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【ゼミ取材記事】松本大吾先生編:マーケティング・コミュニケーション


「三寒四温」そんな言葉がぴったりな季節ですね。


どうですか?皆さんは春を満喫していますか?

気づけばあっという間に3月が終わり、私は大学生活最後の年を迎えてしまいました。

就活……………卒論……………………

目を背けたくなるような現実が待っていますが頑張りたいと思います。


申し遅れました、わたくし今回の記事を担当させていただく"まる"です。
最後までよろしくお願いします!!


今回インタビューしたのは、わたしの所属ゼミの担当教員である松本 大吾(まつもと だいご)先生です!


ゼミ生として1年半以上お世話になっているわたしでも、初めて聞いた話が多くインタビュー中も驚いてばかりでした 笑


今回はそんな謎に包まれた松本先生のヒミツを大公開!
松本先生を知っている方も、あまり知らない方にも楽しんでいただける記事になっていると思います◎


松本先生ってどんな人?


この記事を読む方の中には、松本先生という人を初めて知る方もいると思うのでまずは簡単なプロフィールを紹介します。


名前:松本 大吾(まつもと だいご)
職業:大学教授(千葉商科大学 サービス創造学部)
誕生日:2月12日
出身:東京都
身長:178㎝
趣味:料理


写真からわかるように真面目な雰囲気と、遠くにいても視線を感じる大きな目が特徴の先生です。
普段の話し方や授業も真面目で硬派な方なので、ゼミやプロジェクトで関わりのある以外の学生からは、「怖い」という印象を抱かれやすい先生です。(わたしも"絶対"怖い人だと思ってた)



では実際はというと、ゼミでも基本的に変わらず話し方は真面目で、狭い教室の中ではより一層その眼光が強くなり………



やっぱり怖い先生じゃん、、、



そう思ったあなた!!ちょっと待ってください!!!
本当はそんな怖い先生じゃないんです!


わたしも、ゼミ生なってから松本先生と関わりを持ち始めたのですが、一言で言うと「学生想いでユーモアがある素敵な先生」です!


ここまでの簡単な紹介だけでは、私が思う松本先生の印象である「学生想いでユーモアがある素敵な先生」というのが伝わらないとおもうので、ゼミの活動内容とともにもっと深堀していきましょう◎



松本ゼミってどんなゼミ?



ズバリ一言で表すなら「圧倒的活動量」

これは勉強についてはもちろん、それ以外のゼミのイベントでも言えることです。
年間通じて課題があり、全ての季節でイベントがある、勉強にも遊びにも全力なゼミです!


言葉でざっくり説明しただけでも何となく、活動量が多いことは伝わると思いますが、せっかくなので私たちの代の課題とイベントのスケジュールをお見せしたいと思います◎



松本ゼミのスケジュール(10期生)


私が所属するサービス創造学部では2年生の秋学期から、ゼミの時間が割り振られます。
しかし、松本ゼミは夏休みから先行して活動が始まります。


2年生のスケジュールは以下の通りです。

下の3年生と比べると課題量が少ないように思えますが、2年生の多くはプロジェクト活動という通年型の授業を履修している人が多いため、両立がかなり大変です。

※オレンジの矢印で表記された企業課題は、年度によって内容や実施の有無が変化します


3年生のスケジュールは以下の通りです。

薄緑の矢印で表記されている項目は任意活動の学外プロジェクト「FUTURE(大学生意識調査プロジェクト)」と2年生の研究をサポートする「MRGPチューター」です。

※オレンジの矢印で表記された企業課題は、年度によって内容や実施の有無が変化します


見るだけで頭が痛くなる活動量です……


こんなの誰がやるの?と思う方もいらっしゃいそうですが、実際私の学年では3分の1ほどの学生が上記のスケジュールで活動をしていました。

また、ほとんどの学生が「FUTURE」「MRGPチューター」のどちらかの活動には参加をしており、主体性のある学生が多い印象を受けます。


あ、ちなみに"まる"は画像にあるスケジュールに加えて、プロジェクト活動を加えた超ハードワークをしておりました( ◜◡◝ )


最後こちらが4年生のスケジュールです。


4年生はほぼほぼ卒論!
松本ゼミでは3人までのグループを組んで行うか、1人で行うかを選ぶことが出来ます。

なんとなく1人だとテーマ決めやらなにやら苦戦しそうな気がしているのですが、せっかくだから自分がやりたいテーマを………という気持ちもあって難しいですね。


ちなみに、4年生も2年生の研究のサポート役である「MRGPサブチューター」という仕事があります◎
メインは3年生で且つ任意ですが毎年積極的にサポートをされている印象があります。


こんな勉強の話ばかり聞いていると疲れてしまいますよね。

せっかくなので松本ゼミの楽しいレクリエーションをご紹介したいと思います◎


2021年はコロナの影響もありオンライン開催のイベントがあるのみでしたが、コロナが落ち着き規制が緩和された2022年には合宿も復活し、にぎやかなラインナップとなっています◎

2023年の追いコンでは飲食も解禁されて、今後のイベントでも飲食を楽しめるようになるのかなとワクワクしております。


イベントには先生も参加しており、いつもの堅物な雰囲気とは違った姿を見ることが出来、学生たちがこぞってスマホカメラを向けています 笑

どうでしょう、少し松本先生のイメージが変わってきたでしょうか?


ゼミの雰囲気やカリキュラムをお伝えしたところで、松本先生の専門分野について掘り下げていきたいと思います!



松本先生の専門分野って何?


松本先生の専門分野は「マーケティング・コミュニケーション」


テレビCMやクーポン・イベントなどを通じて企業は、消費者とコミュニケーションを取ることで、自社の製品やサービスのファンになってもらいます。
認知のための告知の手段は?どうしたら消費行動に移してもらえるか?など、自社の製品やサービスに対する消費行動を促すための効果的なプロセスを考えるのがこの分野です。


カリキュラムに広告論文賞や企業課題が入っているのも、すべてはこの分野につながってくるためです◎

ちなみに、3年生の任意プロジェクトには、某大手広告代理店の社員の方がアドバイザーについており、プロの指導を受けることが出来ます。


では、なぜ松本先生は「マーケティング・コミュニケーション」を専門的に研究するようになったのでしょうか?



松本先生の学生時代


松本先生の最終学歴は早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程です。

長い………そしてよくわからないけど絶対にすごい……………。


学生時代は広告理論について研究をしており、広告には高校時代から興味があったそう。
大学卒業後は大学院に進み、修士課程に加えて博士課程でも学んでいるとのことでした。


………と言われてもわからないですよね。


大学卒業後は就職の道に進む私には、大学院も修士課程も博士課程もなんぞや?の世界です。


調べたところ、大学を卒業して得られる称号が「学士」、その後大学院に進学し修士課程(平均2年)を修了すると「修士」、修士課程修了後さらに博士課程(平均3年)を修了すると「博士」という称号が得られるそうです。

「博士」を取得するには、大学4年間に加えて最低でも5年を要するということになります。


もちろん、修士課程・博士課程ともに大学同様単位が取れなければ卒業できませんので、特に難易度の高い博士課程では大学の定める最長年数まで在籍することも珍しくないとか……



いや、めちゃくちゃ大変………



このインタビューをしていた当時は、修士?博士?何それ美味しいの??状態だったので、いまいちピンと来ていませんでしたが情報が増えた今、大変驚いています………。



でも、そんな大変な道をなぜ……?


確かにストイックそうな先生だから最初から大学院進学を目指していたと言われても、全く違和感がなくて納得なのですが実際はどうなのでしょうか?



挫折と大学院進学


実は松本先、生初めから大学院に進学しようと考えていたわけではなかったのです。


大学3年生の12~1月頃には普通の大学生と同じように就職活動をして、企業に就職しようと考えていました。
実際、自身が好きな漫画に携わることが出来る企業を含めて2・3社の最終面接に進んでおり、しっかり就職活動をしていました。

最終面接にこぎつけた企業が2・3あり「どこかしら受かるだろう」と思っていたそうです。

しかし、結果は全て不採用。


その時に、ふと「会社に勤めるのがむいていないのでは?」「スーツを毎日着て会社に向かうサラリーマンは嫌だな…」という考えが頭をよぎり、思い切って4年生のゴールデンウィーク前に就職活動を終了。

そして、構内の掲示板に張り出されていた申込期限間近の大学院の募集を見つけました。そこで、大学4年間の学びに少し物足りなさを感じていたこともあり、大学院進学を決めたそうです。

大学院の審査は成績と面接で、幸い大学の成績が良かったこともあり無事大学院への進学が決まりました。


大学院に進み安心したのも束の間。
周りの同期が就職する中で、自分は大学院に進学しているとはいえ学生。
同期でありながら学生と社会人という壁を感じることもあったとか。

また、大学に比べてさらに自由度が高い大学院では自分でスケジュールをしっかりと組んで、ルールを決めなければ漠然と時間ばかりが過ぎてしまいます。


そこで松本先生が自分自身に課したルールは「ゲーム封印」


私自身あまりイメージが無かったのですが、実は松本先生は大のゲーム好き。

自分の趣味を封印してまで勉学に励むなんて本当に私には想像がつかない世界です。(何せ趣味のために生きている人間なので)


しっかりと自分に厳しくルールを課して、メリハリをつけることで効率的に自分のタスクをこなし博士課程で5年間学びました。

その後は、2010年に助教として働きながら大学教授を目指し、2011年9月に千葉商科大学サービス創造学部に着任しました。


松本先生のストイックさに驚いたわたしが話を聞いていくと、その性格の根源には「努力をしたくない」という意外な考えがありました。



仕事も趣味も効率重視


「努力をしたくない」と聞くと手を抜いたり怠けたりという印象を抱きがちですが、松本先生の場合「最も効率が良い方法を常に追い求めている」そんな印象を抱きました。


何より無駄な時間が嫌いで、大人になった今でも自分にルールを課して、時間をきっちりと区切って生活をしているそう。
何かものすごく集中しなければならない作業がある際には、電話がかかってきても出ないこともあるとか。

松本先生といえばいつチャットを投げても直ぐに返信が来るイメージだったので、これはとても意外でした。


ちなみに現在は料理が趣味という松本先生。
ゼミ生のわたしも初めて知る事実でとてもびっくりしました。

料理が趣味というのも意外でびっくりなのですが、更に驚くべきはその理由です。
皆さんなんだと思いますか?



「食事は生活の中に欠かせなくて、そのために料理は欠かせないから。」
「やっていても罪悪感がない趣味だから。」



(趣味にまで効率を求めるのか、、、、!!!!!!!!!!
えぇ、、、、、趣味って、娯楽って日々の頑張りを理由に罪悪感を正当化して、幸せに入りびたるものじゃないんですかっっっっ!!!!!!!!!)


すみません、心の声が漏れてしまいました。
理由が予想の斜め上をいかれてしまいびっくりしてしまいました。

ちなみに、これ以外の理由にも純粋に楽しいという理由や、奥様と家事を分担しているからという理由もあるそうです。
基本的に料理は松本先生が担当しているとか。



学生時代から好きだったゲームや漫画は今でも好きだそうで、特に漫画は「少年サンデー」を毎週購入しているそう。
少年漫画が特に好きで少年ジャンプなどもよく読んでいるとか。

ゲームは一人で趣味として楽しむよりは、お子様とのコミュニケーションの一環としてやることが多いそうです◎
「Pokémon LEGENDS アルセウス」「スプラトゥーン」などをやるそうです。



ちゃんと娯楽感のある趣味もあって"まる"はほっとしました。

他のゼミ生も言っていましたが、松本先生は自分の話をよくしているとおっしゃっていますが、プライベートや趣味にはあまり触れていなくて謎ばかりなんですよね。
ゼミ生の知っている松本先生の趣味嗜好といえば、「お酒が好き」ということだけです。(多分)

ぜひ、今後はゼミなどでいろんな趣味のお話をしていただきたいですね◎



最後に



愉しむためには努力が必要で、まず「やるべきことをやる」ことが必要。
遊びや楽しいことばかりではだめで、
「やるべきことをやる」ことで自由が手に入る。



学生に向けてメッセージを頂いた際にこのようなことを松本先生は話されていました。

これは普段のゼミのカリキュラムとも一緒だなと"まる"は思いました。
記事のはじめの方で見ていただいた松本ゼミのカリキュラムを思い出してください。
合宿や季節のイベントといった楽しみを時々挟みつつ、タイトなスケジュールや反対に長期にわたって行われる大変な課題の数々があるのがわかると思います。


とにかくメリハリがしっかりとしていて、まさに松本先生の性格がそのまま体現されているゼミだと思います。


大変な課題を乗り越えるからこそ、楽しみがもっと楽しくなる。
ものすごく当たり前のことかもしれませんが、松本ゼミでの活動を通じて改めてこのことを実感することが出来ました。




今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。


私事ではありますがこのYellow!のアカウントで記事を投稿するのは、おそらく次が最後になるかと思います。
2年間拙い文章にお付き合いいただきありがとうございました!

個人アカウントはゆるりと動かしておりますので、引き続き"まる"をよろしくお願いいたします!


"まる"でした今までありがとうございました!
今後もYellow!及び"まる"をよろしくお願いいたします!!



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