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地方紙記者。27歳。三度の飯より食べることが好き。長風呂中に日記のようなエッセイのよう…

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地方紙記者。27歳。三度の飯より食べることが好き。長風呂中に日記のようなエッセイのようなものを書いています

最近の記事

久しぶりにやくしまるえつこの「少年よ我に帰れ」を聴いたら宇宙を飛んでるような、どこか異世界に連れて行ってくれるような気分になって涙がにじんだ。 ①のあと、いまいち書く気にならないのでその気になったら続きを書こうっと。

    • 新聞記者を辞めることにした①

      ずっと憧れていた職業だった。 家族も喜んで、いろんな人に会えて、同年代だと地元のこと、間違いなく一番知っていると胸を張って言える。振り返ってみるとめちゃくちゃ楽しかった。 でも辞める。 理由は色々ありすぎて、聞かれるたびにもしかしたら違う答えになっているかもしれない。 人生で大きな決断ほど、心の中は希望と期待と言い訳と、自分への説得でがんじがらめになる。 新聞社で働いた5年半は、めちゃくちゃ長く感じた。まだ1ヶ月あるから、振り返るにはもったいないけれども。 記者にな

      • モデルナ2回目の記録

        8月4日にモデルナワクチンの2回接種が完了いたしました。結論から書くと39度の高熱が3回、2日間に渡って出てかなりしんどかった…。 1回目に続き記録を。 接種当日接種時間:8月4日15時30分ごろ ワクチン種類:モデルナ(職域接種) 1回目の副反応:接種部の痛み、腫れ(3週間程度)、接種2日後夜に38度2分の発熱 1回目と同様に受付を済ませ、問診で初回の副反応について聞かれ「2回目の方が副反応が強く出る傾向が高いです」と説明を受ける。 接種の列に並ぶと突然、私の中の

        • 食いしん坊、適量を知る

          寝る前に思う。朝早く起きられたら散歩をしよう。 大概そういう時は早起きできないか、布団から出たくないかのどちらかで頓挫するのだが今朝は奇跡的に計画が遂行された。 近くの大きな公園を歩いてもいいが、なんとなく町に出たかった。 少し腰が痛い。最近ヨガをしていないし、連休だからと週前半の平日は日付をまたぎまたぎ痛飲した。さらにこの暑さでは、エアコンなしだと汗びっしょりで起きてしまうから、寝ても覚めてもエアコンの音が1Kの部屋に響く。こんなに暑い夏は初めてだ。とにかく身体が冷え

        久しぶりにやくしまるえつこの「少年よ我に帰れ」を聴いたら宇宙を飛んでるような、どこか異世界に連れて行ってくれるような気分になって涙がにじんだ。 ①のあと、いまいち書く気にならないのでその気になったら続きを書こうっと。

          ファンタジーと現実をつなぐ

          もしかしたら渋谷が異世界への入り口になっているかもしれないし、ある日突然タイムリープしちゃうかもしれない。オオカミと恋に落ちちゃうかもしれないし、ネットを通してリアル世界の危機に直面するかもしれない。 ★一部ネタバレ有★ 金曜ロードショーで2週連続、金曜ロードショーで細田守監督作品「バケモノの子」と「サマーウォーズ」が放送された。何回観ても心が動く「サマウォ」をみれたので私の夏も無事始まりました。 細田作品と言えば、日本文化を伝えながら笑えて泣けて、今でいう「エモみ」

          ファンタジーと現実をつなぐ

          ホームランダービーで泣くなんて

          今日はメジャーリーグのホームランダービー。 大谷は延長のち1回戦敗退でした。 3分間連続のフルスイングで20本以上ホームランを飛ばすとは。誰かが言っていたようにやっぱりサイボーグなのかな、と興奮させられた。 思いがけず、ぼろっと涙がこぼれてしまったシーンがあった。 3分間のバッティングの後のブレイクタイム。雄星が大谷にドリンクを持ってきてくれた。 * 花巻東高校といえば、菊池雄星、大谷翔平の2人のメジャーリーガーを排出した野球の名門校だ。 甲子園出場が野球留学と隣り

          ホームランダービーで泣くなんて

          ワクチン初回、翌日の日記(ちゃんと副反応出たので教訓)

          モデルナ接種2日後の夜、出ました。熱。 しかも38度も。私の体めちゃくちゃ抵抗してる。 「こんな熱出るなんて聞いてないよぉ」と情けなくうなされる夜を過ごしました。 そう、私は全く接種の心構えができてなかった。 これからワクチン、特にモデルナ打つ方に届いてほしい。 2日目午前左肩の接種部が少し痛いくらい。 同じく前日に打った先輩(30代後半)は肩が上げづらいと話していたけど、私はそこまででもなかった。 15時ごろ急激にだるくなる。痛かった左肩がさらにズキズキし出す。インフ

          ワクチン初回、翌日の日記(ちゃんと副反応出たので教訓)

          ワクチン初回の日記

          きょう、急遽ワクチンを接種した。 他社の職域接種に混ぜてもらってモデルナを。 でも決まったのは昨日。もう少し遠い将来の話と思っていたので正直緊張が大きかった。 記録としてここに残しておきます。 朝昨晩は0:30ごろ就寝、9:00起床。 睡眠8時間30分。いいかんじ。 昼急に忙しくなる。メンタルがたがた 15:15予約時間。接種の列に並ぶ。 医師の問診は急いでる雰囲気もなく、一つ一つ確認しながら聞いてもらった。慌ただしくやっている印象が勝手にあったので安心感。 報道でよ

          ワクチン初回の日記

          魅惑の髭とバター醤油

          なんで女の私にも生えちゃうの、髭。 男の人ならわかる。男らしさの象徴みたいなかんじがするし、実際そういうことでしょ? でも女の私にはどう考えてもいらない。 例え産毛でも、鼻の下にふわふわ揺れるそれを鏡で見るとげんなりする。さっしーだか誰だかは、鼻の穴以下の毛は不要だと言っていた。 私もそう思う。とりあえず髭だけはいらない。 そんな私が本日、魅惑の髭に出合いました。 こちらサラツヤ巻き髪ロングヘアー。 バリキャリOL、歌舞伎町の蝶…ではありません。 ヤングコーンの髭で

          魅惑の髭とバター醤油

          Tinderで出会った人が多分最後の恋人になる

          マッチングアプリの「#tinder」で人気記事を検索すると「絶対やめとけ」「攻略法」など若干過激な内容が窺えるタイトルが並ぶ。 風穴を開けたい。 私は使い方によっちゃあそんなに悪くないと思っている。私にとってそれは「箸休め」でもあったし、多分最後の恋人と出会えた場でもあるから。 アプリ婚活の3年 社会人2年目で会社の先輩にふられて以降、「ペアーズ」や「with」を主戦場に、マッチングアプリでの婚活をやめたり始めたりを繰り返していた。 実際に会った人の数は覚えていない。

          Tinderで出会った人が多分最後の恋人になる

          すぐ疲れちゃう私を許す

          小学生のころ初めて連れて行ってもらったディズニーシーで撮った写真の私は、全部ムスッとしている。 とにかく昔から疲れやすくて人混みが苦手だ。 休みの日。街に買い物に出たり、友達とランチしただけなのに夕方はぐったり。 体力のない自分にがっかりしてしまう。 旅行も大好きだけど、苦手だ。 一人の時間がないのがつらい。 どんなに仲の良い友達や彼氏と旅行しても、1泊以上すると疲れて何も話したくなくなる。 毎年一緒に旅行してくれる友達は、言わなくても私のそんな特性に気づいてくれて

          すぐ疲れちゃう私を許す

          都会の水は合わなかった

          私は子供のころから水道水が大好き。 学校の蛇口を逆さまにして飲む水も好きだったし家の水道から汲んだ水を「美味しい美味しい」と飲んでいた。我ながら幸せなヤツ。 なんならジュースより水道水が好きだった。 大学生になり、関東某市でドキドキワクワク、初めての一人暮らしを始めた。 忘れもしない2日目。その日、初体験に遭遇する。 カップラーメンを完成させたのに、一口しか食べず処分してしまった。 存在を忘れて伸び切ってしまった…わけじゃない。 スープ前入れなのに入れ忘れた…わけでも

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          私がヨガを続ける理由

          ものすごく体が硬かった。 過去に何度か参加した集団のヨガ教室では、終始生まれたての仔馬のように足腰がガクガク震え、インストラクターの方を独占した。 そんな私だが最近、片足立で手を前に合わせる、ヨガの象徴ともいえる「木のポーズ」が安定してできるようになった(タイトル画像のポーズ)。 ものすごい進歩である。 もちろん突然できるようになったのではない。 コロナの心配でジムを退会したことを機にYouTubeを観ながらのヨガを続けている。 約1年半。飽き性にしては立派なものだ。

          私がヨガを続ける理由

          夕立とビール

          夕方、部屋で坂本裕二の「初恋と不倫」を読んでいたら雷鳴が聞こえた。 すぐさま窓の外を見る。 遠くの空が暗い。山も見えない。 嵐が来そうだ。 雨が降ってくる瞬間が見たくて、窓際に移動した。雨の匂いがする。 どす黒い雲を眺めながらベッドサイドに座り、さっき買ってきた缶ビールを開けた 遠くにあるマンションがどんどん霞んでいく。 少し目を離したら見えなくなってしまいそう。 ビールを一口飲む。 近くの茶色い建物にさらさらと雨が映る。 きた。 ザーーーーーーー 強い雨

          夕立とビール

          大地震前の作り置きに2度救われた話

          行きつけの八百屋でらっきょうが200gで売っていたので、初めてらっきょう漬けに挑戦した。 皮をはがしていくと、ツルッとした身が見えてくる。透明感が美しい。上下を落とし、洗って一つ一つ水気を拭いてから瓶詰めした。 こういう、ちまちまとした作業は大好きだ。 もうじきシソの実の季節になるから、それを漬けるのも楽しみだ。 「保存食」は、仕込んでしまえば長期にわたり食べることができる先人の知恵の結晶だ。 夕飯のそばに乗せたわかめも、三陸産のものを塩漬けにして長期保存できるようにし

          大地震前の作り置きに2度救われた話

          元丸亀バイトが選ぶうどん3強

          大学時代、東京23区内で指折りに混雑する丸亀製麺で2年ほどバイトしていました。くる日もくる日もうどんばかり食べたけれども、未だに食べ飽きないクオリティ。内部を知ってもなお、ここまでこだわるのかと感動したこともしばしば。大好きなチェーン店です。 そんな私的、うどん3強をご紹介したい! 3位 ぶっかけうどん(冷)ぶっかけは「冷や」に限る。(しみじみ) うどんの本場・香川ではこれがスタンダードなんですよね。冷やならではの、キッと締まったうどんに冷たいダシが最高の逸品。 ちなみに

          元丸亀バイトが選ぶうどん3強