ひろみん社長のひとりごと「神様のポケット」
10年くらい前に何度も何度も読んでいた本があって、それは渡辺和子さんの「置かれた場所で咲きなさい」という本。
題名がなんか受け入れられなくて、視界に入ってもなかなか手に取れなった本なんだけど、ある日手に取りたい日がやってきた。
そういったことって私には割とよくあって、手に取った時は内容がその時の自分にドンピシャリだったりする。
この本の言葉ひとつひとつが私を救ってくれたのだけど、その中でも「神様のポケット」の話が一番気に入っていて、人にも良く話す。
「こちらから挨拶しても相手から返ってこないことがある。その時は神様のポケットに入ったということ」という話。
それまでの私は挨拶とか返してくれないかもしれない人に、こちらから挨拶するのをためらっていたと思う。この言葉を自分の胸にしてからは遠慮なく誰にでも挨拶できるようになった。
これはきっと親切もそう。親切にしたところで感謝されないこともある。これは結構ある。でもそれも神様のポケットに入ったと思ったらめっちゃラッキーだし、感謝されようがされなかろうが、自分がしたいときにすればいいという素晴らしい効果があった。私には。
そのうち神様のポケットに入るかどうかもあんまり関係なくなり、自分が思いやりをもってしたいことについては、遠慮なくできるようになった。受け入れられないことがあったとしてもやってみるということができるようになった。
みんなが神様のポケットをもったら、特に優しい日本人は気楽に生きられるようになるかもしれない。気が向いたら神様のポケットを取り入れてくださいね。
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