DAIGOさんの「裏切りの心理学」
常に信用できる人は存在しない 相手を見抜き付き合うための「裏切りの心理学」
「裏切りの心理学」って聞くと思わず人狼?って反応しちゃいますが、やっぱり記事の最後に人狼が言及されてましたw
2年ほど前まで数千回やりまくった私の経験を。
(人狼知らない人はググッてください。)
人狼とは簡単にいえば自分を含む20人くらいのパーティの中に紛れている5人くらいの狼を、会話の中からあぶり出して次々と駆逐していくコミュニケーションゲームです。
(実際には人間側狼側の他に第三陣営とか複雑です。)
人狼が現実に寄与する部分があるとすれば、グループ面接から数人の採用とか、プロジェクトチームの人選、利害が衝突する団体ネゴなど。
記事でも言及されてますが、人はそれぞれ動機を抱えていてそれを素直に表に出す人もいれば伏せている人もいます。
「裏切り」とまでいかなくても、立ち位置に利害関係を生じるケース、この人は入れちゃダメってことがあります。
それらを会話の中から炙り出し、本心を見極めていきます。
人狼ゲームは短時間のうちに「人を判断する手法」、「全体を導く手法」を学ぶことができます。
自分が進行役(リーダー)の場合、まずは自分の進行フォロー役を選びます。ゲームでは特殊能力を持つ役職があるので、その中から選びます。
ここで重要なのは、選んだ人が狼(敵)の可能性を考慮しておくということですが、狼も信用が欲しいので序盤のうちは役に立つのです。
(難敵は身近に置けって格言が身にしみます)
次に役に立たなそうな人を切っていきます。例え人間だろうが、コミュ力不足の人は最終局面で残すリスクを序盤の余裕があるうちに回避するためです。
そして、会話というかネタ振りのポイントは判断させるってことです。誰と誰が同意見なのか、また意見の変節などを見ていきます。性格テストのイメージでしょうか。
往々にして、いかにも人間らしく積極的な人が狼だったりしますが、一方で人間なら貴重な戦力という難しい局面が訪れます。
また局面によっては強引に論理性や確率論で人を切っていく。
さらにはリーダーシップを発揮し、意見を集約させるチカラを見せないと狼の裏工作に負けてしまいます。
自分を相対化し、各々の隠れた動機を炙り出し、「裏切り(利害の衝突)」を回避しつつ全体を導く。
そのスキルを磨く場として人狼はなかなかのものだと思います。
というのは全て後からのこじつけで単に暇だったんだなぁ。(遠い目)
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