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【ロボット】暴走したのはAIではなく人間だった

学園都市を中心に自律型自動配送車両ロボット(autonomous self-driving vehicle delivery robot)による食料品などのロボットデリバリー(robot delivery)を行うStarship Technologies社の自律型ロボットが、人間の運転する自動車(という日本語には違和感を覚えるので改めて)、人間の運転する乗用車に轢かれる痛ましい事件が発生した。

@rach.ipsa

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人間による自律型ロボット轢き逃げ事件

事件はケンタッキー大学で起こった。事故の瞬間を捉えたTikTok動画では、青信号の横断歩道を渡ろうとしたStarshipの自律型ロボットが右折してきたSUVに轢かれ、左前輪を負傷したように見える。

幸いStarshipの自律型ロボットは自力で歩道まで退避した。

自律型ロボットによるデリバリーサービス

サンフランシスコに拠点を置くStarship Technologies社は大学を中心とした多くの学園都市においてAI(人工知能)を制御システムに組み込んだ自律型自動配送車両ロボットによる食料品のロボット配達を有料で行っている。

100万回配達した自律型ロボット

Starship Technologies社が今年(2021年)1月に自律型自動配送車両ロボットを使用した100万回の有料ロボットデリバリーを達成した際はTwitterでも紹介した。

今年(2021年)4月には150万回のロボットデリバリーを達成している。

人間もAIも完璧ではない

映画などのフィクションではAI(artificial intelligence)が暴走するのが定番とも言えるが、今回暴走したのは人間だった。今回の事件はまだ微笑ましいと言えなくもない部類だが、以前にもStarshipの自律型ロボットが清掃車に轢かれる事故がパデュー大学で起きている。

とは言え、2020年9月にはテキサス州フリスコでStarshipの自律型ロボットが信号待ちをしてた自動車に突っ込む事故も発生しており、AI制御の自律型ロボットが暴走することもまた事実である。

人間とAIの支え合いが重要

これから進化して行くAIだけれど、人間と同様に完璧ではないということで、お互いの向き不向きを活かした支え合い、相互支援の協力関係デザインがますます重要となる。

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