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ケルンという街の魅力

ドイツ移住のはじまりがケルンでした。

住むようになる前に

僕はこの街を2回訪問しています。

しかしその時の僕は

やがて住む街になるなんて

想像もしていませんでした。

人生ってわからないものです。

しかしはっきりと言えるのは

旅行で訪れていたときと

住むときでは

その街の印象はまるで違ってくる、

ということですね。

約3年半住んだこの街ですが、

この街の魅力について

いまだに容易には語れません。

とにかくいろんなものに

慣れるのに時間がかかったし、

僕だけじゃなくて

家族にもそれを強いたわけですから

「いやぁ、とにかく大変だったんだよ」

という言葉と印象が真っ先に喉をついて出てくる。

でもなんとか良いところを探してみようと思う。


まずこの街のビール Kölsch が美味しい。

ヨーロッパ各地への長距離列車が多くて、旅行に便利。


よくよく思い出して出てきたのが

この2点ですかね。

でも Kölsch を美味しいと思えるようになるのに1年くらいかかったかな。

だってお金もなかったし、

ケルンの地ビールを飲むような余裕はなかった。

ディスカウントスーパーの超安いビールしか飲んでなかった。

どこのビールかもわからないし、

とりあえず喉越しがあって、酔えればよかった。

旅行という旅行も

2年目くらいに一念発起して行ったパリが

いい思い出です。

生活にゆとりが出てきたのは、

やはり2年目以降ですかね。

ネガティブな印象は

多分ここにあげればキリがないくらいです。

3年くらい前に、

当時の職場を訪問したことがあります。

今でもここのオーナーとはつながりを持っています。

大変だったけれど、

この人がいなかったら

僕のドイツ移住のスタートは切れなかったわけですから。

そういう意味ではある種の恩人です。


というわけで

この街の魅力は

3年半住んだ割に語るものは

あまりにも少なく、

言えるのは

僕にとって「はじまりの土地」だった

…という印象です。


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