見出し画像

インターハイの応援と函館の旅

長男のときは無観客開催だったため観戦できなかったけど、次男のインターハイはしっかり現地で観戦できました。ということで函館での6日間の出来事を。


1日目 函館入り

大会1日目に函館入り。次男のチームはシードだったため2日目の2回戦から開始なので、応援はなし。代わりに島根代表のチームを応援してきました。会場の函館大学はバスかタクシーしか手段がなく、このときは時間がなかったためタクシーで移動。試合の応援はできたけど、残念ながら地元チームは初戦敗退。

江津vs東海大諏訪

夜はホテル近くの居酒屋で焼き鳥とか栃尾揚げ焼きとかもつ煮込みとかを食べて終了。

栃尾揚げ焼き


2日目 2回戦

次男のチームは午後からの試合。時間があったので函館駅近くの朝市へ。朝からガッツリ食べるのは無理なので、イカの刺身を少し食べるだけにしておいた。

釣ったイカをその場でさばいてもらうスタイル

代わりに昨年の北海道で食べ損ねたセイコーマートのホットシェフのすじこおにぎりを購入。美味しいとは聞いてたけどコンビニのおにぎりとは思えない美味しさでびっくり。結構大きいので何個も食べるのは難しいのが難点。

とにかく美味い!すじこの量もすごい!

函館大学へ移動し試合の応援。いろいろ課題はあるんだろうけど無事勝利。

香川中央vs明星

次の相手は国体開催県代表で強化中とのこと。チーム力は高そうで(よく知らないけど)、試合を想像しただけでドキドキしてくるから、とりあえず考えないことにして遅めの昼食。前日のタクシーの運転手におすすめされたラッキーピエロでチャイニーズチキンバーガーを選択。スタッフ不足なのか、提供までにかなり時間がかかったのが残念だったけど、味はなかなか。店内の若干カオスな色づかいも嫌いじゃない。

店内のカウンターの配色が

まだ元気だったので念願の五稜郭見学へ。

五稜郭タワー

1988年の年末時代劇スペシャルを見て以来、いつかは直接見てみたいと思っていた五稜郭と初対面。独特で見事過ぎる形にただただ感動。西洋の技術を取り入れ死角もなく攻守ともに優れていたはずの五稜郭なのに、新政府軍の最先端の大砲などによって集中攻撃を受けて負けてしまったという事実。もしも五稜郭に最先端の武器や大量の弾薬があったらどうなっていたかという妄想。五稜郭タワーから眺めただけなのにテンションが上がりまくりでした。

カッコ良すぎる五稜郭

夜は初戦突破の祝勝会に参加。こういう機会でないと香川県の保護者とゆっくり交流することができないため、うちの家族にとっては貴重な場。美味しい魚やウニを堪能。


3日目 3回戦

この日から朝ランを開始。最初の日の目的地はもちろん五稜郭。前日は上から眺め、この日は外周を走りながらその形を堪能し、中にも入りました。ただ見てるだけなのにワクワクします。五稜郭さいこー。

五稜郭の周りをぐるぐる

この日は朝イチの試合だったので、朝食後すぐにバスで函館大学へ。勝てるのか?負けそうな試合展開になったときでも直視して応援し続けられるのか?と考え始めるとドキドキして落ち着かなくなる。多分これは性格で、今後もドキドキしながら見ることになると思われる。そんな親の状態はもちろん試合に影響することはなく、この試合も快勝。これでベスト8。

香川中央vs国分

観戦後はメイン会場近くへ移動して塩ラーメンと餃子をいただく。最近気をつけてるのが量を食べ過ぎないこと。このときのラーメンをハーフにしたのは大正解。値段は半額にはならないため割高で、以前は避けてました。でもしんどい思いをして食べるより、割高でも美味しく食べ切れた方がいいと考えることに。ラーメンも餃子もどちらも美味しくいただきました。

ハーフサイズの塩ラーメン
餃子もうまい

試合に負けたら応援も終了、函館滞在も終了となるため、時間があるときに行きたいところへ行っておこうと、夕方から函館山へ移動。ロープウェイで頂上へ行き、暗くなるのを待って夜景を見るつもりだったが、疲れが出てきたので暗くなって街の光がだんだん増えてきたあたりで下山。海に挟まれた地形と街の光の組み合わせがきれいでした。

函館山より

疲れすぎておなかもあまり空いてなかったため、居酒屋でフィッシュアンドチップスや漬物を食べて終了。


4日目 準々決勝

この日の朝ランは五稜郭から北西へ。全てを見たわけではないけど、街の中心を少し離れると空き家が多い印象。やめてしまった個人商店も多数。観光客はそれなりにいる感じだけど、それで函館市が潤っている感じはあまりしなかった。どんな課題を抱え、どんな取り組みを計画しているのか、そんなことも興味があります。

3試合目で昼スタートだけど、おもしろい試合ばかりだから1試合目から見ることにし、路面電車で函館アリーナへ移動。すごくいい試合ばかりだったのはいいとして、他のチームに感情移入して泣いてしまう大失態も。どんなにがんばってもどちらかは敗者となる厳しさを考え始めるとしんどくなります。肝心の3試合目が始まる前には既にぐったり。

対戦相手は昨年のインターハイで負けてる相手ということもあり、ずっとドキドキしっぱなし。ハーフタイムは放心状態。後半スタートでまたドキドキと全然落ち着かなかったけど、そんなことは全く関係なく見事勝利。選抜に続いてベスト4。すごすぎます。

香川中央vs大体大浪商

さすがに4日目は疲れてきたので夜はホテルの近くで食べることに。調べると美味しそうなスープカレーのお店が。オクラ納豆のネバネバスープカレーをいただきました。やはりカレーはうまい。

オクラ納豆のネバネバ


5日目 準決勝

この日が最後の朝ラン。五稜郭から南の方へ向かう。日曜なのでいろんな大会があるのか、運動公園には小学生から高校生までたくさんの若者がいた。昨日の北側に比べて人は多いし家や店舗も多い。実際にあちこち走り回って見るだけでも地域による違いがわかる。それだけではあるけど、旅先で走り回るのは楽しい。

試合は午後の最後なので、午前はお土産探しから。ホテル近くのお店をぶらぶらし、11時開店の回転寿司屋に5分前に到着。黒ソイや鰯、ホタテ、アスパラの天ぷらなどを軽く食べる。どれも美味しくて大満足。

アスパラの天ぷら

その後路面電車で函館アリーナへ移動、の前に少しだけ函館競馬場へ。開催は終わってたけど時間があれば行きたかった場所。きれいな競馬場でした。札幌のメインレースのみ購入して函館アリーナへ。

初めての函館競馬場

この日の対戦相手は勝手な分析ではあまり相性が良くなさそうで、全く安心材料を見つけられない。で、いつも通りドキドキしていると長男から連絡が。ドキドキしてもどうにもならないんだし、準決勝の応援とかなかなかできるものじゃないから楽しんだ方がいいともっともなアドバイスをされる。その通りなのでドキドキしつつも楽しむことに。それがとんでもない試合展開になり、リードして迎えた後半に追いつかれ、逆転され、それを追いかけ、最後の最後に逆転。無事勝ったけどおなかの痛さがとんでもないことに。痛いけど次は決勝。

香川中央vs氷見

夜は香川の保護者と食事。最後の夜でもあるし、たくさん集まりました。ここまでの子どもたちのエピソードとかを聞いてると泣きそうになります。明日もがんばって応援しましょうとみんなで声をかけ合って終了。


6日目 決勝

この日は試合観戦後に午後の飛行機で帰るため、荷物をまとめて路面電車で最後の函館アリーナへ。まずは女子の決勝から。どちらも素晴らしいプレーを見せてくれて、さすが決勝という感じ。この後我が子のいるチームが出てくるのがこの段階でも信じられない。口には出さなかったけど、選抜と同じベスト4に入れるかどうかじゃないかと思ってたから、準々決勝で勝利し、準決勝でも勝利し、決勝の舞台に立つことが頭の中でうまく整理出来ずにいました。

で、そんなこんなで見事優勝。なんだこの結果は!こんなことがあるのか!日本一ってなれるものだったのか!と、それまでの自分の固定観念を見事にぶち壊してくれました。いやー、感動しました。島根を離れて子どもたちだけで生活しながらハンドボールに打ち込んできたことがこんな結果につながったのは、ものすごく大きな自信になったはずです。試合後にみんなが喜びをぶちまけてる写真はものすごくかっこよかった。

閉会式を全て見た後に子どもと話をしてから帰りたかったけど、飛行機の時間が近づいていたため終了前に会場を離れて函館空港へ移動。待っている間や機内のWi-Fiが使える間は優勝の記事をずっと探し、ニヤニヤしたり、子どものがんばりを想像して泣いたりしてました。間違いなく変な乗客だったはず。

ということで、5泊6日のインターハイ応援の旅は予想をはるかに超えた最高の結果で終わりました。次は国体、そして新チームでのサニックスカップと続きます。今回のようにうまく行き過ぎることはないと思うけど、それでもしっかり楽しませてもらいます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?