POST(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)

理学療法士、作業療法士向けの総合サイトです。 https://1post.jp/

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最近の記事

【評価】レーダーチャートを使って転職先を決定する方法

転職先の選び方 今の職場を点数化  これから転職を考える人にとって、どんな職場を選んだらいいのかわからないことがあると思います。そんな時は、学校の先生に相談するか、先輩に相談するか、実習地に相談するなどの方法があると思います。 そもそも、「なぜ転職先に悩んでしまうのでしょうか?」何事も取捨選択には基準がつきものです。一体その基準にはどんなものがあるのでしょうか? ・給与 ・昇給 ・休み ・勉強 ・従業員 ・平均年齢 ・専門分野 ・先輩の有無 ・実家からの距

    • 【転職の闇】ここが変だよ療法士の就職活動

      我々の業界には、就活の暗黙ルールがあります。そのルールとはズバリ、 「1つ面接を受けたら、合否が出るまで次を受けられない」 リハ職であれば、当たり前のように感じるこのルールですが、一般的にみて“当たり前”ではありません。通常、就活ないし転職においても複数の企業を同時に面接し、いくつか合否が出た場合にはその中から1つ選択します。その他の企業には“内定辞退”を伝えます。 つまり、内定が出たからといって、必ずそこに就職しなければならないわけではありません。面接を受け、内定通知

      • 転職経験のある理学療法士が考える「新卒」と「中途」の違い

        月収アップの相談&転職相談は専門のPOSTキャリアエージェントへご相談ください 日本独自の新卒一括採用という文化があります。理学療法士の新卒採用は他業種と違い1つの就職先を見つけ見学、面接、合否の一連の過程が終了しなければ次の就職先を探せないという業界ルールが存在します。 併願ができない理由は様々あります。22歳の時に他業種へ就職をしようとしている同年代の人は、多い人で10社くらいの書類審査や面接をして1つの就職先を決めます。そのため、自分を売り込むプレゼンテーション能力

        • 【転職の闇】転職で年収って上がるの?ー結論〇〇%は下がるか変化なしー

          これまで、転職に関わる情報として人材紹介システムや離職率などお伝えしてきました。この他、15年間の年収推移では非常に多くの反響をいただきました。 また、以前POSTにて行なった転職に関する意識調査として、「転職において決め手となるポイントは?」という設問では、全体の7割も給与が決め手であると回答していました。 ということで今回は「そもそも転職で年収って上がるの?」という部分に関してデータをみていきましょう。結論から申し上げると、転職者の約6割は「年収が変化しない、または減

        【評価】レーダーチャートを使って転職先を決定する方法

          人材紹介経由での転職、離職率が高い説

           前回、人材紹介のシステムをご説明しました。医療・介護業界において人材確保の課題は、今現在でも残っています。ゆえに、人材紹介会社を使用する必要が出てきますが、「人材紹介経由での離職率が高い説」が問題視されています。 実際のところはどうなのか?3つのデータからそれぞれ確認してみましょう。 3つの調査結果から見る療法士の離職率 1,厚生労働省:雇用動向調査 引用:2019年(令和元年)雇用動向調査結果の概要ー産業別の入職と離職ー こちらは、昨年の雇用動向調査の結果の中で「

          人材紹介経由での転職、離職率が高い説

          転職開始時期のベストと3つのポイント

          もう季節が変わりつつある秋くらいから来年4月から転職を考えている人は動き出すことをお勧めします。 理由は、新卒入社と違い転職経験者は現在の職場での経験値も含まれて応募先から内定をいただいているケースがほとんどです。来年4月から新卒と同じ出というケースは内定を出す側からするとあまりメリットがありません。 理由は、診療報酬上、10年目の理学療法士でも1年目の理学療法士でも診療報酬上では全く差がないからです。転職組は新卒組と同じでは全く価値がないのです。 となると新卒の方が就

          転職開始時期のベストと3つのポイント

          【転職の闇】人材紹介のシステムーなぜ転職相談は無料なのかー

          転職相談はなぜ無料なの?  いま、来年4月転職に向けた活動がはじまっています。POSTがおこなうサービスの一つ「転職相談」でも、転職に向けた相談件数が9月頃より増えています。まずは「人材紹介業とはどのようなサービスなのか?」についてお伝えします。 まず多く質問いただく内容として「なぜ無料なのですか?」という疑問があります。その理由は、みなさんが就職する病院、企業、施設から「紹介手数料」という報酬をいただいているからです。 *ちなみに、人材紹介業において手数料を転職者から徴

          【転職の闇】人材紹介のシステムーなぜ転職相談は無料なのかー

          【マネリハ】PTOTの年収は15年間で上がった?下がった?

          前回、平成30年、31年の年収をまとめさせていただきました。非常に反響をいただきましたので、データが揃う(職種別民間給与実態調査)15年分の年齢別年収をまとめてみました。 今回取り扱ったデータは、月額の総支給額(手当等含む)から賞与(4ヶ月分で算出)を加え、おおよその手取り額(総支給の8割)にて年収を算出しました。 前回の2年分では、年代別にみても資格別(PT、OT)にみても減少しているのか、増加しているのか定かではありませんでした。そこで今回15年分の年収推移を算出し、

          【マネリハ】PTOTの年収は15年間で上がった?下がった?

          【脳卒中シリーズ】なぜ左片麻痺は体幹が大きく傾くの?*全文無料公開

          前回から、脳のラテラリティについて書いています。脳は左右に1つずつあり、その2つの半球の違いは脳卒中に何をもたらすのか…より臨床に近い場面からいろいろ解決していきたいと思います。 体幹は空間認識?!  皆さんは、左片麻痺の方の体幹は、なぜあんなにも傾いているのか疑問に思ったことはありませんか?もちろん右片麻痺の方でも体幹は傾きますが、その傾き方に違いがあることに気付いている療法士の方も多いと思います。  人が重力に抗して、姿勢を保持したり動作を安定して遂行できるのは、体幹

          【脳卒中シリーズ】なぜ左片麻痺は体幹が大きく傾くの?*全文無料公開

          遠隔リハビリは対面介入の代替手段となるか

          COVID-19の影響で、遠隔医療サービスが急速に世界中で広まってきており、リハビリテーションに関してもその例外ではない。 もともとは過疎地域等のサービスが行き届いていない人向けに進められていた枠組みであり、米国やオーストラリアでは、使用に当たってのガイドラインや、法整備が進んでいる。 今年7月に日本地域理学療法学会のホームページ上で公開された、「COVID-19 パンデミック下における筋骨格系理学療法: 遠隔リハビリテーションは答えか?」では、臨床エビデンスや遠隔リハビ

          遠隔リハビリは対面介入の代替手段となるか

          序章【特集:教育事業4.0】教育事業1.0〜4.0までの歩み

          新型コロナウイルスの流行により、社会は大きく変わった。当然、療法士業界も例外ではない。そのなかでも、教育事業は大きな変化をむかえたと思う。 私(@shunta0701)の勝手な定義では、この教育変革はこのたび4.0のアップデートをむかえたと考えている。1.0は1966年7月17日に理学療法士110名により結成された日本理学療法士協会の設立。 2.0では地域の情報格差を解決するため、各都道府県の有志が立ち上がり仲間内で学びはじめた。3.0になると療法士業界の教育を事業化し、

          序章【特集:教育事業4.0】教育事業1.0〜4.0までの歩み

          転職は給与等の条件・待遇でだけで決めてはいけません

           転職のポイントを列挙するとキリがありませんが、① 自分の能力や性格に合った病院、施設、企業を選択すること ② キャリアデザインを意識し、なりたい自分に近づけること、③給与等の条件・待遇で決めないこと 上記の3つは特に大切なことです。理学療法士の仕事は働く場所の環境にもよりますが基本的には患者さん、利用者さんへのリハビリテーションであることは変わりません。 自分の能力や性格に合った病院、施設、企業を選択すること  理学療法士の求人はまだまだあります。しかし、この理学療法士

          転職は給与等の条件・待遇でだけで決めてはいけません

          転職経験のある理学療法士が考える成功に導く3つのポイント

          この時期になると私にも現役理学療法士から転職の相談を受けることが多いです。そんな私自身も転職経験が2回あります。 その中でいろいろな人の相談にのっているのと私自身の転職経験からある大切なことが見えてきました。 まず、内定をもらうと「本当にこの病院や施設で良かったのか」と悩む方は意外と多くいらっしゃいます。その逆で理想が高すぎてなかなか内定を獲得できない人もいます。 転職を成功させるためには、きちんと自分の軸や転職活動における優先順位を決めた上で活動することが大切です。後

          転職経験のある理学療法士が考える成功に導く3つのポイント

          みんなと逆を向く療法士のための転職術

          毎年、リハビリテーション専門職は約20,000人増えている。 私たちは、資格の恩恵をダイレクトに受けて仕事をしているのは周知の事実である。ある種の閉鎖空間であるがために判断が鈍化し一般市場から取り残されている感はある。ニュースでは仮想通過、AI、IoTなどの用語を聞かない日はほとんどない。 しかし、この業界は未開拓地帯でありもの凄いチャンスが眠っているのも事実です。今回は「みんなと逆を向く療法士のための転職術」を説明していきたい。 成功したいならみんなと違う道を自ら進め

          みんなと逆を向く療法士のための転職術

          後悔しないための20代セラピスト転職計画

          はじめに伝えておくが、「同じ職場に居続けることが間違いだ」というわけではない。 ただ、筆者自身、養成校時代の友人や同期と話していると「今の職場にはずっと居ないかな」と転職を考えているにも関わらず、なんだかんだ転職のタイミングを逃している人が多い印象がある。 いずれ辞めようというモチベーションで働くことは、本人にとって有意義ではないし、職場にとって迷惑な話だ。 この記事を読んで、いつがベストな転職のタイミングなのか考えていただければと思う。 新しい分野に挑戦するなら社会

          後悔しないための20代セラピスト転職計画

          【ライフハック】PTを辞め動画制作者に COVID-19を機に東京から鹿児島へ

          本編:https://1post.jp/5716 理学療法士資格を取得したからといって、必ずしも理学療法士として生きなければいけないわけではない。 しかし、実際には養成校を卒業後に、理学療法士として働く人が大半であり、中には「この仕事、自分に向いていないかも。」と悩みながら働いている人もいるのではないだろうか。 今回、紹介する清永将司さんは、理学療法士を辞めて、現在ビデオグラファー&映像制作講師として働いている。 仕事を受諾できるようになったキッカケ、キャリアの価値観

          【ライフハック】PTを辞め動画制作者に COVID-19を機に東京から鹿児島へ