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少女漫画を読めば、バレンタインデーは成功する

少女漫画は、女心の教科書だ。

女子のリアルな心理が繊細に描かれていて、好きな人にはこうあってほしいという理想が至るところに散りばめられている。

「何気なく発した一言で、彼女がなんだか不機嫌になった」という経験はないだろうか。

「女心よくわかんない」という人に向けて、少女漫画を元に、女心を解説していきたい。

好きな人に想いを伝える重大イベント

少女漫画では、次から次へと新しいラブイベントが起こる。

ひょんなことから同棲生活が始まったり、突然元カノが現れて恋路を邪魔したり、遠距離恋愛が始まってお互いの大切さを実感したりと忙しい。

そして、ラブイベントの中でも欠かせないのが、バレンタインだ。

少女漫画の中でバレンタインは、好きな人に想いを伝える重大イベントなのだ。

今回は、「バレンタインのときの女心」に的を絞って解説していきたい。

この記事を書くために、20作品ほどのバレンタイン編を熟読した。そして、ある共通点を発見した。

バレンタイン前に押さえたいポイント

ほぼすべての作品にある、超重要なシーン。
それは、好きな人を想いながら、手作りチョコを一生懸命に作るシーンである。

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     出典:幸田ももこ『センセイ君主 4巻』

1人で作ったり、友達と恋バナしながら作るシーンは、バレンタイン編に欠かせない。

中には、好きな人がミルクチョコレートが好きなのか、ビターチョコレートが好きなのか、材料の買い出しで悩む場面さえ詳しく描いている作品もある。

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      出典:雨村 澪『発熱リビドー 1巻』

一番重要なポイントはこれだ。

チョコをもらう前に、「あなたのことを想いながら、一生懸命チョコを作った」という女心を必ずわかっておこう。

たとえ市販のチョコであったとしても、あなたのことを想いながら選んだことに変わりはない。

ここさえ押さえていれば、まずバレンタインデーでケンカをすることはないだろう。

そして女心を理解した、100点満点の反応がこちら。

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        出典:箕野希望『恋と弾丸 7巻』

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    出典:白石ユキ『はにかむハニー 8巻』

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    出典:幸田もも子『センセイ君主 4巻』

全てのセリフの共通点。

それは、「彼女が一生懸命作ったことをわかってくれている」点だ。
味を褒めてくれるのも嬉しいけれど、手間暇かけたことをわかってくれている方がグッとくる。

したがって、以下の反応は女心を踏みにじっていると言える。

・くれることが当たり前のような態度で受け取る

・ながら食べする
(ケータイ見ながら、テレビ見ながら)

・一気にほおばる

・「まずい」「もっとこうした方がいい」などアドバイスする

あなたを想いながら丁寧に作ったチョコだから、一つ一つ大切に食べてほしいのが女心である。

「こんな甘い言葉ささやくのはずかしいよ!」という人は、シンプルな反応でいこう。

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 出典:馬瀬あずさ『まいりました、先輩 3巻』

サラッというのがコツである。
こんなの言われたら、いくらでも作ってあげたい。

ここからはシチュエーション別に、女心を解説していく。

①チョコをもらったが、今すぐ食べられない

「一緒懸命作ったので、はやく食べてほしい。」「よろこぶ顔がはやく見たい。」と思うのが女心である。

しかし、すぐにチョコを食べられない時もあるだろう。

そんな時は『PとJK 13巻』を参考にしよう。

はやく渡したくて、職場に手作りチョコを持ってきてしまった彼女。
彼女を冷たくあしらい、職場の同期にブーイングを受けたときの彼氏の一言。

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        出典:三次マキ『PとJK 13巻』

フォローの天才だろうか。
「落としてから上げる」というテクニックを応用している。

彼女が自分を想って作ってくれたことを理解して、「大事に食う」と表現しているのがポイント。

②恋人がチョコをくれるかわからない

そんな時は、素直にチョコがほしいと伝えてみよう。
彼氏がチョコを楽しみにしていることは、シンプルに嬉しいことだ。

『恋と弾丸 7巻』を参考にしてほしい。

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        出典:箕野希望『恋と弾丸 7巻』

忙しいorイベント嫌いな彼女でなければ、「チョコが欲しい」といえば快く作ってくれるだろう。

③恋人以外から、チョコをもらった

他の子からチョコをもらったと聞いて、良い気はしない。
『君に届け 20巻』を参考にしよう。

他の子の手作りチョコを、彼氏が受け取ったと知ったときの彼女の一言。

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       出典:椎名軽穂『君に届け 20巻』

他の子からもらったとしても言わないが吉。
「〇〇からチョコもらったよ」などの自慢は絶対NGだ。

④バレンタインをすっかり忘れていた

これはまずい。イベントへの熱量の差を感じて、彼女はかなりがっかりしているだろう。

そんな時は、『今日、恋をはじめます 12巻』を参考にしよう。

すっかりバレンタインデーのことを忘れていた彼氏。「渡したいものがある」という彼女の連絡を断ってしまう。
後日「別にたいしたものじゃないから気にしないで」と彼女が強がってしまったときの一言。

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 出典:水波風南『今日、恋をはじめます 12巻』

かなり上から目線であるが、カッコいいのでOK。
実際にこのシチュエーションになった場合は、もう少し謙虚に伝えよう。

こちらも「一生懸命作ったことを理解している」点をしっかり押さえて、フォローしている。

⑤自分も彼女を驚かせたい

そんな時は思い切って、逆チョコを渡してみよう。

『アオハライド 13巻』を参考にしてほしい。
主人公が告白する友達に、逆チョコを提案するときの一言。

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     出典:咲坂伊緒『アオハライド 13巻』

逆チョコはかなり新鮮だし、特別感がある。

「男が手作りなんて」と思う人もいるかもしれない。
女子は手間暇かかることを知っているからこそ、手作り逆チョコはめちゃくちゃ嬉しいと思う。

逆チョコしたいけど、お菓子作りしたことない人は、彼女と一緒に作るのもありだ。
『花野井くんと恋の病 3巻』を参考にしてみよう。

逆チョコを作ろうとして失敗してしまった彼氏に、彼女から一言。

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   出典: 森野萌『花野井くんと恋の病 3巻』

お菓子作りが苦手でも、2人で作れば楽しいバレンタインになるだろう。

まとめ

最後にもう一度言いたい。

「あなたを想って作ってくれたこと」をイメージしてから、チョコを受け取ってほしい。

そうすれば自然と、彼女の気持ちを尊重した行動ができるだろう。

この記事を書くにあたって、たくさんの少女漫画を読むことができて幸せだった。

資料集めのつもりがつい読みふけってしまい、全然作業が進まなかった。

ホワイトデー編もできたらいいな。