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権利収入って本当においしいの?

先日、東京からお世話になっている知人と飲んだ。
知人はあるアメリカ企業の紹介者(ディストリビューター)になっていた。

紹介者として「権利収入」が一番おいしいと。
例えば知人が僕にアメリカ企業の紹介者プログラムに入ったとし、
僕がどこかで新しい顧客にアメリカ偉業が販売する商品を売ったり、
知人と同じように新たな仲介者を獲得したとする。

結果、僕と知人の二人に手数料のいくらかが振り込まれる。
僕が売ると、知人に収益が入る。そして僕が紹介して契約した誰かさんが売り上げを出すと、僕と知人と誰かさんにお金が入る。

マルチレベルマーケティング、ネットワークビジネスというたぐいだ。

実際に仕掛ける側としては面白し楽だ。

知人は僕にこんな動画を見せてくれた。
知人は「とても面白いんだよ、この動画」と見せてくれた。

僕は「手抜きしているなあ、このイラスト動画」思った。
ここでは労働収入と権利収入の違いを分かりやすく説明している。

権利収入の良さとして、
「寝ながらでも、何もしなくても、遊んでいてもあなたの銀行残高にたくさんのお金が振り込まれる」いい響きを持つ。

確かに楽できる仕組みだね。

しかし権利収入には条件があって初めて権利収入へ結びつく。

そう、紹介者ともどもが商品を売り、リピーター購買をしてもらわない限り、権利収入を得られない。

知人曰く、アメリカ企業が出す商品のリピーター率は9割ほどという。

なんだろうね、知人の必死さは

僕はだんだん彼の話を聞くのに苦痛を感じた。
彼の言っていることは素晴らしいよ。楽だし夢を抱かせるし。

でもね、だんだんいいことばかり述べて面白くないのよ。
いいも悪いも、大変も喜ばしいこともたくさんあったうえでの、
ドラマ
を自分は聞きたいのであって、

「いいことばかり」ってのはドラマになりにくいよね。
日常系アニメだっていいことばかりでなく、いくつかの障害を経て、最後はきちんと目標をつかんでいる。

何より知人はこっちの態度を意に介さず、
「僕は興味ありあり」前提でいろいろ話をしてくる。

そして知人が必死になって勧誘しようと誘ってくる。

僕に契約書などを出さなかったし、
「興味があったら入ってね」程度だったけど……


知人は必死だった。


ネットワークビジネスの話で3時間30分ほど費やした

僕は時折質問をしながら、ほとんど聞いているだけ。

人間は自分の世界観を話しているときが一番うれしい。
聞いている側はうれしい一方で意見も言いたくなる。

ただ聞きっぱなしはつらいなあ……

知人と話をして、そこまで必死になるのかなと思ったんだ。
家に帰ってアメリカ企業のHPや商品サービスを見たら、
紹介者プログラムに関する資料だけで5000円、

くわえて商品だと軽く10万円を超え、そりゃ必死になるわなと思った。

ほかのMLMサービスはどうかわからないが、
会社としては紹介者からすでにいろんな名目でお金をとれる。

やっぱ胴元はえげつねえなあと思う一方で、
「自分も胴元になるのが一番だなあ」と思ってしまった。

ちなみに会社や金額はこちらで書いている。

僕は彼を止めなかった。アメリカ会社のパーティーへ参加し、幸せそうな感じだったもの。止めたほうがよかったのだろうか?

ちなみにこちらはししゃもの刺身であり、味はサンマの刺身に近かった。
おいしいにはおいしいのだけど……

自分は10月ごろになると焼きシシャモをよく食べるので、
特においしいともうんま~いとも感じていない。

関東の人たちにツイートで伝えると、めちゃくちゃ怒られた。

やっぱ僕は何かがずれているのだろうなあ(笑

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