高専時代(専攻科)の成績について
皆様おはこんばんちは。そして,お疲れ様です。
ここでは,番外編として筆者の恥さらしの場として高専時代の成績を公開していきたいと思います。今回は,専攻科編なので,以前の本科の成績をまだご覧になっていない方は,こちらもご覧ください。
(1)専攻科って何だっけ?
多くの方々は,「高専の専攻科」ときいてすぐにどういう学校か分かりますか?
もし,その場でこの質問に即答できる人が身近にいたとしたら,その人はきっと「高専関係者」だと筆者は思います。高専出身者でも「専攻科」といわれても分からない人も多いはずです。細かい説明が聞きたい人は,近くの高専に資料請求するか,文部科学省の各種資料を拝見してください。高専の専攻科に関する紹介を下記に箇条書きで示します。
以上が,高専の専攻科の紹介です。
(2)専攻科時代の悔しいエピソード
さて,これまでの紹介で筆者は,「専攻科」を修了しております。お気づきの方もいるかとは思いますが,そうなんです。筆者はなんと「7年間」も高専に通っていたのです。稀に,中高一貫校に通っていた人や幼稚園~大学まで同じ教育機関だった人もいらっしゃいますが,おそらく小学校6年間よりも在籍年数が長い人がいるのは,珍しいのではないでしょうか。
では,専攻科での悔しいエピソードをお話しします。
私の在籍していた高専専攻科では,専攻科2年生(大学4年生)を卒業する前に学外発表と題して,商工会議所の方を経由して地元の中小企業の方々を中心に集まる機会を設けて,自身の研究活動内容を報告する場を与えられていました。ここで,私の在籍していた専攻科は,機械工学科出身者が例年「優秀発表者」として評価されていました。
筆者自身は,専攻科在籍時の研究活動には真面目に取り組んでおり,当時としてはそれなりの研究成果を出せていたと思っていました(今見ると担当の先生には申し訳ありませんが,研究成果はゴミレベルです)。発表はPCを使ったプレゼンテーションによる発表形式でしたが,その内容も地元の中小企業の方々にも理解してもらえる,かつ研究成果の有用性を伝えられるものにできたと思い,当日に臨みました。
発表当日は,PCが突然使えなくなってしまうトラブルがありながらも,冷静に対応して発表を進められたことや質問対応にも十分対応できたと思っており,「優秀発表者」はなんとか継続できたかなと思っていました。しかし,「優秀発表者」の結果は筆者ではなく,(過去に社会人を経験した)女子学生の名前が読み上げられました。これで過去続いた機械工学科出身者による「優秀発表者」の実績も私で消し去ることになり,非常に悔しい思いをしました。
今振り返ると,筆者は「優秀発表者を取ることが目的化していた」と思います。先生方からも「是非取ってほしい」という期待があったことも筆者自身の目的を誤った方向に向けてしまったと思いました。
の3つだと思います。
学会などのアカデミックな場所でも発表者が「私の研究成果は優秀発表者に値するべきだ」と思って発表する傲慢な人はいないでしょう。「優秀発表者を取ることが目的化していた」筆者には,あの場で「優秀発表者」で賞状を受け取るに値しない人間だったと…。
(3)社会人になった筆者が今思うこと
では,ここで筆者の専攻科時代の成績を下記に公開します。黒塗りなのは,講義名や専攻科の名前から学校名が分かることを防ぐためですので,予めご了承ください。
以上の成績ですが,筆者が某国立工業高等専門学校の「職員」になることを記念して自分で算出したものになります。実は,数十年に渡り当時のGPAを知らずに過ごしてきたので,長年の気になることを解決したものです。では,社会人になった筆者が今思うことを下記に箇条書きで示します。
正直,悪かったことの方が目立つような気がしますが,研究活動で得た知識や情報収集能力が今のnote記事投稿の馬力になっている訳ですから,筆者にとっては良かったのでしょう。しかし,筆者の研究内容を今後もお話しすることが出来ないのが残念です。
以上です。最後まで閲覧頂きありがとうございました。
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