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4月26日(金)メディア日記

 小池百合子都知事に対する都庁記者クラブの追及の甘さが前々から問題になっていたが、ニュースサイト「Arc Times」の尾形聡彦(元朝日記者)が14日、直接記者会見に出向き、その模様をYouTubeで公開した。この日、小池知事に質問したのは、幹事社の時事通信(女性記者)、朝日新聞(女性)、フジテレビ(女性)、MXテレビ(女性)、NHK(男性記者)、日経新聞(男性)、読売新聞(男性)、テレビ朝日(男性)、夕刊フジ(男性)の9人。フリー記者は何人も挙手したが、尾形を含め誰も指名されなかった。
 尾形聡彦はYouTubeの動画の合間に記者の質問と小池の答えを寸評した。小池知事にまつわる最も至近な問題の学歴詐称について、3人から質問が出たが、小池知事は「カイロ大から卒業が証明されている」の一点張りで、それ以上の記者の追及はなかった。尾形の見方は、記者の知事への質問は、「忖度」、「よいしょ」、「アシスト的」なものばかり。全体的に生ぬるいものだ」と酷評、とくにテレビ朝日記者に対しては「もっとも低レベルで、プロ意識がない」とこき下ろした。

 時事通信によると、トランプ前米大統領による不倫口止め料不正処理事件の公判で、元タブロイド誌発行人デービッド・ペッカーへの反対尋問が25日、ニューヨーク州地裁で始まった。ペッカーはその中で、過去にトランプだけでなく、エマニュエル駐日米大使ら著名人の醜聞もみ消しを手助けしたと証言した。米メディアが伝えた。
 ペッカーは、弁護側の質問に答える形で、政治家がメディアと「互恵的な」関係を持つのは普通のことだと主張。エマニュエル氏や米俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー氏らの情報を買い取り、スキャンダルが世に出ないよう協力したと述べた。

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