えてあげられるのもすばらしいことだった。

アメリカの南部では、「白人と黒人が別の場所に座るけど気にしないで」と言われてそんなのは嫌だといったんだ。黒人のファンがビートルズのコンサートで初めて白人と並んだって話しているのをのちに聞いた。

また、アメリカ最後の訪問地マイアミでは唯一カラーフィルムが使われています。

マイアミでは、カラーフィルムで休暇を楽しんでいるのが写っている。


これはジョージと女性のビキニ姿を撮った?

いやいや、僕はジョージの写真を撮っただけだよ(笑)

ジョンやジョージ、ブライアンエプスタインら写真集に載っている多くの人が亡くなっていることについて聞かれるとつぎのように語りました。

人が亡くなると、楽しかった思い出を思い出すだろ?しばらくは受け入れ難いけど、1年2年が経って、そうだジョージとはスクールバスで出会った友達だったんだ、ウェールズやエックスマスにヒッチハイクに行ったな、仲よかったよなって思い返す。ビートルズ時代はいっぱいいっぱいになることもあったけど、昔から付き合ってるヤツらだから頼りあえた。これらの写真からそういうことを思い出す。もちろん悲しいし、今も一緒にいて欲しかったけど。

インタビューの締めには、最近AIによる若返り音声などがつくられていることについての質問が飛び、ビートルズの新曲が出るというネタに発展。
こちらはビートルズ新曲特集でチェックしてみてくださいませ🙌


さてさてポールによる、アイズオブザストームのプロモーション活動は、トライベッカ映画祭や米CBSによるインタビューなど満載なので、その辺はまた次回🌟

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