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【受験生向け】英語の勉強方法 〜医学部学士編入〜

はじめに

私の場合は勉強期間が非常に短く、英語に回す時間は限られていました。

受験勉強の鉄則は、闇雲に勉強を始めるよりも、まずは敵を分析して、いかに合理的効率的に高得点を稼ぐかが大切だと私は思います。

私はまず、医学部学士編入の過去問をある程度入手して問題の傾向分析を行いました。

それによって感じたのは、ある程度の単語力ある程度の文法力、そして医学系の英文への慣れがあれば、英語の試験は得点が稼げると考えました。

私自身は、受験当時すでに英検準1級程度があったので、文法に関しては勉強せず、単語力と医学系論文を読みこむことだけに徹しました。

もちろん、文法が苦手な方は、中学校から高校までの基本的な文法を復習する必要があると思いますが、文法に関しては最低限で良いと私は考えます。

医学部編額試験では文法に関して問うことは、ほとんどなく、主に和訳や要約が多いためです。

単語学習

英語に関しては、医学部編入試験の鉄板書「医学部編入への英語演習」を購入し、単語のページの暗記だけを私は行いました。

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また単語力の強化のために、英検1級英検準1級用の単語帳も覚えました(この単語帳に関しては、単語が難しめであれば、どの単語帳でもいいと思います)。仕事の合間や家事の合間も、単語帳は見る時間を作りました。

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医療系論文の読み込み

そして医学系の英文に関しては、Nature NewsTIMEThe New York TimesのWebサイトから無料で読める短め(A4用紙2枚程度)の科学系や医療系の英論文をランダムで選び、時間を決めて読み込み、内容の要約する練習を行いました。

ここで大切なのは、分野が偏らないように論文をピックアップする点です。当時は新型コロナウイルスに関するニュースが飛び交っていましたが、そればかり読んでいても知識が偏るので、論文に関しては好き嫌いや流行り廃りで選ばないことが私の大切なルールでした。

今は、Googleなどの翻訳機能もかなり精度が上がっているため、どうしても意味が取れない文章だけは、Google翻訳にもお世話になりました。

一通り読み込んだ後、知らない単語には蛍光ペンでチェックし辞書で意味を調べ、土日にそれらをAnkiアプリに打ち込み、テストを繰り返して単語を覚えるようにしました。

こうすることで私は、独学で英語分野の学習を行うことができました。

ちなみに、先ほど紹介したAnkiアプリは、電子単語カードアプリなるものです。Ankiアプリは英語学習者の中でもよく話題に出ており、効率的に暗記ができるシステムのアプリとなっています。

具体的なAnkiについての説明や設定方法はこちらをご参照ください。

まとめ

私が英語の勉強でしたことは、「単語を覚えること」「医療系の英論文を読む」ただこれだけのことしかしておりません。

本当に時間がなかったので、かなりのシンプルな対策でした。

かかった費用も、単語帳2冊分と「医学部編入への英語演習」の購入費用のみです。

英語の得点力アップはその分野の単語を覚えること独特の科学論文の形式に慣れることが最大の近道であったと受験を振り返り思います。

以上、私の英語の勉強方法でした。参考になる点があれば嬉しいです。

TOIEC対策については、また後日書いていこうと思います。

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