麻雀数理研究会への入会条件に関する私見

 最近、私の質問箱に次のような意見が投げられましたので、それに関する私見を述べます。
 質問箱の内容は次の通りです。


 まず、麻雀数理研究会の目的は、

麻雀について数理的観点から調査・研究し、その結果を公開することで、もって、麻雀文化の発展・向上を図ること

にあります。
 よって、研究会に加入するための条件は

数理的麻雀研究ができること

が不可欠です。
 具体的には、

・(天鳳に限らないが)、牌譜解析をすることで実測値を求めることができること
・実測値を予見できるモデルを作り、モデルを具体化するシミュレータが作れ、実際にシミュレーションによって実測値を予測することができること
・AI(または、麻雀に関する評価関数)を作ることができること

のいずれかの能力、または、実績が必要になります。
 それを満たさない方を、基本的にデータを出す作業を自力でできない方を当麻雀数理研究会に入会させる考えは今のところ私にはありません。


 ついでに言えば、「我々はデータを出すことに特化した団体である」というのもあります。
 それをもって「バランスが悪い」というのであれば、そのことを否定するつもりはありませんが、それなら質問をなされた貴方様がバランスの良い何かを作っていただければと思います。
 データを出すだけでも非常に労力がかかり、他のことまで手を出す余裕は到底ないというのが私の本音です。


 以上、返答とさせていただきます。
 ご了承くださいませ。


 最後に、「私は数理的に麻雀研究をしたいから、麻雀研究の手法を教えてくれ」という方は別途私までご連絡ください。
 検討いたしますし、必要であれば家庭教師をすることも検討します。


 それでは。

もし気が向いたら、サポートしていただければありがたいです。 なお、サポートしていただいた分は、麻雀研究費用に充てさせていただきます。