康彦
日記 風呂に入り、もう後は寝るだけな事以外におよそ褒め所のない昨夜の私は、外からの風の全くの侵入を許さない温室でダラダラと汗をかいていた。 そんな男の元へ翌朝、公務員試験の最終試験の結果が送られてきた。ここに一筆したためる。 「己のような人間が、半年の努力の上で正規雇用を得られようなんてのは、悍ましくもぞんざいな自己陶酔の考えであり、愚かにもよもやと自分に期待していた自分に笑いも込み上げてこない。」 「自分で自分を侮辱するのがよほど好きなように聞こえる
「まあ○○君から大丈夫そうだね。」この感覚を覚えとこ。この言葉に傷つけられたり、いつか自分が、この言葉で誰かを傷つけてしまいそう。苦手な事をむちゃくちゃ努力してどうにか大丈夫にしている人間だっているんだ。でも、「大丈夫そうだね。」と言われるようになるまでの努力は見つけてあげたい。
凄い。#ショートショート で調べるといっぱい色んな人の作品が見れる。ちょっとずつ読んでみよう。そして書いてみよう。
「中学生の時に好きだった女の子の机にちょうどこれと同じくらいの大きさと場所に、恐竜の化石のような傷があったのを覚えている。」 「それは彼女が下敷きを敷く理由となっており、わたしはそれについて困っていると打ち明けてくれたのが初めての会話だった。」 「厳密にいえば、その机は彼女の机という訳ではなかったのだが、彼女が座るその机の所在は彼女にあるように思えた。あれはまだ教室にエアコンが取り付けられる前の蒸し暑い夏の日だった。」 「習熟度別にクラス分けが行われた。受験を前に真面目
かなり前に友達に宛てて書いた手紙を、ここに書いて、僕のnoteの始まりとします。 慎吾ちゃんへ。 暦の上に冬が立ちながら、背中にダラダラ汗をかいています。 体温の寒暖差は体の免疫を弱めるので くれぐれも体調にはお気をつけ下さい。 昨日、京都は出町柳の鴨川沿いでカップルが身を寄せ合い暖をとっていました。川沿いに並ぶ二人の横顔、その見つめる先には二人の将来を映し出すような曇りのない青空が映し出されていました。 これから鴨川来るたびに今日のことを思い出し、時間の流れを共有す