見出し画像

『この本読んで!2021秋80号』表紙は酒井駒子さん!

年に4回発売の絵本の情報誌『この本読んで!』の秋号のカバーイラストは酒井駒子さん。個人的に酒井駒子さんの描く少女と鳥が大好きなので、お部屋に飾りたくなってしまいます。
(本日9月2日発売です)

80号表紙

メイン特集は「絵本から読みものへ」。読み聞かせのその先の「ひとり読み」。お子さんがひとりで本を楽しめるようになるために、大人はどんなことができるのか? これは悩む親御さんも多いのではないでしょうか。
年齢別のおすすめ本もたくさん載っているので、お子さんの好みの本を選ぶ参考にもおすすめです。

私は本に関わるお仕事をしているので、おそらく普通より身のまわりには本好きが多いです。そして周囲の本好きお父さんお母さんは、お子さんにも本好きになってほしい!と思うことがやはり多いですが、なかなか思う通りにはいかなかったりするようで…。
なんでも、強制されるものというのは楽しくないですし、自然に楽しんで好きになってくれるのが、大人としても理想ですよね…。

今回の『この本読んで!』と合わせておすすめしたいのは赤木かん子さんの『子どもを本嫌いにしない本』(大修館書店)です。
子どもの成長に応じた本の選び方・薦め方、短編・長編それぞれの読み方などなど、とても面白かったです。「成長に応じた」というところがキモで、何歳くらいでどんなことを認識できるようになって、そうすると何を面白く感じることができるのかというのは、一定の成長による変化があるんだなとわかりました。これを知っていると、本を選びやすくなります。
少し大きくなってひとり読みをするようなお年頃の場合だと、「本嫌い」だと思っていたら苦手なのは小説などのフィクションで、図鑑とか事実を書いた本は好きだった、そういう子が結構いるんだということも発見でした。「本好き」=「小説好き」というイメージがあったりしますが、本はすごく幅の広いものだから、自分の「好きな本」を見つけてくれたらいいなあと思います。

下のリンクに画像が出ないですが、tupera tuperaさんの装画ですごくかわいいです!帯にもちょっとしかけがあります。

『この本読んで!』の特集はもう一つあって、「絵本で楽しむおうち時間」。こちらもいわゆる物語絵本だけでなく、工作や運動をしたくなる本だったり、伝記や科学の知識の本など幅広く紹介しているので、お子さんの「好き」を探すのにもピッタリだと思います。公式HPでちょっとだけ試し読みもできるので覗いてみてくださいね。

『この本読んで!2021秋80号』を購入したいと思った方は書店さんへ下記情報をお伝えください。在庫がない場合でもお取り寄せしてもらえます。

『この本読んで!2021秋80号』
発行   (一財)出版文化産業振興財団 (JPIC)
発売   メディアパル
判型   A4変型判 80 ページ
定価   1,100円(本体 1,000 円 + 税10%)
雑誌コード 60050-76
ISBNコード 978-4-8021-5504-5

この雑誌を毎号手に入れたい!と思われた方、もしくはそういう要望をお客様からいただいた書店員さんは、下記リンクをご確認くださいね。
毎回新刊100というコーナーで、新刊チェックができるのもおすすめポイントです。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?