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【行きたいホテル】 ルヌガンガ(スリランカ)

ホテルに泊まるために生きていると言っても過言ではない私の、延々と長くなる一方の”泊まりたいホテルリスト”の中からとりわけ素晴らしいホテルをピックアップしているシリーズです。

Lunuganga(2006年以降ウィークエンドホテルとして開業)

スリランカにある、著名なスリランカ人建築家であり造園家ジェフリー・バワさんの邸宅だった家屋を週末限定で公開しているホテル✨ アジアのリゾートホテルをいくつも手掛けているバワさんが愛した場所。ああ、訪れてみたい・・😭

バワさんのことが好きになったエピソードがあって。このルヌガンガ、ものすごく広大な敷地を購入して自分好みに手入れをして別荘にされていたものなんですが、敷地の果ての果てにとある村人の小屋が見えていたそうな。自分の庭をいくら思い通りに手入れしても、どうしても視界の中に入ってくるその四角い銀色の小屋が不快でたまらなかったんだそう。それである時、使いの者を派遣して屋根に赤いタイルを敷いてもらうよう交渉したんですって!

豊かな人のことだから恐らく費用なんかはバワさんが出されたんでしょうけど、いろんな意味ですごい話だと思いません?提案された側の村人もハッピーで終わったというからすごい話✨ 

バワさんのお庭造りをして「自然との共存というより自然に溶け合うよう」と言っていたのは建築家の彦根明さんだったかMei Hojo(CREA Traveller 2020 Autumn)さんだったか。いずれにしても鑑賞する自然ありきで考えられているところがツボ😍

そんなバワさんが手掛けたホテルでいちばん有名なのはヘリタンス・カンダラマでしょうか。ふふ奈良の記事でもランドスケープデザイナーの宮城俊作さんが元ある自然を生かしたお庭をデザインされたという話をしましたが 、ヘリタンス・カンダラマも山を切り拓かずして建てられているの😍 
(ふふ奈良の記事は ↓ こちら)

もちろんスリランカに行くなら、是非ヘリタンス・カンダラマは泊まってみたい✨ なんだけど、自分が求めるものを極限まで具現化しているルヌガンガはそれ以上に訪れてみたい!こんなに歴史がある貴重な文化財みたいな施設、ホテルとして開放しているというだけでもすごい!

お庭を堪能するために椅子の向きまでもが緻密に計算されているそうなんです😍 両側から2人が座れるバワさんの椅子、座ってみたい!(トップの写真の奥のほうにあるのがその椅子)


・トップの写真は公式サイトのものを利用しています

新たな視点がもてたり、世界が広がったり、楽しい気持ちになりますように・・✨