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4月7日(日)メディア日記

 ハマスの奇襲に端を発したイスラエル軍のガザへの報復攻撃は7日で半年になった。各メデイアの報道を総合すると、報復の戦闘が始まってからのガザの死者数は3万3000人超(うち子供の死者は4割)に対して、イスラエル側の死者は約1500人。負傷者は7万5000人。ハマスは依然として人質100人を解放していないが、ガザの狭い地域に100万人規模が押し込められ、人類史上まれに見る壊滅的な悲惨な状況の中、ガザの医療施設は84%が破壊され、水や衛生施設の稼働はわずか5%と言われる。

 ワシントン共同通信によると、ワシントン・ポスト紙電子版は6日、「米国第一主義のトランプ前大統領が返り咲く可能性に世界が注目する中、日本では『もしトラ』(Trump possibility)という言葉にトランプ復権への不安がうまく凝縮されている」と紹介する記事を掲載した。「もしもトランプが再び大統領になったら」を略した「もしトラ」のほか、さらに当選の確度が高い「ほぼトラ」や「まじトラ」、「確トラ」の言葉もはやっていると米国の読者に伝えた。

 朝日新聞と毎日新聞のデジタルは7日、「陸上自衛隊大宮駐屯地(さいたま市)の第32普通科連隊が、X(旧ツイッター)で同隊の活動を紹介する際に、「大東亜戦争」という言葉を使って投稿していた」と報じた。政府は太平洋戦争を指す言葉として、この呼称を公式文書では用いていない。「大東亜戦争」は歴史観回帰を狙う右翼の常習語だが、最近の陸自部隊の靖国神社集団参拝といい、元海将の大塚海夫が靖国神社の宮司就任といい、最近の自衛隊はタガが外れてきているんじゃないか。
以下は、自衛隊公式X(旧ツイッター)

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