フランスの結婚観【実際のケースから】

「フランス人は事実婚が多い」、と聞いたことはありますか?

私は、大学生の頃にフランス語の授業で知りました。

本当かどうか分かりませんが、離婚するのが大変だから、っていう理由で覚えた気がします。

基本的にはキリスト教の国なので(フランスはフランス革命や政教分離の歴史があるので、全体的な信仰心は弱いですが)、その関係で、離婚の手続きが複雑なのかもしれません。

フランスには、結婚よりも気軽にできるパートナーシップで、「PACS」という制度もあります。(以下、在フランス日本国大使館サイトより引用)

PACSとは性別に関係なく,成年に達した二人の個人の間で、安定した持続的共同生活を営むために交わされる契約のことです。

PACS(パックス)を交わす人は多くて、結婚よりも手続きが簡単みたいです。ただ、結婚よりは、お互いへの責任が弱いみたいです。

今日は、フランス人と結婚の話をする中で知った、「実際にフランス人はどういう理由で結婚し、または結婚しないのか」を書きたいと思います。

3つの例をご紹介しますが、ここからは有料にしてみたいと思います。

フランス人に事実婚が多いというのは、比較的よく知られていますが、じゃあ実際にフランス人はどういう理由で結婚するのか、または結婚しないのか。そこには、カップルそれぞれの理由がありますが、とっても現実的な理由が多いのです。

ケース1.不動産

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