こんにちは、大貫理音です。
最近はイベントばっかりやっていますが、制作もしていますアピールをする時間がやってまいりました。どうぞ最後までお付き合いください。

こちら本件記事のタイトルの通り、コンセプトがっちり企画のCD第2弾を今月末4/28(日)開催の音系同人即売会『M3』にてリリースします。

▼M3については公式サイトへどうぞ。
http://www.m3net.jp

note新機能を早速使いたいのでさっそく試聴を貼っちゃいますね！全曲クロスフェードでお送りします。

『空想アニメーション企画』というのは「こんなアニメがあったら観たいなあ」という設定でキャラクターとストーリーを作って、その架空のアニメーション作品があたかも放映していたかのような勢いでサウンドトラックを作るという、いわゆるやらかし放題俺得企画です。

▼YouTube（アニメOP風動画つくってみました）

しかも我々がリリースするCDに収録されるインスト曲はすべて使用フリー素材。個人利用に限り動画やボイスドラマ、ゲームなど自由に使っていただけます。カラオケもフリー公開ならば連絡なしでガンガン自由に使っていただけます。サンプルとか。万が一商用利用の場合は事前にご連絡くださいね。（過去作品の第1弾もまた追ってご紹介します）

昨年秋頃から歌手さんやイメージボイスの担当声優さんを募集したりと、半年ほどかけて制作を続けて参りましたが、この春ようやく特設ページが完成しました。

▼ストーリー

ざっくりいうと、学園バトルをテーマに高校生たちがVRを駆使して戦っちゃう物語。メインキャラクターはお姉ちゃんと弟。重度のブラコン物語。
彼らが通う学園では生徒会の選挙をVRガチャで決めるんですってよ！なにそれ〜！（とても適当に決めたとは言えない基本設定）
ガチャを回すたびに自分のHPや装備やらが変動するシステムで戦うんです。ラックが高い人ほど強いやつ。シッタカブッタな台詞ですが、ゲームってアプリも含めて正直なところマザー2とFFTしかクリアしたことない人が作っています（真顔で土下座）

▼キャラクター

こんな感じの子たちがきっと繰り広げるんだろな〜。

▼制作スタッフ

そんな感じで独断と偏見によるご紹介をお送りしちゃいます。

◆制作：back alley orange box.

先ずは制作ユニット『back alley orange box.』の説明を。
企画レーベルの『屋根裏ひみつ結社』所属で、作曲家のワロキと何でも屋さんの大貫りちゃがふたりで「楽しいことするー！」という思いつきでいろいろやっています。今回は「アニソンつくりたい……！！！」という野望が具現化しました。
音楽家のふたりなので、基本的には音楽にまつわる企画が多くなっていますが、お料理イベントから遊びまでジャンルは問わずに挑戦しています。（何か楽しそうなことがあったら何でもお気軽にお誘いくださいね。飲み会とか鬼ごっことか）

◆音楽：ワロキ

ユニット代表は作曲家のワロキ。今作の歌唱曲からBGMの作編曲とミックス、マスタリング、音声データの編集など音関係全般を担当。ギター演奏とDTMのほか動画ツールをいじったり描画ツールをいじったりと好奇心旺盛なクリエイター。

ついでにさりげなくワロキ先生の黒歴史サンプルを晒しときますね！

◆企画・編集：大貫りちゃ

そしてわたくし大貫理音こと、りちゃ。（大貫りちゃは作家業とは別に歌など自分自身がコンテンツの前に出るときに使う名義です）
企画、ストーリー、キャラクター等の立案やキャスティング、PR、デザインなど全般の制作管理を担当。クロスフェード音源などの波形編集は得意なのでワロキに代わってやります。愛用ツールはAbleton Live。今作では制作時の仮歌を作曲担当に気に入ってもらえたのでキャラクターソングに当たる曲の歌担当に昇格しました。

（余談...「りちゃさんったら募集かけておいて自分でいい感じのポジションぶんどってステキご身分だわ〜」ってなった応募者の方すみません。募集企画でわたしが歌唱参加しているときは急な降板など何かしらのピンチヒッターだと思って大目にみてください。笑）

◆作詞：高梨みず さん

そしてそして、この空想アニメーション企画ではなくてはならない方！
何事にも柔軟なご対応くださるやさしい作詞家、高梨みず先生。

Twitterを拝見していると、さりげニッチなステキなものを見つける達人だなあと思っています。
万年筆やインク、消波ブロックなど好きなものがだだ被りでTLを覗いているだけで楽しいです。「なにそれ？」って思った方は新しい発見があるかもですよ！
好きなものがたくさんかぶるので、高梨さんとは制作会議と託けて美味しいものを食べて好きなもの話をまったりとしている時が最近のココイチな至福の時間です。そんなふたりが激しめのバトルアニメを企画するとこんな感じになるみたいです。どうぞ隅々までお楽しみください。

◆イラスト・キャラクターデザイン：noraico さん

キャラクターデザイン、キービジュアル、ジャケットイラストなど担当。
ディバインゲート零のキャラクターデザインなどもされていて、これはもうnoraicoさんにお願いするしかない！！！と鼻息荒くご依頼したところご快諾いただきました。なんだか謎だらけだった世界観を視覚的に演出してくださいました。柔軟に。（本日2回目）

そんな感じでたくさんのラフを制作いただき（えええ選べない〜と唸っていたら全欲望を盛り込んだ今の案をご提案下さいました...神！！！）下書きの時点でキャラクターがいっぱい増えた！そして動画にするならと各キャラクター全員が全身まで描いてくださいました。キャラクターのご提案あっての設定になった部分もとても大きいです。そしてなんといってもnoraico先生のイラストは躍動感がすごくて、今にも動き出しそう。アニメーションを意識しているこの企画にぴったりなイラストレータさんとの出逢いでした。（スライディング土下座）

◆歌唱・OPテーマ：石山千明 さん

作曲担当と歌手さんの選考をしているときに「アニメの主題歌って言ったらこんな風に元気な感じが良いよね〜」とイメージが満場一致して、ボーイッシュな雰囲気がぴったりな石山さんにお願いしました。気持ちの良い抜けが伸びやかに、これからの未来を期待させるような歌声。そんな等身大のアプローチがマッチした楽曲になったんじゃないかと思います。普段は声優さんとしてご活動されていてキャラクターからナレーションまで幅広く担当されているご様子。今後のご活躍にも期待のアーティストさんですよ。要チェック〜☆

◆歌唱・キャラクターソング：つかさし さん

歌声をはじめて聴いた時に、理想の弟キャラクターそのものだ！！！と思いあまり秒でつかさしさんにお願いしました。キラ艶プリンスボイス（なんかおいしそう）。普段はライブ活動など大活躍なつかさしさん。「ヘタレ弟キャラを目指したけど普段通りになっちゃったかも〜☆（※口調はイメージです）」とのことですが、良い意味でヘタレと熱血の間を行き来している気がする。キャラのイメージそのもの。リスナーの皆さんにも気に入っていただけると嬉しいなあ。ちなみに「ガチャ」って一見すると何だかびっくりなキーワードも作詞の高梨さんに「つかさしさんならガチャって歌っても絶対かっこいい大丈夫☆」という根拠なき自信でOK押し通しましたが、結果、めっちゃカッコよかった。やばい。ガチャかっこいい。必聴。

◆歌唱・キャラクターソング：大貫りちゃ

手前味噌の歌に関しては控えめにスルーしますが（笑）歌詞がめちゃくちゃ可愛いんですこれが。物語として読むとじわじわお姉ちゃんのことがよくわかる。本音の部分が爆発しているトランス曲です。キャラクターの設定としてはちょっと重くて可哀想な子という役どころ。どうかどうか最後まで見守ってあげてください！っていう感じの曲ですね！そんな雰囲気になってるかな！大丈夫かな！はい！おわり！（雑）

◆歌唱・挿入歌：alico さん

この曲は物語終盤の切なさ乱れ打ちのターンで作品一のドラマティックなシーンを目指しました。起承転結でいうと転ですね。一番盛り上がるところ。そしてデジタルが全面のゴリゴリ代表曲。うーんうーんどんな歌手さんが合うかなあ〜といろいろなパターンを考えに考え抜いて選ばせていただいたのですが。うん。いい。実にいい。最高か。光栄にも本件はレコーディングに立ち会わせていただき「あ〜こりゃピンポン大正解！！！」と感動した記憶があります。普段はソプラノシンガーとして活躍されている方なのでイメージぶち壊していないか心配ですが、いやよい意味でぶち壊し大勝利の予感もしていますが、そこはもうみなさまのお耳でぜひお確かめください。歌詞も物語のキーになるフレーズが散りばめられているので言葉を読みながら聴いて欲しいなあ。そんなalicoさんは春のイベントでは新譜も予定されているご様子。ぜひチェックしてみてくださいね。

◆歌唱・EDテーマ：謝花ゆうき さん

「ハッピーエンドは『終わり』じゃない！」っていう曲になっていると思います。どうでしょうか（どうなんでしょう）。キャラクターたちがこれまでの苦労を背負っていても押しつぶされず、明日のあかるい未来に期待できる、まさに集大成という意味のEDテーマおぶEDテーマみたいな。それはもう王道エンドロールの雰囲気を踏襲しつつ泣き落としって感じでもない青春ハッピーエンドを爽やかに彩るような歌声の持ち主は……いました！ここに！いましたよ！やったー！そんなわけで女神のような美しい声の持ち主、謝花さんにお願いしました。普段はご自身でもいろいろと企画をされており、新しいプロジェクトもはじまるようですよ！SNSをチェックしてみてくださいね。

◆声優・ケント役：石川尭也 さん

ご応募いただいた声を聴いた瞬間決定しました！わたしが理想とするTHE（ちょっとヘタレな）主人公を彷彿させる弟ボイスでした！大好物です！（いただきます）
そんなわけで、ヒーローというにはちょっと物足りないキャラクターなのですが。アニメとして放映していたら彼がじわじわと成長する過程が描かれるんだろうな〜（妄想）という感じ。幼少期の無邪気な記憶喪失が招いた姉弟バトルなのですが、姉よりもちょっとよい暮らしをしてきたのだろうと思われる背景に免じて高校生活はちょっくら苦労してくださいっていう設定になりました（免じてない）。キャラ名は俳優の林遣都くんから。

◆声優・アヤミ役：青山ゆり華 さん

ヒロインというポジションで、弟とのバランスをどう取るか難しかったです。イラストの雰囲気から可愛い声色のご応募が多かったのですが、性格からのイメージが一番マッチしていた青山さんにご担当いただきました。あの短い台詞のなかの性質をいい感じに自分のものにしてくださっていて、最後までブレない安定感があってとても素敵でした。ちなみに気品のある大人っぽい声と相反するキャラソンの歌声は彼女の本質で、成長できずに留まっている幼稚さを演出しています。（ちゃんと考えてるんですよ〜ホジホジ）きっとあの頃のまま弟が助けにくるのを待ってるんでしょうね。はやく迎えにいってあげてほしいものですね、ケント君。キャラ名は女優の中条あやみちゃんから。

◆声優・マレ役：チサ さん

応募時に女の子キャラクターを全部演じてくださっている方が非常に多かった今回の企画。チサさんは「やべえぞ……どの役もぴったんこだ！！！決まらない！！！決められないよ！！！」と非常に素敵な演技をされる方なのですが、アヤミ候補の方と並べてみたところ「あっマレだ！！！マレ！！！マレがいる！！！」とわたしが騒がしく暴れるくらいにマレでした。生徒役はマレを中心にバランスを取ったと言っても過言ではないくらいマレでした。（しつこい）キャラ名は女優の土屋太鳳ちゃん（と代表作の役名）から。

◆声優・タケオ役：そーぎ さん

イラストみました？タケオ、めっちゃ強そうじゃないですか？でもきっと雨のなか猫を拾って「おまえもひとりぼっちなのか」ってミルク飲ませちゃうタイプです、彼。そうやってラナも拾ったんだと思います。つまりは一見豪快そうな声色に優しさがあって「いくつになってもガキ大将」がテーマのキャラクターにぴったりなのがそーぎさんでした。ラナと一瞬の掛け合いですがミラクルマッチングが起こってしまいました。これは奇跡。ミラクル。ラナとのお話がもっともっと聴きたくなりました。どうでしょうか（どうでしょう）。キャラ名は俳優の佐藤健さんから。

◆声優・ラナ役：愛姫うき さん

「イタコ女優のキャラクターとかどんなんだよ！」と思ったら「こんなんだよ！」とドラマティックにアンサーいただいたのが愛姫さんでした。タケオとの掛け合いも見事にマッチしていました。なんども言いますが、ミラクルマッチング。きっとふたりのキャラソンが生まれるならどっちかのタイトルが『ミラクルマッチング』に、むしろデュエットソングで『ミラクルマッチング』となるに違いない。ちなみに応募総数はダントツ一位でした。制作スタッフ的にはとても意外。実際にTV放映されていたら愛されキャラを確率しそうなラナさんでした。キャラ名は女優の芦田愛菜ちゃんから。

◆声優・ディーン役：ムラカミハジメさん

このディーン先輩も応募者のみなさまから実に色々なアプローチがあったのですが、あの短い台詞のなかに「怪しさと色気と奇人オーラの強さ」の三拍子がギュギュッと凝縮されていたムラカミさんにご担当いただきました。
実は個人的に元々ムラカミさんの大ファンだったのですが、まさかこんな形でこんな謎キャラクターをお願いすることになるとは思ってもみませんでした（笑）いえ好きなんですよディーン。もっと喋らせたい。キャラ名はモデルのディーン・フジオカさんから。

◆声優・サヤ役：鈴香夏目 さん

このキャラも可愛いとかっこいいと両極端のアプローチに富んでいました。どちらかというと低く力強い声が多かったかな。その中間に位置するイメージかつ忍びの者というところで真の強さ、みたいなものがじんわりと感じられた演技の鈴香さんにご担当いただきました。淡々と冷めすぎず強すぎず熱すぎず。主人に従順な信頼を得そうな演技がまさに忍びの者。鈴香さんはきっと忍者（不確定情報）。キャラ名は女優の清原果耶ちゃんから。

◆声優・アユ役：霜月柊 さん

ビビりの自己紹介ががなんたるや、をわかりやすくアプローチしてくださいました。でも良く考えてみてください。そんなビビりキャラのくせに生徒会選挙ガチャに参加しちゃうみたいな。そこんところヨロシク的のぶっ飛んで本領発揮しそうな部分もちょっと見え隠れして欲しかったので、その細かな表情のイメージにぴったりでした。いえ決して霜月さんがぶっ飛びキャラと言っているわけではないのであしからずご了承くださいね。かしこかしこ。キャラ名は女優の松岡茉優ちゃんから。

◆レコーディング：muLogicStudioTokyo さん

最近はいつもお世話になっているミューロジさん。メインエンジニアのイ右（ゆう）さんはベース弾けるしイケメンだし優しいし程よいゆるキャラ。スタッフの天候さんもトレードカラーのブルーが爽やかな美人さん。そしておっぱry（自主規制）。おふたりにはいつも楽しい時間を提供していただいています。ゆるーい、レコーディング、カレーおいしい。この言葉にピンときたらぜひご予約を。通常レコーディングのほか、ミックスや動画やデザインなどクリエイティブなみなさんのお力になってくださるすてきスタジオ。歌い手さんによるディレクションのプランなども。（レコは5/2で一時閉店だそうです！急がなきゃ！）

さて、改めてこんなにもたくさんの方と制作してきたんだなあと。
改めて完成まで様々な場面でご協力いただき進めたことが大変ありがたく感慨深いです。

ここまで「イカしたメンバーを紹介するぜ！全員整列！」的な長い記事を読んでくださった皆様にも感謝です（ほろり）

4/28リリースの新譜『REGRET -リグレット-』。名前だけでも覚えていってください。あわよくばあなたの記憶から離れられなくなるくらいに思わず通販ポチっとしちゃう、なんて嬉し恥ずかしどっきりハプニングにも期待しています。（思いを込めて梱包してあたためておきますね）

▼通販ページはこちら

https://mecanbaco.theshop.jp/items/15871829

余談ですが、４/28のイベント後には『インドア花見』とかいう交流イベントやっちゃいます。みんなで一緒に打ち上がりませんか？（詳細は下のnote記事へ）

ではでは、制作の追い込みに戻りますね。M3では『あなたのハートを盗みに来ました！』の恥ずかしいキーワードでなんかいいことある予定です。ぜひ売り子さんを口説いてってくださいね。

ポイントカードとかもあって盛り沢山な弊社のブース。
お話しにくるだけでもぜひぜひ気兼ねなく遊びに来てください。

思えば平成最後の春イベント。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。

▼頒布予定の作品

※ほか、過去の在庫があるものを少しだけ持ち込みます。