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和の文様「鶴」

「鶴は千年、亀は万年」といわれるように、鶴は古くから長寿の象徴とされています。
また、伴侶と生涯添い遂げることから、夫婦円満の象徴ともされています。
そのため、吉祥文様として長いこと日本人に愛されてきました。
おめでたい席の衣裳、器などに数多く見られます。

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花嫁衣裳の赤や黒といった濃い地色に、羽ばたく白い鶴の姿がくっきりと浮かび上がるさまはとても華やか。
もちろん白無垢に織り柄として鶴が飛ぶ、控えめに表現されたものも奥ゆかしい美しさです。
柄としてのバリエーションも豊富で、写実的なものばかりではなく、折り鶴の形で描かれることもあります。

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鶴をあしらった花嫁衣裳はいちばん数が多いと言ってもいいのではないでしょうか。
織、染、刺繍と、多彩な表現で描かれた鶴があるので、好みのイメージにも必ず出会えるはず。

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夫婦ともに長生きで円満に……そんなふたつの意味が込められる鶴の柄。
これほど花嫁衣裳にふさわしい文様はないかもしれません。
羽を広げて飛ぶ鶴の姿は、新郎新婦が新しい人生に飛び立つ婚礼の場にぴったりです。

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ウェディング ナビゲーター
結婚式の専門家
清水 恩

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