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不思議な夢をまた見た、の話

さてさてさて。

私、占い師さんとか霊視のできる方の数名から言われたことがあります。

「あなた、もうすぐ第三の目が開きますね」

と。

それがどんなものなのか楽しみですが、厄介なことも起こりそうな予感もします。

というのも、このごろ夜寝るときなどに、おでこから光の棒がニョキーっと出るような感覚があります。
で、その棒はずーっと空の上まで伸びているのですが、その棒が灯台の役割をするのか、いろんなものが寄ってきて掴まろうとしてきます。

ちょうど、地獄に向けて垂らされた蜘蛛の糸に亡者が群がるようなイメージです。

亡者たちが光の棒に触れると、彼らの「思い」みたいなものが棒からおでこに逆流してきます。他者への配慮がなかったり自己中だったり、不安と焦りにまみれていたり、誰かを恨んでいたりと多岐にわたりますが、総じてとても不愉快です。とても迷惑です。

かと思えば、すごく神々しいイメージも流れ込んでくることもあります。

先日は、夢の中でたいそうな景色を見ました。

私は赤ちゃんになり、雲の上の光の国で、光と雲を混ぜてこねたような台座のところに居ました。

台座の上には赤ちゃんがすっぽり入るような風呂桶があり、それは光のスープで満たされています。
私はその中に浮いて寝ていました。

すると、さらに天空から神様(自称)の腕が伸びてきて、その手には黄金の杯が握られていました。
神様が虚空に向かって腕を振ると、杯には光のスープが汲み上げられます。
それを私の浸かっている湯舟にそそぐのでした。

いわゆる洗礼というものでしょうか。
光のスープを浴びているその周りでは、姿の見えない人が何人かで祝詞を唱えています。

荘厳で穏やかな和音の祝詞は、地球の言語ではないような響きでした。
その和音に呼応するように、湯舟の周りの空間には見たこともない文字が輝いては消えてを繰り返して、ぐるぐると回っています。

文字の輝きが湯舟の周りを3周ぐらいしたところで、洗礼の儀式が終わりました。

たぶん、おでこの棒に寄ってきた亡者たちもその夢で一緒に浄化されたんだろうな、という気分で目が覚めました。

目覚めると、いままでと変わらない日常です。
第三の目はまだ開いてはいないのでしょう。おそらくうまく制御できるようになるまで、夢とかで練習を重ねるのかもしれません。

赤ちゃんといえば、また別の面白い夢を見たのを思い出しました。

数年前に見た夢なんですが、そのときの夢の中の私は鎧を着た戦士のようでした。
国はどこだかわからない。けど、戦争で槍か何かで刺されて、命が尽きるシーンでした。

ドラマチックな死ではなく、本当にあっけなく死んでしまいます。苦しみもなく。

肉体は活動を終えましたが、意識はあるんです。
そして、意識体とでもいうんでしょうね、そういう存在になった私は、空に吸い込まれるように上昇して行きます。

すごいスピードで上昇して、あっという間に地球を離れて宇宙に出ます。
宇宙空間をも、どんどん進んで行きます。
どこまで行くんじゃい、と思っていたところに、どこからかアナウンスが流れてきました。

「到着です。ここは宇宙の果てです」

と言われると、確かになんとなく、どんづまりのような雰囲気もあります。
どんづまりの先には、青い光を放つ小さな穴が空いていました。

私はアナウンスの存在に向かって、「この穴はなんですか?」と聞いてみました。

すると、

「覗いてみれば分かりますよ」

と促されたので、私は言われるままに穴を覗いてみたのです。

「おぎゃー」

なんと、穴を覗いた私は別の赤ちゃんとして生まれてしまったのでした。

不思議で、面白い夢を見たというお話しでした。

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