こんにちは、作詞家の大貫理音です。
先日新しい音楽CD作品をリリースしました。

SoundCloud - XFD

制作秘話

CD制作で何が一番わくわくするかなと思い返すと、いつも余計なことをするのが好きなんだなあと思います。楽曲制作ももちろん好きですがおまけとかを考えるのがもっと好き。普段参加している対面イベントではいつも「あなたのハートを盗みに来ました」というキーワードで先着プレゼントなどをしていて、リスナーさんと無駄に絡みたがりです。
今回はイベント参加を欠席したため通販の初版分に『恋みくじ』という名のなぞのおみくじをつけたりしました。内容はわりとてきとーなんですが愛を込めて折りました。腱鞘炎になりそうでしたがこれだけハートを折ることも今後の人生ではあるまいという達成感やばいです。学生時代に授業中まわした手紙ですらこんなにハート折らなかった。そんな感じで1/200の確率で『大当たり』が入っています。

(ハート開かなくても結果はみれます。裏側のポッケ部分に桜シールが入っています。万が一入っていなかったらお知らせください)(ハート折ってる最中に「できた！」って瞬間に勢い余って一個真ん中にビリって亀裂入れたのは内緒)(もちろん除けたけど縁起〜〜〜)

さて今回のnoteはトラック別のライナーノーツと歌手さんたちについてもちょっと語っていきますね。

Youtube PV - XFD 

歌モノ全曲クロスフェードを動画にしてみました。声優の南原光香さんによるキュートなタイトルコールでお送りします。ああ可愛い。さわやかな春を感じられるようなアルバムが出来上がりました。ほとんど失恋片思い曲だけど。

tr.1 『コズミック★KAMIDANOMI』

作詞:高梨みず　作曲:waroki　歌唱:すぴか

アルバム一曲目を飾る楽曲はイントロがしゃれおつなエレクトロポップ。きらきら音色と作詞ゲストの高梨みずさんによる近未来感ある歌詞がよりおしゃれを演出しています。高梨さんの言葉選びってすごくセンスを感じるというか音に対してすごく心地いい響きがあるんです。音乗りが歌手さんにも優しい。そしてボーカルを担当してくださったすぴかさん。応募時のデモを拝聴して「イメージがぴったりだなあ」と思って採用となりましたが、完成してみるとやっぱり思ったとおりでした。いいなあ。ほっとくと宇宙に飛んでっちゃいそうな歌声。みなさんちゃんと最後まで聴いてくださいね。ほっとくどころか掴まれちゃいますよ、ハート。わたしもあなたも聴き終わる頃にはメロメロです。Aメロの早口言葉は必聴です。これ絶対大変だった。仮歌担当したからわかる。あとサビの歌詞が特に好き。「遠くない未来には白馬なんて流行らない！宇宙船で迎えに来てよ！」って。かわいいなあ。タイトルも納得の破壊力です。

tr.2 『1センチメンタル』

作詞・作曲:waroki　歌唱:大貫りちゃ

知ってますか？大貫りちゃ。わたしですわたし。いやなんていうかもうね。自分について深掘り書くことほど小っ恥ずかしいことなかなかないです。そんなわけで歌について多くは語りませんのでとりあえず聴いてみてください(雑)。ちなみに収録曲のなかでこの曲だけちょっと前にオンライン即売会の企画用に一晩でネタ的に作られた曲なんです。一晩で作った割にはわたしもwarokiくんもお気に入り。ぜひ歌ってみてください。カラオケ用にインストを収録しています。インストはフリー素材です。もちろん歌ってみたよーとアップしていただいても大丈夫です。むしろ他の歌手さんでもわたしは聴いてみたい。この曲は歌詞を珍しく作曲家のwarokiくんが書き下ろしています。本職の作詞家にはなかなか描けないような、なんだか独特な世界観でお送りします。たぶん電波ゆんゆんしてる。しとしとぴっちゃん失恋ソング。春というかもはや梅雨の曲。(でも収録しちゃう)

tr.3 『TIME TIME TIME』

作詞:長村楓　作曲:waroki　歌唱:月詠あると

エモエモのエモのターン。「ゆらりふわり微睡む零時」。決してゆるふわ系のレイジって男がアンニュイな曲ではありません。こちら深夜零時の胸キュンソング。作詞ゲストはわたしと音楽制作ユニットを組んでいた長村楓ちゃん。彼女の詞はバラードでさりげなく刺さる女心を描く天才なのですが、こういうダンス曲にも合うんだな〜と思わせてくれる歌手さんの力量。この方もさりげなくさらっと歌っていただいてますが曲のノリを壊さない歌い回しが素晴らしクールなオールラウンダーの月詠あるとさん。メロごとの表現力というか繊細な盛り上げ方は最後まで曲を尊重しているなあと思います。彼女とは何回目かのご一緒作品ですがいつも作家冥利につきる歌を聴かせていただけます。ボーカルさんをお探しの皆様、あるとさん大変おすすめです。ノリのよいハウス曲はwarokiお得意サウンドなやつですね。最初から最後までうきうきしちゃう曲です。(片思いだけど)

tr.4 『どきどき♡リップシンク』

作詞:大貫理音　作曲:waroki　歌唱:大貫りちゃ

はーいはいはい、しつこくやってきましたよ、大貫りちゃ。わたしですこんにちは。これはですね、タイトル曲です。このアルバムの集大成として有終の美を飾る勢いでヒップホップ調の楽曲にオレンジ(back alley orange box.)としても、作詞歌唱の自分としても初挑戦だったわけなのです。韻踏んだがんばった。でもラップはありません。次回のヒップホップ第二弾があればぜひラップにも挑戦したいものです。歌詞はハート煮詰めた(「に詰めた」って聴こえるようにしてみました)女の子がバレンタインデーに頑張っちゃう感じの世界。「俺らソウルメイトじゃん？」とか言っちゃうKYな幼馴染に片思い中のピンク髪カチューシャな女の子をイメージしてみました。自分の青春にはなかったウソページ。注釈これは捏造(イメージ)ですって感じです。いいなあいいなあ一緒に帰って変な噂立てられたいわ！ってこんなおばさんが歌ってしまい申しわけありません大変楽しかったです。やみつき。ラップ得意な方がいたらぜひケイソツにラップ入れた音源送ってください。喜んでミックスします。

tr.5 『しゅ→てぃんぐすたあ - Instrumental』

　作曲:waroki

まじでシューティングしてるスターみたいなイメージしかないきらきら曲。インストです。warokiくんはゲームのBGMとかもお仕事で担当していて、ほんとテーマに合わせて空間を演出する曲が上手だなあって思います。配信のBGMにもおすすめです。ぜひ使ってください。え？試聴がないって？？あ〜今思いついたんですけど、この曲に朗読とかつけて公開したい。タイトル曲のイメージで。いいなあぜったい可愛いでしょ。南原さん、いかがでしょう？(ここで誘うな)

そうそう、盤面、気づきました？『...end more?』。なにこれ。end？andじゃないの？あ、再生を続けていたら幻の"ハート"トラックが......(おっと誰かきたようだ)

CREDIT

そんなこんなで本作の制作陣をつるっとご紹介。素敵な表現者のみなさまを独断と偏見にてお送りします。名前だけでも覚えていってください。

produce: 屋根裏ひみつ結社
大貫理音が立ち上げた創作プロダクション屋号。自主制作では音楽制作をメインに活動中。音楽制作、WEB媒体や紙媒体などお仕事のご依頼お待ちしております。▷公式WEBサイト

project: back alley orange box.
バックアレイオレンジボックス。無駄に長い。warokiとCDアルバムを出そうと初企画した際に当時活動していた大貫のひとりユニット『路地裏みかん箱。』を英語にしただけである。安易〜。

comporse,lyric,direction: waroki (ワロキ)
作曲を担当しているキンパツ兄ちゃん。曲を作るスピードが速くてびびる。いろいろ見る目がある。日常会話の時点で着眼点や発想力がいろんな意味でやばい。打ち合わせしていると「このひとこんなとこにいちゃいけないひとや......(崇)」とたまに思う。(いやいてほしいんだけど葛藤）

lyric,vocal,illustration,web: 大貫理音/りちゃ
わ・た・し・☆星が大好き星の魔女おばさん。とにかくやりたがり。たま〜に名の知れた大企業にパクられちゃったりする企画力には誇りを持っている。なんでもつくります。生業は作詞家......とみせかけて国内外で取引している起業家。今後の目標は女性でも男性でもソロアイドルをプロデュースすること。warokiのマネージャ。

guest lyric: 高梨みず さん
作詞家が依頼したくなる作詞家。ひょんなことから出逢ったわたしたち。ニッチな趣味(給水塔とか消波ブロックとか文房具とかとか)があれこれ同じでいつもTwitterを楽しくストーキングしている。笑顔が素敵で一緒にご飯食べてるだけで癒される。定期的においしいもの会開催中。彼女の柔軟さはどんな洗濯物でもふかふかほっこりにしちゃうと思う。あと頭の回転が早くてすごい。わたしの足りない言葉から察する理解力やばい。(土下座)

guest lyric: 長村楓 さん
作詞家が依頼したくなる作詞家。大学の同期。長年一緒に作品づくりをしている腐れ縁でお互い何もかも理解している空気ある。夫婦か。ミドルテンポのポップスが一番映えると思いきや最近はデジタルなアップテンポを投げても自分の世界で包み込んじゃう。この作風は唯一無二では。実は学生時代にわたしが作家さんに売り込んでTVアニメの曲とか作曲教本の詞を書いてたりするすごいひと。

guest vocal: すぴか さん
見た目のフェミニンきれいめお姉さんのイメージとはギャップ萌えのスイートボイス。マフィンとかカップケーキっぽい(大好物)。自主制作とかバンド活動(4/18に浜松市でアニソンコピーでライブがあるってよ！ちぇけら！)とかいろいろ精力的にヤル気まんまんアグレッシブな方。東海地方が生んだ元気玉。(語弊)

guest vocal: 月詠あると さん
とにかく納品とレスポンスがめっちゃはやい。安心と信頼のあるとさん。どんなジャンルでもばっちりキメてくる歌唱力。すごい安定感。台詞もイケちゃう。なにかと器用。あとスタイルが良くて美人さんなので被写体経験もあるとか。さすがあるとか(言葉の響きで遊んではいけません)。うちの所属タレントにスカウトしたい。五感で楽しめます。(語彙力喪失)

Special Thanks: 南原光香 さん
みんな大好き南原さん。この方もライターの語彙力がぶっ飛ぶほど可愛いくて可愛くて可愛い声とキャラクター。かわいい声と歌のおねえさん。突然の依頼にも音質と内容ともにハイクオリティで対応されるスーパーウーマン。何事にも丁寧で直向きで何よりやさしい。甘えて罵られたい。(個人の感想です)

使用フリー音源収録

最後に宣伝。この作品のoff vocalおよびInstrumentalデータのみご購入者様に限り自由にお使いいただけます。ゲームや動画作品のBGMなどにお使いください。また無料公開のものに限り、歌ってみたなどのカラオケ動画、歌唱サンプルとしてもお使いいただけます。遠慮なくガンガン歌って欲しいです。
ご自身の作品やラジオなどにインストを使いたい場合、個人・同人作品の使用報告は必須ではございません。どうぞお気軽にご利用ください。でもお知らせいただいたら全力で宣伝させていただきます。
あと販売作品への音源としての収録は禁止とさせていただきますね。その場合はよかったらオリジナル作品のご依頼をご検討ください。もし我々にオリジナル楽曲の制作依頼をご相談いただける場合は以下のboothもしくはメール(mecanbaco@gmail.com)までご一報ください。

直接のご依頼のご相談もお気軽にメールにてご相談ください。ジャンル不問でご相談いただけます。

オンライン通販サイト

新譜から旧譜までいろいろ取り揃えています。どちらかというとコンセプトというか物語をしっかりとつくるファンタジーな作品が多いです。わたしの作風やwaroki曲が気に入っていただけましたらぜひ過去作品もぜひ試聴していってくださいね。

おまけ

こんな感じで自作品の作品紹介もたまにしています。もし「やだちょっとうちのも宣伝してよ〜」「このネタについて書いてよ〜」とかありましたらいつでもご連絡ください。自由気ままでよろしければぜひ喜び勇んで書かせていただきます。(試聴だけでも道端の石ころの話でも書けます)

あと普段はライナーノーツ以外にもいろいろ低い意識系のわたしが頭のなかをぱっかーんした物語りを披露しています。前回の有料記事でnoteサークル発足(メンバー募集中です)と「価値」について語ったのでよかったらぜひ読んでみてください。複数の読者の方から珍しく「はっとしました」と同じような感想の声をいただきなんだか嬉しいです。思いって伝わるんだな〜(しみじみ)

はい、ここからは恒例の投げ銭コーナーです。たいしたことは書いてないですけど、なんか応援したいなーみたいな方はちゃりんとお賽銭箱のようにポチってください。その願い叶えてしんぜよ〜！！！！(このネタにしろ記事にちょこちょこ仕込んでるネタにときめきを覚えるあなた同世代ですね)

さて今回の生ハム募金(ちがう)は、この日頃の募集や制作中の裏話をちょろ出ししてお別れしたいと思います。

わたしは寝ても覚めてもやりたい企画をいくらでも考えついてしまうので、いつも