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2月21日(水)メディア日記

 石川県が発表した「令和6年度予算案」に、「大阪・関西万博を見据えた国際文化交流の推進」の予算として、1000万円が計上されたことがわかった。記者から「知事が大阪維新の会の顧問をしていることで『開催を推進する維新の会』に気を使っているのでは?」と質問されると、馳浩知事は「私は大阪維新の会の顧問。関西万博はやるべきだと、終始一貫して思っている。馬場代表、松井一郎、吉村洋文大阪府知事、また橋下徹とも古い友人です」平然と答えた。(フジテレビ「Nイット」から)

 裏金問題を巡る国会の政倫審(政治倫理審査会)に誰がでるかどうかでもめにもめている。21日まで衆院政倫審に出席する意向を示したのは、安倍派の塩谷座長、西村前経済産業相、松野前官房長官、高木前国対委員長、二階派の武田事務総長の5人。参院でも自民党参院前幹事長の世耕が参院政倫審に呼ばれれば出席すると表明した。
 公開の証人喚問か参考人喚問実現ならわかるが、メディアが政倫審への出席を金科玉条のごとく書いているのは危険な結末だ。自民党は政倫審の原則は非公開だといい、言うなれば弁明の場に過ぎない。なんとなく裏金問題については、政倫審だけで終わる可能性が出てきた。

 時事通信によると、中国の人権派弁護士、唐吉田(55)の長女の正琪(27)が留学先の日本で病気のため死去したことが21日、分かった。支援者が明らかにした。唐は正琪に会うため出国を求めていたが、中国当局に阻止され、面会のための訪日はかなわなかった。支援者によれば、正琪は20日午後、肺炎のため東京の自宅で死去した。留学中の2021年4月に都内で倒れ、意識不明の重体が続いていた。中国では人権問題に取り組んできた弁護士の締め付けが厳しくなっている。中国の人権問題に批判的なドイツのベーアボック外相が14日、中国を訪問した際、人権派弁護士の余文生と妻の許艶氏13日、中国当局に拘束されたことが分かった。

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