仕事中につらつらと考えていたこと

12月に入って、いきなり気持ちが落ちている。落ちているだけでなく、色々なことに対する諦念のようなものが生まれて、少し戸惑っている。良く言えば、これまでこだわっていたもの、自分の中にこびり付いていたものが削げ落ちたような感覚。例えば、今年はほぼ週2くらいで色んなシーシャ屋に出かけていたが、もういいかという気分になってしまった。
実はよく行っていたお店の営業時間が12月から変わってしまったのだが、一見なんということはないそれが一つの合図だった。これまで当たり前であったことが突然変化することで、改めて自分の生活についても変える必要性を感じた。いつまでも同じではいられない。自分の中で当たり前だったことは実は当たり前である必然性がなかったのかもしれないし、必要だと思ってたことも必要なかったのかもしれない。朝まで遊ぶのもとても楽しいけれど、普通の社会人である30代半ばの自分にとっては大きな生活の歪みの原因にもなってしまう。もう立派なおじさんだと思いつつもどこかで若者の延長線上のような気分が残っていて、サッカーならまだギリギリロスタイムのような気がしていたけど、急にふと、もう試合は終わってしまっているという認識が、天啓のように降りてきてしまった。まあこれも一時の気の迷いで、またすぐにこれまでの遊び方に執着するのかもしれないけれど。もう前と同じではいられないような、もう引き返すことができないような、変な感覚。

話は変わるけれど、ここ数か月仕事が落ち着いている。落ち着いているといえば聞こえはいいが、まるで窓際社員のようにやることがない。そんな時はあれこれ考え事をして過ごしているのだけど、それが何か月も続くとさすがに怖くなってくる。仕事を8時間として一日の1/3、それを約半年間ずっと空虚に過ごしているわけで、俺の人生のかなり大きな部分を何もないものにしてしまっている。当然俺だって自分の人生を有意義なものにしたいし、仕事に生きがいややりがいは全く求めないがそれにしても有限である自分の持てる時間にポカンと穴が開いてしまったような悲しさがある。仕事は好きではないがせめてもう少し何かをしていたい。年を取って後から振り返った時に何も残っていないような人生になってしまう気がして、ゾッとする。

#日記 #日常

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