マガジンのカバー画像

エッセイ

27
日々感じたこと思ったことをつれづれに書くエッセイ
運営しているクリエイター

記事一覧

子どもが産まれてやっと私の2024年がきた。

年が明けて早12日経った1/12の明け方、計画無痛分娩で2348gの女の子を出産した。 正直この子…

mei
3か月前
6

少しでも前を向いて。「やりたいことリスト」を作成した。

あけましておめでとうございます。 2024年明けて早5日ですが、元日から辛く、悲しいニュース…

mei
3か月前
20

2023年買ってよかったものと来年こそお迎えしたいもの。

毎年この時期になると見かける「今年買ってよかったもの」。 いろんな人の投稿を見ながら自分…

mei
4か月前
10

2人で過ごす最後の12月がやってきた。

2013年11月。「卵巣嚢腫」により全身麻酔で手術を受けた日。 その10年後の2023年11月。私は産…

mei
4か月前
14

「この人はエビのしっぽを食べる人だ」と思って結婚した話。

2022年になって早数ヶ月、皆様いかがお過ごしでしょうか。 私といえば去年本厄でしたが、無事…

mei
2年前
37

我が家には天体望遠鏡がある。

数ある星座の中でも双子座はすぐ見つけられる。 なぜなら双子座は自分の星座で、かつオリオン…

mei
2年前
6

「3月9日」を聞きながら、社会人には卒業式がないんだと、そんな当たり前に気づく夜。

3月9日 22時58分。 あと1時間で「3月9日」が終わる。 瞳を閉じればあなたが 瞼の裏にいることで どれほど強くなれたでしょう あなたにとって私もそうでありたい レミオロメンの3月9日が大ヒットしていた頃、私はちょうど高校卒業のときだった。 当時あまり大声でいうほどでもない小さな放送部に所属していて、一応裏方の仕事として卒業式用の卒業ソングを(ほぼ独断と偏見で)部員みんなで選んで当日かけた記憶がある。 そのおかげか、本来は結婚式のために作られたというこの曲は、わ

今度は3人で四葉のクローバーを探そう。

去年の元日に一緒に温泉に行った幼馴染が今年の正月にはいつの間にかお腹が大きくなっていた。…

mei
3年前
16

みんなとちがう道を行くと決めた、17歳の夏。

17歳の夏、誰も知り合いがいない街に1人で暮らすと決めた。 その街がまさかこれから第2の故郷…

mei
3年前
20

「好きに生きる」を因数分解したら「自分の小さな心の声を聞く」に辿り着いた。

よく「自分の好きに生きたらいい」と言うけれど、それって簡単なようで難しいよなあと思う。 …

mei
3年前
22

五分咲きの春。 #旅する日本語

* 「君が羨ましいよ」と最後にあの人は言った。 見知らぬ土地に1人旅立つ、少し心細い私を…

mei
3年前
5

漫画のラストみたいに、”次回へ続くボタン”があればいいのに。

noteでは日々素敵な文章や絵を生み出しているクリエイターさんがいて、私も少なからず細々と文…

mei
3年前
12

いつか来る日を。

"もしあの家から人がいなくなったら、家はどうなっちゃうんだろう?"と思うことがある。 それ…

mei
3年前
4

6月の満月の石。

私の誕生月は6月。誕生石はパールだ。 そろそろ自分の誕生日を無邪気に喜べなくなってきたけれど、それでも誕生月はやっぱり特別。 6月は梅雨の湿気でジメジメしてて、1年のうちで唯一祝日もなくて結構みんなから疎まれてるけど、それでも私は自分の誕生月が純粋に結構好きだ。 雨の音もにおいも好きだし、雨の日限定で身につけるお気に入りの傘とレインブーツもわくわくする。 梅雨時期限定の紫陽花は場所によって微妙に色が違ってて、たまにカタツムリがいたりして。 いいじゃないか、梅雨も、6月