見出し画像

あと何度、今を数えられるだろう

自分が自分で居られることを
認めてくれる

そんなご縁のあった人が

2人、先に他界していて
haruka nakamuraさんは

次へ繋がる
そんな機会になれたら
と言った

ほとんど顔も見えない
ほのあかりのなかで

彼の音色は
静かにさざめく波のような
巡る季節の気配を孕む風のような

無意識に在る自然と
芯に届く響きがある




鯨が飛沫をあげて宙を舞う写真に
本田慶一郎さんの朗読と
harukaさんのピアノが身体に深く入り込んできて

じんわりと涙が出た


「人間の生き甲斐とは一体何なのだろう。
 たった一度のかけがえのない一生に
 私たちが選ぶそれぞれの生き甲斐とは
 何と他愛のないものだろう。
 そして、
 何と多様性にみちたものなのか。

 /星野道夫」





冬の静かな光




"みようとしないとみえない"

繰り返し響く言葉

 

何をどれほど
みようとしてきたのか

感じることに集中できる空間


自分と向き合い
疑って、でも踏み出して
重ねてきた人の行動(表現)


静かで、真空、無音



展示構成、図録の素晴らしさも
彼の惹き寄せる人やものが
形となっている



無自覚に判断する傲慢さと
今という限られた時間に向き合う姿勢を
見つめる


ていねいでありたいなぁ。




わたしにできることは
限りがある

今を生きる


限りがあることを知って
選んでいるのか
または大きなうねりや流れの中で
選ばされているのか


いずれにしても
行動して
重ねて

与えられたご縁への感謝と
関われることのできる人の中で

できる限り
わたしの感性でこたえるしかない




星野道夫 悠久の時を旅する
@東京都写真美術館 〜1/22

諏訪敦 眼窩裏の火事
@府中市美術館 〜2/26

Nujabes PRAY Reflections
/ haruka nakamura


どれも素晴らしいです。
美しいものにふれられる機会が続いていて
何かの啓示かと勘ぐるほど。


ぜひ。


・・・・・

新年明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?