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家事分担をしたことで、子供への愛情が増した話。


先日、voicyで『我が家の家事分担』というハッシュタグテーマに基づいた放送をいくつか聴いていて思ったこと。

それは「子供は自分の時間を奪う存在ではないんだな」ということ。
暮らしている中で、私たちにはたくさんのmust(やらねばならないこと)があります。
子を持つ親である場合、“家族のため”に時間を使うことは多々ありますよね。
けれど子供が成長するにつれて、それらは必ず減っていくはずです。
なのに“やってあげることが愛情”と、もう手を差し伸べる必要がないことまでやってあげているお母さん達が多いことにいささか、将来への不安を感じます。

職場のある主婦さんは、中学1年生の息子さんが脱ぎ散らかした服を拾い集めて洗濯機に入れるまでが、“洗濯をする”ことだと話していました。
息子さんが食べた食事の後片付けをするのもお母さん。
思わずその息子さんの将来の姿が浮かんでしまい、
「それって誰のためになるのーーーー」と愕然としてしまいました。
もちろん、その主婦さんのお顔は疲れ切っています。

我が家では、洗濯物を干すのは全員で。
乾いた衣類を片付けのも自分で。
食器は自分で洗う

これが家族で決めたルールです。
ゆっくり過ごすのは全て終わってから。

ここで大事になってくるのが、“お互いを思いやる心”です。
「お姉ちゃんがバイトで遅くなるから片付けてあげよう」とか「弟はテスト期間だから、私がやってあげよう」といった具合に、家族みんながお互いの状況を理解し合いながら時には負担を軽減させてあげること。

やらなきゃいけない家事は毎日同じです。
だけど、誰か一人だけが背負うことではないはずです。
そして、家事は“手伝う”ことではありません。
“家族みんなの仕事”として分担することで、
誰かが不満に思ったり不公平感を感じたりすることがなくなります。


9月に夫が単身赴任してからは、週末の夕食作りは子供達が担当してくれることになりました。
先週末、娘が作ってくれたご飯がこちら。

盛り付けは各々で。

『厚揚げとひき肉の味噌炒め』です😊
驚いたのは11:30に起きてきて買い物を済ませ、昼食のパスタを茹でている間に耐熱容器に厚揚げとひき肉、刻んだエノキ、調味料を入れてレンチン!!
15:00からバイト。
自分で、忙しい人が仕事から帰宅してすぐできる料理レシピをTikTokで見つけて作ったそう😳

食にあまり興味がなく、料理が好きではないという娘。
「和食まで作れるようになったのか~」と感動していたら、時短効率が素晴らしすぎる料理法まで!!
これには正直驚きました✨️
娘が作ってくれたこと、そして成長したなぁという思いで美味しくいただきました🥰


「絶対できないだろう」と決めつけるのではなく、
思い切って任せてみる。
すると本人の成長にも繋がるし、私自身も子供への愛情が増すきっかけにもなりました。
「なぜ私だけ」と不満ばかりが募っていくと、
“時間を奪う存在”のように感じてしまって愛情が失われていくこともあるかもしれません。
子供は意外と放っておいて欲しいもの。
お母さんが常に家に居て、家事を完璧にしてくれることを必ずしも喜んでくれるとは限りません。
“あなたのためにしてあげてるのに”などと言われて嬉しい人はいないのではないでしょうか。

家事は全ての人ができるようになるべきものです。
なにしろ家の事ですからね。

今一度、家事について話し合ってみてください😊
どうか世の中の一人で家事を担う人達が、少しでも楽に暮らせますように♡


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